2018/06/21 19:56

大阪は豊中市蛍池で月1回開催している「団欒こども食堂」です。調理からこどもたちが積極的に携わり、集金や配膳、最後の掃除まで大人の見守りのもと主体的に取り組む参加型のこども食堂です。古い平屋のお座敷ならではの温かな食卓風景が特徴で、大人同士も自然と交流が生まれます。食事のマナーやしつけも、集まったみんなでやるのがモットー。親が言ってもなかなか直らない偏食も、別の大人に言われてみんなで食べてみると直ったりするから不思議です。食後はアナログゲームなどをして、賑やかに過ごします。参加費は大人300円、こども100円、未就学児は無料です。限定30食。

 

「家族が揃って食卓につくことが少なく、温かな料理をみんなで食べてほしい」と、シングルマザー当事者同士で立ち上げました。ひとり親家庭では、こどもの自立は急務です。親が仕事で帰れない時、具合が悪くなった時、自分で簡単な調理ができるくらいの生活力を身に付けてほしいと願っています。そこで「団欒こども食堂」では、食材の下準備からこどもたちが携わります。小さな子でも大人のサポートのもと、包丁持ってクッキングをします。普段は親がパッとやってしまった方が早いし台所も汚れないので、親子で料理をする機会がないという家庭でも、ここでは我が子・よその子の区別なく食育もマナーも、集まった大人みんなでやります。野菜嫌いの子でも、自分で切ったらおいしいねー!と笑顔になっておかわりします。

 

「団欒こども食堂」では、毎月の献立を固定せず、いただいた食材などを上手く活用してチャレンジングなメニュー作りに取り組んでいます。いかに低予算でかさ増ししつつ、栄養バランスや彩りのいい献立にするか、みんなで考えて工夫するのも楽しみのひとつです。また、外国人スタッフもいるので、本場のメニューに挑戦することもあります。食を通した異文化交流も、これからもっとやっていきたいです。

 

こどもたちが調理に携わるということで、衛生面には特に注意を払っています。また、包丁を持つこともあるので、安全面にも配慮しています。ですが、万が一のことを考えて、保険は必要です。また、校区のこどもたちが安心して一人でも参加できるために、さらに保護者の方や先生、こどもに携わる方々に自信を持って「行っておいで」と推薦してもらえるようにするためにも保険の必要を感じています。

母体である「団欒長屋プロジェクト」という団体は、こどもを中心とした多世代交流の拠点を作っています。地域で孤立しがちな子育て世代やリタイア世代の方々に気軽に来てもらえる食堂を目指しています。このようなネットワークに参加させていただき、連携を深めて各々の地域で子育て力を上げていければと願っています。ご協力よろしくお願いいたします!

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