2018/04/17 13:50

ある日の出来事。
ライオンの隠れ家に暮らしているある男の子が、心が壊れてしまって奇声をあげた。心を落ち着かせる方法として、自律神経を調整する神門という耳のツボをマッサージしながら呼吸を合わせていっしょに深呼吸をしてあげる。
落ち着いたら手を引いて、川沿いへ散歩へ連れ出し、気持ちよく泳ぐ鴨を見ながら、『鳥さんや、木や空を見てたら、本当の自分に戻れるでしょ?』
『あ!8羽もいたよ!』と笑顔を見せてくれる。

古民家に戻ってしばらくして窓から外を見ると、今度は自分から弟の手を引いて、自分がしてもらったのと同じように、散歩に連れて行ってる姿が見えた。
子どもは大人の行動をただ真似している。大人の真似を。

今日のことを忘れないで欲しい。
人間はちゃんと、自分で自分の心を落ち着かせることができる。

本当の君はとても優しい。
どうか君の人生が愛に満ちたものになりますように。