2024/02/20 08:53

沖縄5日目。

当初の予定を変更して、伊江島に行くことにしました。 

TICO PLACEを開いて間もなくして来られたかたから、

「伊江島の平和資料館を思い出すわぁ。」

と言われたことがありました。

 「どんな所なんだろう?」 と、気になっていたものの、沖縄本島から飛行機でしか行けないと思い込んでいた私。 

お金もないし、今回は無理だなぁ。

と、思ってました。 

ところが、ガイドをしてくださった中山さんが「フェリーで30分だよ!」と、教えてくださいました!

 朝イチのフェリーに乗り、渡りました。

 ↓フェリーから見える伊江島 

下船後すぐにレンタサイクルを借り、目指すは、反戦平和資料館「ヌチドゥタカラの家」。

 途中、あまりにも美しい海に、寄り道。

↓珊瑚が砕かれてできた白い砂浜

 ↓ガマを作る岩場 


伊江港から10分も自転車をこげば、「ヌチドゥタカラの家」に。

 目に飛び込む言葉が、私の胸に突刺さります。 

↓一部の犠牲を払っての「発展」… 

↓非暴力 誠実さ

伊江島では、戦争で、島民の1/3の1500人もの住民が亡くなったそうです。 

空襲から逃げ惑い、その後は、米兵から逃げ惑います。 

そして、身を潜めたガマの中では… 

「赤ちゃんの鳴き声が敵に居場所を教える!」

 と、母親が抱く赤ちゃんを日本兵が、銃剣で刺し殺しました。ーーー 

↓戦後見つかったいくつもの遺骨

集団自決も起きました。 



伊江島の人々の苦しみは、戦後も続きます。

 島の一部を米軍が接収。軍事基地にしたのです。

 ↓農作物を育てる土地を奪われた伊江島の人々。 


伊江島の人々が、苦しみ、闘っている時に、日本本土は朝鮮戦争による経済成長に沸いていたのです。

 知らなかった…。

 知れてよかった。 

これから、忘れずに生きていきます。

 ↓城山(伊江島タッチュー)から