2022/12/23 12:00

皆様一人一人のお力添えのおかげで2022年の撮影会が無事に終了、
今年のすべての活動が12月で終了することができました。
心からお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

ここに、2022年の事業報告をお知らせいたします。

来年2023年も撮影会実現を向けて、多くの方にこの活動を応援してもらえるよう
事務局始め関わって下さるスタッフ共々励んで参ります。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

2022活動報告

2022年で4回目の開催となる相模原市七五三・成人式撮影会ですが、今年は初めての試みで
関わる技術スタッフ、一般ボランティアの皆様向けにボランティア説明会を開催。この活動の趣
旨や想い、どんなことを私たちが地域に対して行うのかを説明しました。そして10月の撮影会
開催後12月4日に最終活動であるボランティア報告会も開きました。

その甲斐あってか、今年の撮影会はご参加者様が増えたにもかかわらず、会場の混乱もなく、逆
に例年以上のお礼状、感動や笑顔が生まれ、とても暖かく関わるすべての人間が明日への活力と
元気を得られた回になったと感じています。

経済的格差なく、すべての子供達が社会の宝だということを、この活動を通して子供達や保護者
の皆様、そして関わって下さるご支援者の皆様、地域社会に広く伝えていくとともに、一人一人
のできることで互いを助け合うことの素晴らしい社会環境の一助になれば幸いに思います。

ご参加者様の声やストーリー

・子供達の嬉しそうな顔を見て本当に嬉しかった。今生きていることに感謝、
これからも何にも負けずに頑張っていく自信となりました!
   (やってあげたくてもできなくて親として情けないと嘆いていたひとり親の方)

・経済状況が悪化してお祝いなんて余裕がなかったけれど、こうしてプロの皆さんに綺麗にして
   もらえて、心もキレイになった気がします。一生の宝の時間になりました。

・精神障害で心身が傷ついていたお嬢様、しゃがみこんで入り口にも入れなかった。
お支度中話すことも目を上げることもままならなかったが、撮影後は母親の目を見て
「お母さん22年間ありがとう」と感謝を述べ、スタッフにもお礼を言ってご帰宅された.

・子供達との約束がやっと放たせました。本当に感動しました。嬉しくて泣けました。この先も続けていってほしい

ボランティアからの声

・私自身1人親で苦労があり子供に十分にしてあげられない負目があった時代もありました。
しかしこの活動を通してヘアメイクして着物を着て撮影する子供達の笑顔を見て,笑顔は本人
   にもお母様の頑張れる活力になるんだと改めて実感し学びました。

2022年の活動実績


月活動回数活動内容1月4回●2022 年実施に向けての事務局周り
→助成金探し、スポンサー探し、事業説明、2月4回●2022 年実施に向けての事務局周り
→助成金探し、事業説明、相模原市行政との打ち合わせ3月
4回●2022 年実施に向けての事務局周り
→助成金申請、事業説明、相模原市協働申請と打ち合わせ4月10回●2023 年実施に向けての事務局周り
→スポンサー探し、事業説明、相模原市行政との打ち合わせ
●ホームページ作成、地域社会問題啓発活動スタート5月10回●2022 年実施に向けての事務局周り
→スポンサー探し、事業説明、相模原市行政との打ち合わせ
●ホームページ更新、地域社会問題啓発活動6月10回●2022 年実施に向けての事務局周り
→スポンサー探し、事業説明、相模原市行政との打ち合わせ
●広報活動
●ホームページ更新、地域社会問題啓発活動7月10回●2022 年実施に向けての事務局周り
→スポンサー探し、事業説明、相模原市行政との打ち合わせ
●広報活動
●ホームページ更新、地域社会問題啓発活動8月10回●2022 年実施に向けての事務局周り
→スポンサー探し、事業説明、相模原市行政との打ち合わせ
●広報活動
→新聞各社、ラジオ、地方紙、自治体、商店街
●ホームページ更新、地域社会問題啓発活動9月15回●2022 年実施に向けての事務局周り
→スポンサー探し、事業説明、相模原市行政との打ち合わせ
●広報活動
→新聞各社、ラジオ、地方紙、自治体、商店街
●ホームページ更新、地域社会問題啓発活動10月10回●ボランティア説明会1回実施
●七五三撮影会1回実施 (相模原市緑区合同庁舎 集団指導室)
七五三 26名   保護者5名
●成人撮影会1回実施 (相模原市緑区合同庁舎 集団指導室)
成人  17名   保護者3名
撮影合計者数 51名
●事務局 撮影会準備、協賛品募集、報告
●ホームページ更新、地域社会問題啓発活動11月15回●撮影会以外での対象者対応撮影実施
●写真加工、印刷、台紙準備、装飾梱包、発送作業
●ホームページ更新、地域社会問題啓発活動12月4回 ●ボランティア報告会実施
●反省会と次年度計画
●ホームページ更新、地域社会問題啓発活動
●報告書作成、各支援者、企業、団体さまへご報告


●効果

行政が告知をサポートしてくださったおかげで、図書館や公民館、子供センター、児童館など対象者が使う公共機関でこの撮影会を知った方の参加が増えました。前日の夜まで参加の連絡などに対応をした。また初のボランティア説明会を行ったことで、撮影会当日がどんなことが起こるのか、どんな配置でどんな動線なのかを全員が把握、ご参加者様を気遣うことが出来たために、多くの感動ストーリーそして感謝のお手紙や差し入れをいただいた。貧困家庭が増えることは喜ばしいことではないが、必要な方々に勇気と希望、未来への自信につながる子育て支援になっていると思います。

●課題

緑区だけでなく、相模原全域を対象としていることを広めていく必要があると、ご参加者様たちの声を聞いていると感じました。次年度は中央区で場所をご提供いただけるように行政と掛け合っていきたいと思います。

参加者が増える分、撮影会当日のタイムスケジュールを考慮すると、ボランティアや技術者スタッフも増員、そのための人件費や運営費が倍以上になることがわかりました。相模原の企業様にスポンサーになってもらえるような広報活動が必要になったと感じています。

後援

・相模原市
・相模原教育委員会
・相模原自治会連合会(回覧板にて掲載いただきました)

メディア掲載              

・橋本情報誌 めぐり報
・タウンニュース 中央区
・ショッパー
・神奈川新聞
・読売新聞 
・ヤフーニュース
・FMさがみ 竹中通義モーニングワイド
・FMヨコハマ DJ光邦ちょうどいいラジオ


2022年 事業報告書提出先

●後援の相模原市、教育委員会、自治会連合会
●社会福祉法人相模原市社会福祉協議会
●公益財団法人 かながわ生き活き市民基金


助け合い基金他団体様からの応援メッセージ


・着物を着て写真を撮るというのは、「特別なこと」で、お金に余裕がないと我慢すること
になりがち。親も子も、あきらめてしまいがちなところを実際体験できると、やはり自信
になるのだなとわかりました。「生きててよかった」というほどの感想もあったとのこと
ですから、単なるぜいたくではなく、ココロに働きかける支援活動の一つとなりうるのだ
と、今回実感しました。

ご協力企業様・団体様・個人の皆様


・タジマヤ 相模原市店
・大道舎
・魔耶写真館
・出張着付け、着付け教室のキモノワールドライフ

・一般社団法人相模原市ひとり親家庭福祉協議会
・公益社団法人 相模原・町田大学地域コンソーシアム
・さがみはら市民活動サポートセンター

・相模女子大学  社会マネジメント井坂先生ゼミ生
・相模女子大学 英語文化コミュニケーション小泉先生ゼミ生
・東京工芸大学 芸術学部写真学科上田先生ゼミ生

*その他個人の多くの皆様からもご支援をいただきました。

チラシ配架ご協力公共施設

・相模原市内 全ての児童館
・相模原市内 全ての子供センター
・相模原市内 全ての公民館
・相模原市内 全ての図書館
・相模原市内 全てのまちづくりセンター
・サンエールさがみはら
・相模原市男女共同参画推進センター ソレイユさがみ
・相模原市立 市民・大学交流センター ユニコムプラザさがみはら
・さがみはら市民活動サポートセンター


チラシ配架ご協力店舗


・中華料理「道」(相模原市中央区)
・手作りシチューの店 ハックルベリー様(相模原市中央区)
・インドの恵(相模原市緑区)
・ビストロマサ極(相模原市緑区)
・江戸前寿司ちかなり(相模原市中央区)
・つるや呉服店(相模原市中央区)
・相模原産業創造センター(相模原市緑区)
・日本料亭 小田原屋(相模原市緑区)
・佐藤歯科(相模原市緑区)

着物寄贈

・大和市在住 橋本様 7歳着物

・川崎市在住 潮田様 5歳羽織袴

・相模原市鵜野森在住 金澤様 3歳着物被布


2023年お祝い撮影会実施に向けてのお願い

『着物de文化フォト未来事業』は多くの皆様の暖かい寄付にて毎年撮影会が
開催できています。困難な社会の中でも子供達の笑顔と希望が未来に咲くよう
ご支援いただける個人様、企業様、団体様はどうぞ下記までご連絡いただけま
すようどうぞ宜しくお願い申し上げます。

寄付金 お受付:kimonofoto.mirai@gmail.com