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【東京医大等入試問題】全国2万人の当事者とともに、被害の実態を明らかにしたい!

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現在の支援総額
711,000円
パトロン数
60人
募集終了まで残り
10日

現在23%/ 目標金額3,000,000円

このプロジェクトは、All-In方式です。
目標金額に関わらず、2018/11/23 23:59までに集まった金額がファンディングされます。

 医療の入口となる医学部入試でいままで隠されてきた不正が発覚、他複数の大学でも差別的な入試が慣行となっていたことが明らかになりました。被害の実態を明らかにすることで情報の開示と被害回復につなげていきたいのですが、交通費や弁護士費用等経費が足りません。みなさまのご協力をお願い致します。

▼概要

医学部入試で裏口入学を巡る贈収賄事件が発覚したことを端緒に、いままで隠されてきた入試における不正が発覚、他複数の大学でも不適切な入試が慣行となっていたことが明らかになりました。
その根拠としてとして、「女性はどうせ長く働けない」、「多浪生や他の職種からチャレンジしてくる人はどうせ後で伸びない」という差別的考えが挙げられています。また、出身校の種別や、事情により高校が卒業できず高校卒業程度認定試験を経て医師を目指す人に対する差別があったことも追加調査によって判明しました。

 

確かに現在の医療の現場に労働の問題はあります、しかしその解決策を入試で、しかも差別という形で学生に求めるのはおかしくはないでしょうか。

 

 我々は性別のみならず、あらゆる不当に隠された差別に反対します

我々は当事者であり支援者です。

被害回復を通じて透明で公正な医学部入試を実現させ、未来のより良い医療につなげます。

 

医学界では常識だったと不正を正当化させないために、当事者自身も人任せにせず実名で立ち上がりました。支援者とともに被害の回復と透明で公正な医学部入試の実現を求めていきます。

これまで支援者と当事者が手を取り合い、被害実態を明らかにしていくことで大学に情報公開と差別を撤廃して被害の適切な回復を求めてきました。今後全国に散らばった被害者と面会を重ねて差別と不正の全容を明らかにすることで、さらなる情報の開示につなげていきたいのですが、交通費等の調査費が足りず皆様のご支援が必要です。


医学部入試は医療の入り口でもあります

多様性に満ちたより良い医療を実現していくためにも、みなさまの協力をお願いいたします。

 

会が発足した経緯

医学部入試で裏口入学を巡る贈収賄事件が発覚したことをきっかけに、女性と年齢という属性で差別入試が行われていたことが明らかになりました。

「性別と年齢で一律減点」という最初の報道に、怒りを表したい人々が多く集まったことをきっかけに、支援者の代表が「当事者は声をあげてほしい。弁護士と共に声をあげていこう」という声をtwitterなどで呼びかけました。これに応じた複数の当事者が声をあげて集まりました。


当事者の声は様々でした。

現役の女子学生は「これは怒っていいことだとも思わなかった」と言いました。そのくらいに「医学部受験は女性に不利」というのが定説になっていたから、と。また「ここだけではない。女性にだけ面接で結婚や妊娠について聞いてくる大学がある」と面接での女性差別体験を語る女性もいました。厳しい経済状況のなか医師を目指してきた受験生は「家庭が貧しくても、親戚に医師がいなくても、努力すれば入れるのが入試だったはずだ」と怒りを露わにしました。21才で医学部を初めて受けた男性元受験生は「初めての受験でも、年齢ではねられるというのは、医学部入試ではよく言われていた。そういう中でも諦めずに机に向かってきたのに」と、体験を話してくれました。様々な「噂」はある。それでも頑張れば、点数さえ取れば、面接で失敗しなければ、道は拓けるのだ、と信じていたから。しかし、「噂」は真実でした。


発端になった医大は、二次試験において一律全員の点数に0.8をかけ、その上で現役・一浪男性には20点、三浪男性には10点を加算しました。女性と四浪以上の男性には一律加点無し。その点数に何百人も密集する世界で、削られたままの20%減点の残酷さは、筆舌に尽くしがたいものがあります。「噂があることは全く知らなかった。医学部入試は公平だと信じていてたので、自分が今まで習得してきたITの技術を医療に役立てたいと思って受験したが2次試験で何故か毎回落とされていた」という再受験生もいました。


現役の医学部生や浪人生にとって、絶大な権力のある医大に対し声をあげるのは非常に重い決断です。
それでも当事者が声をあげたのは、「自身の将来の職場が女性差別・年齢差別を容認する場であってほしくない」「医師を目指そうとしている女の子たちを絶望させたくない」「多様性が合ったほうが多様な患者にあわせた医療が届けられる」という声でした。
私たちはその声を医療界にしっかり届け、そして彼女・彼らが受けた損害を回復して透明で公正な医学部入試を実現させ、「東京医大等差別入試問題を考える当事者と支援者の会」を立ち上げました。現在120名以上の元受験経験者たちが会に集まっています。

 

▼これまでの活動

会の立ち上げのきっかけとなった医大前での抗議運動を経て、連絡をくださった当事者のみなさんと面談を重ね、複数の医学大学や予備校、消費者機構日本など、各方面に取材を重ね意見を提供しています。


並行して東京医大への質問状送付、文科省への要望書・質問状送付、二度に渡る文科省へ当事者の声を届けるための面談を行いました。

2次被害を恐れて実名で東京医大に請求できる当事者がほとんどいなかったため、現在医学生となっている当事者の一人が福島県立医科大学の同級生に呼びかけをして9月23日に集会を開き、大学を訪問した弁護団が実名の委任状を集めました。これらは東京医大の第三者委員会への情報開示と被害回復をもとめる要望書となり、送付され10月23日に発表された約50人の追加合格につながりました。

これにあわせて、当事者が慣れたツールで支援者に相談できるようにLINE@の無料相談アカウントを開設しています。

 

 

※第三者委員会へ当事者32名の委任状を持った河合弘之弁護人が「当事者でしか分からない視点」をもとに厳しい調査をするよう依頼しました。写真は当日の記者会見の様子です。

 

▼みなさまにご支援をお願いする理由

文科省の調査により、東京医大女性や年齢による入試差別が行われていた他医大の名前が明らかになってきました。昭和大学医学部は記者会見を開き年齢差別を認め、また順天堂大学も11月には調査報告を発表するとしています。

当事者の多くは最初から「東京医大だけではない」と話していました。むしろ明確に他大学の不正も明らかにしたい、という思いを強く語られていました。「証拠はない、だけれど、ずっと変だと思っていた」。そういう当事者の実感が、ようやく事実解明する手前まできたのだと思います。

もはや、1つの医大の問題ではなく、医学部入試全体の問題へと拡大したのです。

 

これに伴い明らかになった被害は拡大してきています、10月23日に発表された東京医科大学の第三者委員会中間報告書では性別・年齢に加えて出身校の種別や、事情により高校が卒業できず高校卒業程度認定試験を経て医師を目指す人に対する差別があったことも追加調査によって判明しました。

 

最初に明らかになった大学はは2006年からの不正を認めていますが、12年以上の不正を考えると、差別の対象者となっていた女性受験者・多浪受験生の数から推定される被害者数は2万人は下りません。また被害者は全国にいます。今も私たちのもとには、沖縄から北海道まで、医大を諦めた人から、現在医大に通っている方まで多くの方から声がよせられています。

"被害回復を通じて透明で公正な医学部入試を実現させてより良い医療につなげる"

ために当事者の声をまずは丁寧に聞き取り、被害の実態を明らかにしていくことが求められています。そのために、私たちは今、当事者の声を聞き、彼女・彼等の被害実態、そして希望を聞き取っています。

社会正義を実現するために当会弁護士団は、他の団体と異なり被害回復のための最初のステップである情報開示・成績開示の要求に対しては弁護士費用を一切請求いたしておりません

このため、全国にいる被害者に弁護士と支援者が直接会い、また被害者が上京できるための交通費・実費を捻出するため皆様からサポートいただきたいと思っています。

 

※被害者は多様です。今、医学部受験生もいれば、諦めた人もいる。浪人中の方も少なくありません。その方たちの被害パターンをわけ、どのような保障が可能なのか、どのような被害実態があるのかを表にしました。ここにあてはまらない方もいるでしょう。医学部受験という非常に複雑な制度の中で、ブラックボックス化している女性差別・年齢差別を明かにするためにも、当事者の声は最も重要です。

 

 

▼資金の使い道

被害実態を明らかにするための調査実費 

全ての被害者の方に会って話を聞くためには、膨大な交通費がかかります。
2万人の被害者のうち、半分以上は東京以外で暮らしていると想定されますが、1/10の、少なくとも100人に会って話を聞くために、300万円(新幹線や飛行機での訪問に3万円(往復)× 100人)の実費が必要です。

▼リターンについて

会からの直接のお礼・報告書メール送付・イベントご案内・報告書でのクレジット掲載(ご希望の方)

▼支援者代表あいさつ

「女性は体力がない」「妊娠・出産などで戦力外になる」などという理屈で差別を正当化し、「年齢を重ねた男性は伸びない」などという理由で差別を正当化する。どちらも差別者の顔は同じです。自分たちと似たような顔(=自分たちが認める一定のグループ)を集め、多様性を排除していく組織の論理は、差別を正当化し構造化し再生産していきます。そのような状況に共に声をあげ変えていくことによって、多くの人がより生きやすく、努力した人が正当に評価される社会をつくるために必要な一歩です。


女性当事者の中には、「女性への差別はもちろん許せないが、今回の差別は女性だけの問題ではない」「女性であり、多浪生である私にとって、多浪生への差別は他人事ではない」という方もいます。男性当事者からも「年齢差別だけでなく、女性ということだけで差別するのは許しがたい」という声が届いています。どういう形であれ、「差別」が「入試」で行われてはならないと私たちは考え、その根絶のために行動していきます。
皆様のお力をお貸し下さい。                               

代表 井戸まさえ 北原みのり