社会問題と向き合う人のクラウドファンディング GoodMorning

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このコミュニティについて

「障害」は社会にあります。
「障害者」はそれに直面しています。
                                    

あなたには、障害について識る機会がありますか?

「障がい」という言葉を聞いて、思い浮かぶのはどんな事でしょうか。
「目が見えない」
「立つ事ができない、困難で車いすを使用している」
「他の人と同じ方法で、物事をこなせない」

これは「障がい」なんでしょうか?
確かに体や心、脳の機能によって何かができない、困難だという人がいます。
ですができない事それ自体が「障がい」なのではなく、その人たちのために
他の方法を提示できない、社会のほうに障害はあるのです。

「目が見えない」「立つ事ができない、困難で車いすを使用している」などといった事は全て
「機能の違い」であって、それは決して「障がい」ではないと、私たちは考えています。

では本当の障害とはどんなものなのか?
直面する人たちの立ち位置に立つと、はじめて感じる事があります。

普段、気にも留めない段差。
商品棚から好きなものを選び、買い物をする事。
定められたマニュアル通りに、仕事をする事。


直面する人の立ち位置で感じる、社会にある障害。
それに気づき、考える。あらゆる人が共に暮らす、社会について。

「gente(ヘンテ)」は「人を通して障害を識る」フリーペーパーです。

『gente』を創り続けたいんです。
だって絶対、「         」から。
                                    

この「     」には、いろんな言葉が入ります。
「知ってほしい/必要だ/他にない/興味深い」

あらゆる人が、同じ社会で暮らしています。
でもそこに、障害に直面する人がいて、それに気づけない。そのままでいいんでしょうか?

気づけなければ、それは「無い」のと一緒です。
気づかなかったら、何も出来ない。他人にも、自分の番が来たとしても。

誰でもある日、何かの理由で突然、障害者になるかもしれない。
それは自分か、家族か、友達か、解らないけれど。
それでも知る必要はないって、言えますか?
関係ないって、言えますか?

直面して初めて、障害がある事に気が付きます。
障害者だけが感じている社会があります。

それを「識る」ために、『gente』は人を取材します。
その人の経験や考えを通して、「障害を識る」

それは同じ社会に暮らすうえで「気づいてほしい事」
それはより暮らしやすい社会を創るために「必要な事」
それはその人の生活に基づいた「同じものは他にない経験」
それは新たな視点がもたらしてくれる「興味深い知識」

『gente』はこういうメディアです。

当事者から直接話を聞く機会の無い人にとっては、
とても貴重な機会を提供できるフリーペーパーです。
絶対にこれを創り続けなければならない、と思っています。

『gente』創刊以来、この思いは日に日に強くなっていくばかりです。
『gente』を創り続けていくために。
もっと「気づいてほしい/必要な/他にない/興味深い」フリーペーパーを創り、届けるために。
このファンクラブを立ち上げました。


今までにこういった方々を取材し、「gente」として発行してきました。
これからも「知らない」では済まない、社会にある様々な「障害」について、
当事者の目線から気づく「障害」について。情報発信を継続していきたいと考えています。


『gente』がより深く、面白く、厚みを増して。
新たに発行されるふたつの支援者限定コンテンツが、お手元に届きます。
                                    

『gente』は年4回発行されるフリーペーパーです。
ご支援いただいた皆さまへは、購読会員として「gente」本紙にくわえ
会員限定で発行される2種の発行物がリターンとして月ごとに郵送されます。
3ヶ月サイクルで1セットのリターンとしてお楽しみください。

月毎の支援額は1000円です。
皆さまからのご支援は、本紙およびリターン作成を最優先に活用されます。
(印刷発送および取材制作)ほか、gente編集部の運営に関わる様々な事柄に活用させていただきます。

★1/3:『gente』本紙(フリーペーパー/年4回 3月・6月・9月・12月発行 A4 8ページ相当)
「人を通して障害を識る」フリーペーパー「gente」がお手元に届きます。
2020年2月時点で関東を中心に全国約200ヶ所で配架されている「gente」ですが、各配架先の部数には限りがあり期間にも若干のバラつきがあります。発行後すぐに郵送で受け取っていただくのが、一番確実な入手方法です。
こちらはA4サイズ8ページ相当(A2クロス折)の仕様となります。
「gente」の詳細やバックナンバーに関しましては、団体webサイトも併せてご覧ください。
https://www.gentepaper.org/


★2/3:『gente:Adición(アディシオン)』
会員限定コンテンツ/4月・7月・10月・1月発行 A4 4ページ相当
会員限定コンテンツのひとつです。
「取材したものの本誌に納まりきらない情報」というのが、実は結構あるんです。
また、『gente』は毎号ひとりの当事者にスポットをあてインタビューや同行レポートをメインに制作されますが、それ以外にも周りの人々の話などの興味深い話というのが色々とあり、それらをまとめて発行するのが『gente: Adición』です。
『 Adición』は「付録」という意味ですが、付録の域を超えてより深く興味深い情報が詰まっています。『gente』本誌とあわせて読むことでより情報の厚みが増し、多くの気づきが得られることでしょう。
こちらはA4サイズ4ページ相当の仕様となります。

今までに発行した『 Adición』を、一部ご紹介します。

■gente vol.003 Adición 「家族。」
vol.003で取材した長尾さんのご家族にインタビュー。障害とは本人だけのものではなく、一緒に暮らす家族にもやはり同様に受容する事が求められます。子供のころのことから進学や就業のたびに感じてきた思いや競技との出会い、そこからの長尾さんの変化や将来についてのことなど、練習に同行していたお父様がいろいろと話して下さいました。

■gente vol.005 Adición 「『ふぞろい』じゃ、いけないんですか。」
vol.005で取材した名田さんインタビューの延長戦。団体設立前の事や、当事者として啓発活動に取り組む上での葛藤、今後の事など本紙で掲載しきれなかった興味深い話を紹介します。
名田さんが感じて来た葛藤や疑問は当事者目線ならではのものがありますが、そこからは発達障害のみにとどまらない、現代社会が抱える様々な課題に対しての気づきが得られたのでは、と感じています。「多様性の時代」という言葉の意味を、しっかりと見つめ直すきっかけが詰まっています。

 

★3/3:『epílogo(エピロゴ)』
会員限定コンテンツ/5月・8月・11月・2月発行 A4 4ページ相当
こちらも会員限定コンテンツです。
取材を通して感じた事、知った事を書き綴る編集後記になります。
やはり『gente』『Adición』には掲載されないけれど、取材対象の人となりや取材に至った経緯や裏話、取材後の率直な感想や問題提起など、実際に取材した立場にしか書けないことを発信します。読めばさらに『gente』『Adición』が興味深いものになることでしょう。
こちらもA4サイズ4ページ相当の仕様となります。

今までに発行した『epílogo』を、一部ご紹介します。

■gente vol.003 epilogo「なにも起こらない、という成果」
長尾さんの同行取材を終え、あまりにもスムーズなその通勤と仕事ぶりに正直なところ戸惑いを感じていた取材終了直後。そこから取材素材をまとめ上げていく中で、同行時点では見えていなかった様々な積み重ねに気づいた時、この「gente」の取材が実はとても奥深いものであると、通算4号目にしてようやく気づかされた気がしました。取材を始める前後の考えの変化について大きく変わった号としてある種の自戒もこめて記しています。

■gente vol.006 epilogo 「山頂にたどり着いたら。」
とても実りの多い号になった6号ですが、実はその制作期間中はずっと迷い、悩み続けていました。その迷いの元は何だったのか、そしてそこからどのように、この6号をまとめあげたのか。取材に至った経緯やgente流の編集手法を踏まえつつ、振り返って書き綴っています。


【!ご注意 】会員限定コンテンツ『gente:Adición』『epílogo』の内容を、非会員へ漏洩することはおやめください。SNSや個人ブログ等への内容掲載はできません。ご感想や宣伝はぜひ!


グラフィックデザイナーをしていた私が、「障がい」という
テーマに踏み込んだワケ。
                                    

「感動ポルノ」という言葉、聞いたことがありますか?
一言でいえば、「障害者は感動を得るためのコンテンツではない」ということ。
でもこれって、知らず知らずよく見せられていませんか?
私は以前から、この演出がキライでした。

思う所はいろいろあるけれど、結局のところこれは「知らない」ということが招く
思い込みや誤解に付け込まれているんじゃないか、って思うんです。
自分自身、あらゆる環境が「分けられている」今の状況の中、
「障害」や「障害者」について知る機会というものは、全くありませんでした。

だったら創ろう。これが発露です。

クライアントから原稿を預かって、フライヤーなどの印刷物を仕上げる。
この仕事をずっと続けていた私の中に、以前からあったひとつの願望。
それが「好きなようにモノづくりをしたい!」ということ。
フリーペーパーを創りたいという気持ちは、ずっと以前から持っていたものでした。

『gente』は私がグラフィックをやっていたからこそ、生み出せたものです。
「障害」についてはシロートです。だからこその視点で、素朴な疑問や
思い込み、先入観。それに対する発見や気づきを発信できるフリーペーパーなんです。

普段、障害がある人との接点がないところからの視点で考えたい。
web媒体では、関心のある人にしか情報が届けられない。
だからこそ、フリーペーパーという「誰にでも手に取ることのできる」スタイルが
この情報を届けるためにはベストなものだと考えています。

スタートは自分の関心や疑問と願望がカタチにしただけもの、だったかもしれません。
けれども今は違います。
2018年5月に発行した創刊準備号(0号)、その準備期間を経て
定期創刊に踏み切った創刊号から7号(2020.3発行)と発行を重ねるうちに、
少しずつ読者の共感を得る媒体になっています。もう自分だけの媒体ではありません。
「これは世の中に必要な情報だ、作り続けていく責任がある。」そう感じています。

今までの発行資金の大半は、自己資金です。これでは続かない。
だから、皆さんの力を求めているんです。
そうすればもっと続けられる。しかももっと面白くできる。
それがこの取り組みなんです。
皆さまの力で、これからの『gente』を支えてください。

ご支援お待ちしています、よろしくお願いします!

■facebook:@gentepaper

■web:https://www.gentepaper.org/

Profile:gente編集部 編集長/代表 大澤元貴

グラフィックデザイナー。フリーランスで活動。
障害のある人の描かれ方、接点の少なさに疑問を感じ、自分の識りたいことを自分のできる方法で発信しようと、2017年冬にNPO団体 gente編集部を立ち上げ、18年5月に創刊準備号を発行。以降9月より季刊定期発行を開始し、取材・制作・頒布活動を続けている。障害に関してシロートであるがゆえに、その目線からの誌面作りを大切にしている。

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