2023/11/11 19:15
全国矯正展のお知らせ

皆さま、ご無沙汰しております。
暑過ぎる夏と暑い秋が過ぎ、ようやく過ごしやすくなって来ましたね。
今日は久しぶりの活動報告として、全国矯正展(12月9~10日、国際フォーラム)のお知らせをしたいと思います。

クラファンで皆さまに多大なるご支援を頂いたおかげで、美祢のプロジェクトは軌道に乗る事が出来ました。
その後みとびらメイト達は、現地指導員の下縫製技術を高める為に、日々課題に向き合ってきました。
今回その努力が実って、全国矯正展に出展する事になりました(栃木刑務所のスペースをお借りします)。
「もの作りは豊かで楽しいものだ」というみとびらの精神が、みとびらメイト達の手を通して、製品として世に出る機会を得たのです。


ここまで来る事が出来たのも、「最初の一押し」をして下さった皆さまのお陰です。改めてお礼申し上げます。
全国矯正展でみとびらメイト達の努力の結晶を、手に取って頂ければこんなに嬉しい事はありません。皆さまのお越しを、心よりお待ちしています。


2023年のこれまでの活動をご報告します

美祢市新本庁舎に飾るタペストリーの制作をスタート(2023.06)

別府弁天池 美祢社会復帰促進センターがある美祢市新本庁舎の工事が始まっているのですが、その新庁舎に飾るタペストリーを「みとびら」で作ることになりました。
計画ではDOOR4期のセイブンさんが原画を描き、DOORでタペストリーに必要な布の加工などのワークショップを開催して、メイトさんたちの縫製で縫い合わせを行う予定です。

原画は美祢市の自然をイメージしたものになるとのこと。
美祢市役所さんの近代的な新庁舎にマッチするような作品ができるといいですね。

日本フィランソロピー協会×みとびら(2023.07)

みとびらは社会貢献の啓発事業などを手掛ける日本フィランソロピー協会さんに、大変お世話になっています。
去年は日本フィランソロピー協会さんの機関紙2022年10月号に、紹介記事を載せていただいています。




また、今回光栄なことにメンバー様へのお中元として、「みとびら」の商品を使っていただけることになりました。

採用された商品は下の写真の「クロスバックとポーチのセット」です。

これを励みに、メイトさんの商品が評価される場を増やせるよう、がんばっていきたいです。






アナスタシア・アルテメーヴァさんと対談(2023.07)

DOOR1期の藤井理花さんが関わっている、特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]が招聘している、アナスタシア・アルテーメーヴァ(紹介PDFが開きます)さんと対談する機会に恵まれました(7月22日オンライン)。
アナスタシアさんは日本の少年院の受刑者を支援する他の団体とも対談しており、日本の受刑者を取り巻く支援に大変関心をよせていらっしゃいました。みとびらとも同じような活動をする仲間として、何か一緒にできればいいですねとも、おっしゃっていただきました。

「見えない隣人プロジェクト、2015」
刑務所の外と内をつなぐプロジェクトの関連画像

 



美祢市タペストリー ワークショップ第1日目(2023.07)

東京都台東区にありますアズマ株式会社さんの3階をお借りして、作業をさせていただきました。
初めてみるバキュームアイロンや業務用ミシンなど、縫製作業に必要なものがここには全て完備されています。
そこに、プロの心強い先生方がついてくださり、安心感のある楽しさがありました。

20人で作業をする大変さはあるのですが、協力しながら何かを作るのは楽しいですね。

ものづくり、匠の技の祭典(2023.08)

 8月4日から3日間、東京国際フォーラムで「ものづくり・匠の技の祭典」が、リアルで開催されました。
みとびらプロジェクトのサポーターでもある、稲荷田先生のブースの一隅をお借りして、「みとびら」の商品「NIJUMU」を出品しました。

 


ブースでは会長の伊賀さん、理事長の佐藤さん、相談役の中田さんと内野さんにお会いする事が出来ました。
皆さまは、みとびらメイトの作品を手に取って下さり、縫製の良さを褒めて頂きました。





美祢市のタペストリー、東京制作過程のクローズミーティング(2023.10)

10月23日。秋雨が降る中、美祢市のタペストリー、東京制作過程のクローズミーティングが東京藝術大学で行われました。
3か月に渡り、自宅でパーツを作ったり、ワークショップで知恵を出し合ったり、ソーイングの先生に縫い方を教えてもらったり。
北は新潟県から、南は山口県まで「みとびら」のワークショップに参加していただき、DOORの期を超えた活動をすることができました。


丁寧にご指導下さった諸先生方、会場をご提供下さったアズマ株式会社様、藝大とDOORの田中先生、ご協力いただいたすべての方に感謝申し上げます。