2023/11/16 08:00

皆さま、こんにちは!

寺子屋てらあ代表の堀内菜々美です。

皆さまからのクラウドファンディングのご支援で、とびっきりの自然体験プログラムを実施することができましたので、ご報告させていただきます。


(1日目)

10月16日、参加者みんなで大阪駅に集合し、バスに乗って出発!

バスレクは教育大のスタッフが考え、大盛り上がり。


今回の自然体験プログラム、舞台は「三重県紀北町」。

ここは海、山、川、すべてが美しく、自然を味わえる素敵なまちです。

写真にある「けいちゅう」は、もともとあった中学校をリノベーションして宿泊施設になった場所。

今回はここで子どもたちと一泊しました。


紀北町に到着して最初のアクティビティは、海釣り体験!

初めて釣りをする子も多く、現地の人のお話を真剣に聞きながら釣りを楽しんでいました。

「釣れたー!!」という声があちこちから聞こえて、満面の笑みで釣った魚を見せてくれました。

コツをつかんだ高学年の子が低学年の子に、「こうするといいよ!」と優しくアドバイスする姿も。


雨が降ってきたので、釣りが終わった後は宿泊施設にある体育館で思いっきり遊びました。

ここではあえてスタッフから遊びを決めることはせずに体育館に向かうと、たちまち子どもたち自身で体育館にあるものを使って遊びを決めて、ルールを決めて楽しんでいました。


たくさん遊んだ後は、夕食のカレーづくり。

施設内にある家庭科室を利用して、自分たちの食べる夜ご飯をつくります。

安全面には目を配りつつも、始めからレシピを伝えることはせず、自分たちでつくってねと伝えました。

「何からすればいいんだっけ?」とドギマギしつつも、カレーを作ったことがある子が、「まずは野菜から切り始めよう」と言い、なんとか自分たちで完成させました。


その横では、現地の方が釣れた魚を持ってきてさばいてくださりました。

子どもたちが釣った魚も唐揚げに!


自分たちでつくった夜ごはんはおいしかったようで、おかわりする子がたくさん!






ごはんを食べてお風呂に入ったあとは、お部屋で遊んだり、おしゃべりをしたり。

たくさん遊んで疲れたのか、スタッフが想像していたよりもすぐに寝静まっていました。(笑)



(2日目)

こどもたちの朝はとても早く、スタッフはたたき起こされました...!

朝ごはんを食べた後は、紀北町のまちを散歩しに出かけました。

すっかり晴れて、海も美しく、子どもたちは大はしゃぎ。

「散歩」のはずが、1人、2人、と靴を脱ぎ、足、ひざ、太もも、と濡れていき...

全員思いっきり海と遊んでいました。

まさかの全員びしょ濡れで帰ってくるとは...!!

まさかの全員びしょ濡れ事件で、宿泊施設に戻ってきて、大急ぎでシャワーをしました。(笑)


そんなこんなでドタバタな午前中を過ごした後は、

バスに乗って、奇跡の川と言われる「銚子川」に向かいました。

到着して銚子川を見たとたん、子どもも大人も「うわあ!」と思わず言ってしまうほどの美しさでした。

水切りをしたり、日向ぼっこをしたり。

川に石を投げるだけの遊びですが、飽きることなくひたすら遊んでいました。


続いては、高塚公園展望台。

少し山を登った先に、紀北町を一望できる展望台があります。

道の途中では、栗を見つけて拾ったり、鳥の鳴き声に耳を傾けたり。

展望台からは、さっきまで近くで見て遊んでいた海を遠くから眺めました。


紀北町のまちや現地の方々にありがとうを伝え、

全員で無事に大阪駅まで戻ってくることができ、自然体験プログラムは終了しました。


(最後に)

今回の「寺子屋てらあ 秋の自然体験ツアー2023秋」の企画・実施を通して、たくさんの学びや喜びがありました。

本来は夏休みに実施する予定だったのですが、直前に台風で延期となり、10月の実施までにたくさんの方々に支えていただきました。

宿泊先のスタッフの方、現地の住人の方々、道の駅の食堂の方、バス会社の方々、寺子屋スタッフの仲間たち、その他にもたくさんの方々とともに、どうしたらより充実した体験を子どもたちへ届けられるか、たくさん相談して実現させることができました。

1泊2日を思いっきり楽しんでくれた子どもたちへも感謝です。

保護者の方から、「週末に家族で釣りに行くようになりました。」「魚を食べるようになりました。」「すごく楽しそうに三重での体験を話してくれました。」など、たくさんのメッセージをいただき、実施できてよかったと心から思います。

最後に、あらためてクラウドファンディングのご支援をいただいた皆さま、ありがとうございます。

これからも皆さまと、子どもたちの大切な子ども時代の体験をつくっていけたらと思います。

今後とも寺子屋てらあをよろしくお願いいたします。


堀内