▼はじめにご挨拶

こんにちは!NPO法人JUNKO Associationです。

私たちは

「世界の恵まれない子どもたちのために」

「学生による創造と実践の場」

この二つの理念のもとにベトナム・ミャンマーで教育支援を行っている団体です。

 

JUNKO Associationは高橋淳子さんという一人の女性の生前の遺志から活動が開始したNPO法人です。

JUNKO Associationはベトナムのダナンから活動が開始し、ゼミ生が中心となり団体が発足し、現在まで活動して参りました。その後、ミャンマーにも活動範囲を広げ、2007年11月からはNGO団体からNPO法人(特定非営利活動法人)に認定されました。そして、2016年には団体発足21年目、ミャンマーでの活動を開始して15年目となりました。

 団体HP URL

http://www.junko-association.org/

[ベトナムを訪れた際の高橋純子さん(当時大学三年生)とJUNKO School]   

        

現在、ベトナムではクアンナム省ディエン・フック村と同省で少数民族地域であるヒエップ・ドュック県の二か所、計7校(小・中・高)で活動しています。

このプロジェクトで実現したいこと

ヒエップ・ドュック県での活動は2015年に開始し、「ベトナムにおける地域間の教育格差を埋める」ことをミッションに掲げてきました。その第一歩として、教室の教育環境を整えることが必要だと考え、プロジェクト設立に至りました。

頂いたご支援で教室の環境を整えることができれば、子どもたちへの勉強に対する意識をも変えることにつながります。将来的には、ベトナムにおける地域間での教育格差を埋めることにもつなげることができます。

[少数民族地域に訪れた際の集合写真]

 

▼プロジェクトをやろうと思った理由

今年度(2016年)の春と夏にヒエップ・ドュック県で親子に学校に対しての意識調査を行ったところ、子どもたちの学習に対する意識が低く、既存の学校は自ら勉強したいと思える環境ではないことに気付きました。

[Hiep Duc県の子どもたちは机と椅子に所狭しと方を並べて学習している]

さらに、小学校の設備や教育環境の調査を細かく行ったところ、教室内の備品に不備があることが判明しました。机や椅子に関しては、子供たちが運ぶことができないほど重く、木が削れてしまい怪我をする恐れがあります。このような状況では子どもたちが学習したい!と思えるには程遠い状況と言うことができます。

<カパ小学校について>

この村にある唯一の小学校で、本校と分校があります。今回は、分校へ寄附を行います。分校の生徒数は、約90名に及びます。教室数が少ないため、生徒は午前・午後に分かれて授業を受けています。学校に行っていない時間は、農業や林業などの家族の仕事を手伝っている生徒が多く、家庭学習の時間は限られています。

 

[大きくヒビの入っている机と椅子は10年以上使われており、修理はされていない]

そこで、来年度(2017年)の春に向けて、子どもたちの学習意欲を引き出すために教室の設備を整えるための資金獲得を行うことを決めました。

しかし、これまで様々な方法で何とか資金獲得をしてきましたが、必要物品の購入費用にあたる残り30万円がどうしても足りません!!!

 [子どもたちへの調査は散歩などを通して行うこともある]

現在子どもたちが使用しているものは10年以上使用されている古い型で3人分の机と椅子が結合しており、とげや机上の凹凸が目立つために子どもたちはノートをとることさえもままなりません。

また、扇風機は古くて小さいものが二つしかなく、夏には約40度以上にもなる気温の中で勉強をせざるを得なくなっている状況です。また、学校の数も非常に少ないため、子どもたちは午前のみの授業しか受けられず、基礎的な学習分野の勉強さえ出来ていない状況です。

[寄附予定の扇風機]

社会主義の色が濃く残るベトナムでは、少数民族は社会的弱者となってしまい、これらの被害があっても政府からのサポートは十分に受けられず、特に学習環境は劣悪です。

しかし、教室環境が整備され、ノートをとりやすいバランスのとれた綺麗な机と椅子、教室を適温に保ってくれる扇風機があれば、学習環境は大幅に改善され、子どもたちの学習に対する意欲も増えることに間違いありません!

[寄附予定の机と椅子]

 

 

子どもたちが自ら学校で勉強したいと思えるような教室の完成まであと一歩です!!!

机や扇風機以外にも、学校の既存カリキュラムや教科書など、カパカロン小学校にある問題は山積みです。

しかし、子どもたちの学習意欲に大きく影響している教室環境の設備を整備することが、最優先だと私たちは考えています。まずは、子どもたちの意欲増進へとつなげ、継続的に物資的な寄附とソフトの面での支援を行い、就学率をあげることができれば、地域間の教育格差を埋めることへのステップとなります。

これは、ベトナムの多くの人が平等に学習できる社会を実現することにつながります!

みなさま、子どもたちが自ら勉強したい!と思えるような、教室の環境整備のために必要な物資購入に向け、どうぞご支援をよろしくお願いします!

▼資金の使い道

今回頂いたご支援は、ヒエップ・ドュック県の小学校に新しい机や椅子を寄附するために使用させていただきます。

 

▼リターンについて

※金額に応じて以下の中からお選び頂けます

・当団体ではベトナムで買い付けた商品をイベントなどで出店したり、様々なお店に販売委託しています。様々な商品の中でも人気商品であるポップアップカードをリターンとしてお送りさせていただきます。

 

・現在使用している机・椅子を材料にベトナムの大工さんが作ってくださった木の製品をお送させていただきます。

・子どもたちと寄附した備品を撮影したポストカードに子どもたちからのメッセージをつけてお送りさせていただきます。 

※すべてのリターンに私たちの活動の報告会への招待状も同封させていただきます。

▼最後に

私たちはNPO法人の一員でありながら学生でもあります。資金面、知識面においても皆様のサポートが必要不可欠になってきます。今回のクラウドファンディングを通して得た資金で、ベトナムの子どもたちに新しい机や椅子を届けることが出来れば子どもたちの強する意欲につながることを信じています。

皆様のあたたかいご支援、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

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