はじめに

はじめまして。

私たちは広島県廿日市市を拠点に知的・発達障害のある子どもたちを対象としたアーチェリー教室を数年前から作り、活動を続けています。メンバーは体育大学アーチェリー部を卒業したメンバーが中心で、私たちは大学で「スポーツはすべての人に平等ですべての人が楽しむ権利を有している」と習っていました。ところが数年前に初めて知的障害のある子どもの兄弟がアーチェリー場に来た際に、「テニスや水泳を習いに行っても断られる」という話を耳にし、実際にはスポーツが平等に楽しめていない現実を目の当たりにしました。

アーチェリーを教える以前に知的・発達障害について何もわからなかった、私たちは世界で療育をリードするアメリカに実際に赴き、0から障害を理解する所からスタートを切りました。健常者よりも時間や手間が2倍3倍、それどころではなくかかりますが私たちはそれを惜しみません。それは、私たちは常に「知的・発達障害のある子どもが健常者を倒す!」という理念で活動をしているためです。

重度で発語のない子どもも、時間はかかりましたが今では一緒にアーチェリーを楽しむかけがえのない仲間で、ルールやマナーも誰よりも守ります。

教える人が障害の特性を理解し、教える手間や時間を惜しみなく使うことで「スポーツを平等に楽しむ」ことができるのです。


このプロジェクトで挑戦したいこと

2020年にアメリカ、ネバダ州ラスベガスで毎年世界最大のアーチェリーフェス、VegasShootという大会が実施されています。この大会で2018年に数年の交渉の末ついに知的・発達障害のある方々の部門を作ってもらうことができました。

一人でも多くの子どもたちが世界が注目している場で「わたしたちも出来る!」ということを世界や日本に向けて発信し、知的・発達障害のある子どもたちがスポーツを楽しむ場がここにある!ということをアピールすることができたらと考えています。

そして、パラリンピックで従来から存在する身体障害に加え知的・発達障害のある方々の部門を新設することが最終目標です。



資金の使い道・実施スケジュール

集めた支援金用途について

①知的・発達障害のある子どもたちのラスベガスへの遠征費用

昨年の実績金額では1人当たり約28万円となっております。


プロジェクトについて

渡航期間:2020年2月5日~2月12日

大会期間:2020年2月7日~2月9日

※渡航期間予定は前後する可能性があります。

※大会期間外は現地大学や教育機関へ赴き療育について研修を受けます。

リターンのご紹介

5000円 子ども達からのお礼のお手紙

1万円 オリジナル写真集

3万円 オリジナルTシャツ+子ども達のお礼の手紙

5万円 オリジナルTシャツ+子ども達のお礼の手紙+アーチェリーステッカー

10万円 オリジナルTシャツ+子ども達のお礼の手紙+遠征報告書+遠征報告会にて支援者としてお名前の記載をさせて戴きます。



最後に

私たちはスポーツは平等に開かれているという信念のもと、障害のある子ども達へアーチェリーを教えるという活動をしています。

現状、障害のある子ども達は自由にスポーツを習うことができていません。

私たちは全国にいる子ども達、スポーツを指導する方々へどんなスポーツでも挑戦できるということを証明するべく、世界最大のアーチェリー大会であるVegas Shoot2020へ参加し、「健常者をやっつけ優勝する」ことを目標としています。

そこで世界へアーチェリーも障害のある人々へ夢や希望を発信できればと考えています。

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