2023/03/25 17:52

こんにちは。インターンの池田です。

 クラウドファンディングキャンペーン「空爆が続くミャンマーへ。教育支援で子どもたちに明るい未来を。」は終了まで残り1週間となりました! ここまで、応援して下さった皆さん、ミャンマーについて知って下さった皆さん有り難うございます。私達と一緒に最後の1週間を駆け抜けましょう! 

今週は、キャンペーン終了までのカウントダウンと同時に、キャンペーンに携わる学生インターンの紹介をします。 私達の思いを精一杯伝えて参りますので、受け止めていただけると嬉しいです!
メンバーインタビュー第1弾を飾るのは、広報担当して頂いている野地ひよりさんです。
野地さんは支援への熱い思いをもち、皆が頼れるオールマイティーです!
私自身も気になること率直に聞いてみましたので、どうぞご覧下さい↓

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Q. まずは簡単に自己紹介をお願いします! 

A.学生インターンの野地ひよりです。2022年に卒業しましたが、大学では理学部宇宙物理・気象学科に所属しており、その名の通り、宇宙や気象の物理を学んでいました。今回の キャンペーンでは、活動報告やSNSの更新などの広報活動を担当しています。 


Q.インターバンドに関わる前と後で、国際協力やミャンマーへの印象はどう変化しましたか? 

A. そうですね。実際、大学生の時は、恥ずかしながら、ミャンマーのクーデターの話など全く知りませんでした。しかし、実は昔から、戦争地における人権には興味がありました。理不尽に人が苦しんだり傷つけられたり命を落とす、疑問と憤りのような感情を持っていました。中・高生になると、一旦興味が外れてしまいましたが、一昨年、苦しむ人たちの力になりたいと思いたち、まずは行動!と思ってインターバンドに参加しました。その時初めてミャンマーでのクーデターについて知りました。ミャンマーについて知っていることといえばアジアだなくらいでした。ミャンマー超初心者です。 活動していくうちにミャンマーについての知識も少しはついてきましたが、国際問題の複雑さを痛感しました。政治・文化・歴史・宗教など、紛争の解決が難しいとされているわけを活動を通して学んでいます。さらに紛争は、終結後も教育、経済、人々の心すなわち未来にも影響を与えます。武力紛争は実際に武力行使が起きている時間だけではないということも学んでいます。 


Q.野地さんは、インターバンドが前回行ったクラウドファンディングにも参加されていましたが、支援が届いた時に感じたことや支援のやりがいを教えて下さい。

 A.前回のクラファンが立ち上がる前に行ったイベントで、ミャンマーのある学生が「支援よりも関心が欲しい」と言っていたと聞きました。これは一つ前の問の答えでもありますが、人道支援ってお金や物資を届けるだけじゃないんだなと衝撃を受けました。 学生時代、一人暮らしをしていたため、コロナ禍になって外に出られず、人に会えない生活が続くと、孤独を感じてしまいます。特に、SNS等でのコミュニケーションも得意ではない私にとっては、「誰も私の存在を心に止めていない」という感覚があり、その時の私とミャンマーの学生の言葉がリンクしました。 また、漫画「ONE PIECE」で、「人はいつ死ぬと思う?…人に忘れられた時さ」というセリフがあります。同時にこの言葉を思い出し、鳥肌が立つほどの衝撃でした。 彼らは、生きるための物資ももちろん必要ではありますが、私たちの関心を必要としている。それこそ私たちが紛争地から離れていてもできる支援ではないかと感じます。 私は、この活動を通して、人の温かさ、「忘れていない」という心を伝えられると思っています。支援物資とともに、そんな温かさを届けられることが、私にとってのやりがいです。


 Q.今回の支援活動でも、中心メンバーで主に広報として活躍されていますが、活動の中で心がけていることはなんですか? 

A.先の質問でも答えたように、広報活動で現地からの声や現状を伝えることで、皆さんにぜひ関心を持っていただきたいと考えています。 皆さんは、街頭に立って募金を募る人たちをみてどう思いますか?正直、私は、辛いのでやりたくないと思ってしまいます。「他人にお金を恵んでもらう」みたいなイメージさえ持っていたこともあって、募金を募る側になるのは、正直あまり好みません。 ですので、私は、知ってもらうこと、興味を持ってもらうことを目標にしています。最近は、ミャンマーの事態に対して大々的な報道もほとんどなくなり、大学時代の私のように、普通に生活していたら知らないことかもしれません。そんな人たちにまずは、知っていただくため、広報班としては、注意をひくことをテーマにしています。 


Q.最後に、皆様にメッセージをお願いします! 

A.これまで、インターバンドの活動を応援していただいた方に、まずはありがとうござます。キャンペーン中、行き詰まってた時には、皆様の応援メッセージやSNSでの反応が力をくれていました。皆様のおかげでここまで進めてこられたこと、大変ありがたく思っています。 今回のキャンペーンに向けて、現地から動画が送られてきました。その中では、中学生くらいの子どもたちが、空爆が続いているにもかかわらず、避難民キャンプが足りず、親はまだ村に残って生活していて、家族や家が心配だと話していたことをまず皆さんに一番伝えたいです。そして、ぜひ、1人でも多くの方々の「忘れていない」という気持ちを私たちに託してください。 


回答ありがとうございました!

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素敵な思いを聞き、私自身も感化されて、広報頑張ろうと思いました♪
明日以降も、運営メンバーの紹介が続きます!お楽しみに!