2023/03/13 14:05

こんにちは。インターンの池田です。
本日で「空爆が続くミャンマーへ。教育支援で子どもたちに明るい未来を。」は11日目を迎えました。 現時点で15名の方にご支援いただき、目標の7%を達成しております。 支援していただいた皆様有り難うございます!キャンペーンも中盤にさしかかって参りました。「2年たっても忘れていないよ。」という気持ちを形にする支援に、今後もご協力お願いします!

本日は、地元メディアが報道しているニュースをご紹介します。日本で少数民族に関する報道は少なく、彼らの身に起こる出来事を知る機会は少ないのではないかと思います。私達もミャンマーについて日々知るべく、ミャンマーに関する情報を集め、学ぶようにしています。今回は、「The Irrawaddy」 というタイへの亡命者が設立したミャンマー含む東南アジア全般に関するニュースを扱うメディアの報道を取り上げます。

内容は、国民統一政府(NUG)女性・青少年・児童担当大臣へのインタビューです。
大臣は、500 万人の子供たちが緊急に支援を必要(国際連合の報告より)だと述べ、紛争地の子どもたちの未来を案じています。紛争地の子ども達は命の危険にさらされていることはもちろん、精神面と健康への問題が連鎖しておきるそうです。 結果、彼らの学校教育も妨げられ、将来国を背負う子供たちが育たないことは、国としての未来を失うことだと話しています。 さらに大臣はインタビューの中で、カレン州とカレンニー州 (カヤー州) を訪問し、避難キャンプにいる多くの子供たちに出会ったことを語っています。民間の支援者が学校を開き、彼らに食料を提供していたのを見たそうです。しかし、避難キャンプに対する政権の意図的な攻撃が起こっており、毎日のように子供の犠牲者が出ています。 この状況を踏まえ、子どもを守るために、大臣が最優先すべきとするのは、学校や病院を標的にした軍の残虐行為の停止です。
次に、 ①医療サービスと教育の場の提供
    ②子どもの能力開発を行うプログラムの実行 が必要であると話していました。

 以上、地元メディアのインタビュー記事からNUG大臣の視点からみた支援の必要性をお伝えしました。
※ 記事の全文はこちらをご覧下さい。
https://www.irrawaddy.com/in-person/interview/myanmar-facing-lost-generation-of-children-under-military-rule.html

皆さんは、どんな印象をもたれたでしょうか。インターバンドでは、これまでも緊急支援物資を届ける活動を行ってきましたが、教育などの精神的なサポートが、子供にとっては物資と同じくらい必要であると感じました。今後も、日本では伝えられない現地情報を集め、ミャンマーや世界でおきている問題と向き合っていきたいです。是非、今後の現地情報にも関心をもっていただけると幸いです。