本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


はじめにご挨拶

公益社団法人  日本新工芸家連盟は陶磁・染織・金工・漆などの様々な素材を扱う工芸家が集まる会です。本連盟が行う工芸の公募展である日本新工芸展は昭和54年に第1回展を開催して以来、昨年で40回展を迎えました。近年は国立新美術館で本展を開催し、その後東海展、近畿展の二ヶ所を巡回する展覧会を行っています。

本連盟は工芸の本質を問い現代に望まれ未来を明示できる生活造形を確立することを目標としています。

日本新工芸家連盟会長 寺池静人        作品名 初夏・Ⅱ


第40回日本新工芸展会場風景           

国立新美術館にて第40回日本新工芸展を2018年5月16日㈬~5月27日に開催


このプロジェクトで実現したいこと

工芸家を目指す若者が、修行の名目の下に将来設計が描けず、志半ばで挫折する現状があります。現在日本では工芸の継承者不足が深刻な状況です。先人たちの築き上げてきた世界に誇れる技術と文化を、このまま埋もれさせてしまうことはあってはならないと考えます。このような状況を打破する為に、私達は立ち上がりました。

公益社団法人日本新工芸家連盟は工芸を志す学生を応援したいとの思いで、2018年5月に国立新美術館で学生選抜展(1回目)を開催しました。日本新工芸家連盟会員や公募作品と同じ空間に展示しました。学生達が自分の作品と向き合い、美意識の変化やモノづくりの素晴らしさを新たに感じるきっかけになった事と思います。

今後もこの学生選抜展を継続していくためにクラウドファンディングで開催資金のご支援をお願いし、工芸を学ぶ若者に作品発表する場を提供することで、工芸作家の継承に繋がると願っています。

鍛金、彫金の金属作品制作中の大学生


鍛接ナイフ製作中の大学生


電動ロクロで湯呑を成形中の高校生


これまでの活動

日本新工芸展 特別企画 学生選抜展を国立新美術館にて(2018年5月16日㈬~5月27日)開催しました。大学生及び専門学校生が34名、高校生が21名の計55名の作品を、展示しました。

学生選抜展(2018年)の出品者に作品の説明をしてもらい、作家の関心、知識、技術の向上を目的に、その作品に対して、審査主任と新工芸家連盟の理事が批評する作品勉強会を会場で行いました。

学生選抜展(2018年)会場風景


学生選抜展(2018年)会場風景2


学生選抜(2018年)  大学生・専門学校生部門 最優秀賞受賞作品


学生選抜(2018年) 高校生部門 最優秀賞受賞作品


学生選抜展出品者の作品勉強会


支援いただくお金の使い道

学生に工芸作品の発表する場を提供することで、未来の工芸作家育成になると願っています。2018年の学生選抜展の費用は、日本新工芸家連盟が全額負担して開催しました。今後も学生選抜展を継続していく為に、クラウドファンディングでご支援いただいた資金で、工芸を学ぶ若者に作品発表する場を提供することで、日本が誇る工芸の継承に繋がると考えています。そしてこの展覧会が、若手工芸家の未来の登竜門的存在になることを願っています。

 「募集目標金額」 130万円

<内訳>

1.学生選抜展リーフレット制作費 50万円

学生出品作家全員の作品を載せたリーフレットを、7000部制作する為の費用(写真撮影費、デザイン費、印刷代)

2.作品運搬費 50万円

  全国の学生出品作品の搬入、搬出費用

3.学生選抜展賞金・商品・賞状代金 30万円

  10名程度の受賞者の賞金・商品・賞状の費用


リターンについて

※資格証   国立新美術館・東海展・近畿展の3ヶ所の会場に何回でも入場できる資格証  (第41回日本新工芸展と2019年、特別企画学生選抜展の展覧会観覧資格証)

※図録    第41回日本新工芸展の出品作品の図録

※ポストカード   第41回日本新工芸展出品作品のポストカード

※工芸品      日本新工芸家連盟の製作品

工芸作品のリターンについて

在庫のある作品についてはプロジェクト終了後、発送しますので5月初旬お届け予定です。在庫の無い作品につきましてはプロジェクト終了後、製作する為6月中旬頃お届け予定です。お届け予定日は各リターンに記載されていますので、ご確認お願い致します。

お届け日が多少、前後することもあるかもしれませんが、ご了承下さい。

全ての工芸作品は手作りの為、形、色合い、模様など多少写真と異なる場合がございますが、ご理解頂きますようお願い致します。



実施スケジュール

学生選抜展(2019年)を国立新美術館で2018年5月15日~26日に開催します。出品校は全国の高校生、大学生、専門学校生合わせて31校(55名)の工芸作品を展示する予定です。

学生選抜展(2019年)の開催はプロジェクトの成否にかかわらず決定しておりますので、「All-in」方式で募集させて頂いております。目標金額に満たない場合も計画を実行し、リターンをお届けします。


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。



  • 2019/06/09 09:47

    この度は「工芸家応援プロジェクト」に対し、ご支援くださった皆様、ウェブ上で情報周知などPRにご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。3月1日から4月30日の期間におきまして、クラウドファンディングで学生選抜展開催資金のご支援をお願いしたところ、107名の方々より合計781,000円(...

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください