【PIECES PROJECT】困難を抱える子供にプログラミング体験を届けたい!

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ
現在の支援総額
¥25,000/月
パトロン数
7人

現在25%/ 目標金額100,000円

このプロジェクトは、ファンクラブ方式(定額課金制)です。
選択した金額で毎月パトロンになり、毎月集まった金額がファンディングされます。

「ゲームを作ってみたい!」一人の子の思いから始まったこのプロジェクト。 プロのゲームクリエイターの協力を得て、子ども達でチームを作り、ゲームを開発していきます。 企画する人、キャラクターを作る人、コードを書く人に分かれてゲーム制作を進めていきます!

 ※このプロジェクトは、NPO法人PIECESの「子どもをひとりぼっちにしない」プロジェクトの一環として、PIECESが育成している子ども支援者コミュニティユースワーカー(※1)が行うものです。

貧困家庭・不登校家庭にこそ必要なプログラミング体験

ひとり親世帯では2人に1人が直面しているといわれる「子どもの貧困」。現在、各自治体で学習支援が行われ、地域では子ども食堂など子ども達を支える動きが広がりを見せています。

学習や食事という支援は広がってきている一方で、「経験の格差」という見逃せない問題があります。貧困家庭の子どもたちは習い事や旅行などの学校外で様々な経験をする機会が少ないことで、自分の「やりたいこと」「好きなこと」を探すことができず、将来の進路選択が狭まってしまう傾向にあります。

PIECESでは、活動の中で子ども達の多くが「ゲームをつくってみたい」「プログラミングをやってみたい」と話していることに気づきましたが、多くの家庭ではパソコンもネット環境もなくプログラミングに触れる機会がないと分かったため、下記PIECESクリエイティブガレージを運営し子ども達が「自分でつくる」ことのおもしろさに触れ、社会とつながるきっかけづくりを行っています。

◆プロジェクトができるまで〜「ゲームがつくりたい」その思いを叶えたい〜

はじめまして、コミュニティユースワーカー1期生の北山雄大と申します。
PIECESでの主な活動として子ども達とプログラミング教室への参加やスポーツ大会への参加などをしています。

このプロジェクトが始まった背景には、PIECESの活動で出会った1人の子の夢があります。その子は、高校3年生の男の子で、プログラミングに興味があったこともあり、プログラマーになりたいという夢を持っていました。そして将来的にはゲーム制作などに携わりたいと考えていました。

しかし、彼の家庭にはパソコンがいつでも自由に使える環境があるわけでもなく、もちろん定期的にプログラミングなどの技術を学べる場所も、何をしていけばということすらわからない状態でした。そこでPIECESで、ゲーム制作イベントを行いながら、一緒にやっていくことになりました。(最初の取り組みなどは、ブログにも書いています!→http://pieces-org.hatenablog.com/entry/2016/09/18/025243

 イベントの中で彼は動物育成ゲームのプログラムを書くことになり、最初はわからないことばかりでプログラマーの方に教えてもらいながら進めていきました。回を重ねていくことに彼は少しずつ知識を得ていき、今までやったことを応用して自分から予測をしながらプログラムを書くなど彼が自発的に活動を楽しむ姿が見えてきました。

また、彼の変化は学ぶ姿だけにとどまらず他の部分でも大きくありました。
ゲーム制作では毎回グループごとにどこまで進んだか、そしてこれからどうしていくかを毎回発表しています。
その役目を彼にお願いしていたのですが、彼は人前に出て話すことがあまり得意ではありません。初めは私が発表の前に彼と今日何をやったかという確認と実際に話すときに横にいながら確認をしながら話をしていました。
回を重ねるごとに彼の話す技術は少しずつですが向上していき、今では彼自身の言葉で少しずつまとめていけるようになりました。


そして彼はプログラマーになるという夢に向けて職業訓練校への入学を決めました。 

◆苦労しながら人生に向き合う姿から、自分自身も学んだ

私自身は、お金に困ってはいなかったものの、父親や母親の意見が強く、進路ややりたいことなど親の勧めに従わなければならないことが多くありました。私は、自分の人生「やりたいこと」を自分で選び取ってきた実感があまりありません。彼と出会って一緒に時間を過ごしていくなかで、一生懸命考えて、もがいて、ただがむしゃらに走っている彼の存在がかっこいいと思うようになりました。そのような関わりのなかで、私自身も、人生と向き合う機会をもらっていると感じています。

 ※PIECESのアドバイザーの社会活動家/法政大学教授の湯浅誠さんが記事にもしてくれました
https://news.yahoo.co.jp/byline/yuasamakoto/20170304-00067657/

◆好きなこと、やりたいことを見つけるのは難しいけれど。

彼を見ていて思うのですが、さまざま機会に巡り合うことで、改めて自分の好きなことややりたいことに気付けるのではとないかと思いました。彼は、最初はぼんやりとゲームが好きかもなあ、という感じだったのが、明確にこういうものをつくりたいというように、興味が明確になっていきました。
ただし、貧困家庭や虐待家庭などは経験に乏しかったりします。そして、そもそも親との関係がうまくいっていなかったりすると、「興味を持っていい」「興味を口にだしていい」という思いすら持ちづらかったりします。だからこそ、子どもたちが挑戦したいことを自由にやれる場所を作りたいと思い、ゲーム制作のイベントを継続しています。

継続していくなかで、不登校の子たちも参加してくるようになりました。ここまで活動を続ける中で、不登校の子達が多く参加してくれるようになりました。みんな学校にいけず、ゲームに取り組んでいる時間が長いのですが、そのうちに自分でゲームを作ってみたいと思うようです。「普段外にでることはできないけど、このイベントはいきたい」そう話す子もいます。このようにゲーム制作という切り口は、いろんな子が参加できるきっかけとして適しています。

ある小学生の男の子は、病気が原因で学校に行けなくなってしまいました。ストレスを感じると体が痛くなってしまい、起きられなくなってしまいます。私たちと関わっていく中で、このイベントを紹介すると、「いきたい!」と即答してくれました。
最初は、ほとんど周りの子とも話せなかったのが、ゲームの役割分担や仕事を依頼する中で、徐々に話せるようになってきました。今では、自分たちが作ったゲームを大勢の前で発表するまでに至りました。
このように、少しでも多くの子どもたちに夢や夢へのきっかけに気付かせることのできる場の提供をしたいと考えています。

◆海外では広がっている![貧困や子ども支援] × [プログラミング]

実は、アメリカでは、このようなデジタルメディアを活用しながら、子どもたちが自由にものづくりを楽しめる場は、貧困層や経験に乏しい子どもたち向けの「放課後施設」の新しい方向性として目指されてきています。
それは、仲間たちと楽しみながら行うことのできるという「仲間文化」と、自分の好きなことをやれる「興味」とが合わさったまま、ものづくりをしていくなかでスキルや知識など「アカデミック」なことも学ぶことができるからです。


日本にはそのような場所はまだありませんが、今後増えていくのだろうと思います。そして、その際のモデルの1つの場所になっていければいいと思っています。
ただプログラミングを学ぶ教室でもなければ、ただ遊ぶだけでもない。子どもたちの「主体性」や「興味」を育みながら、就労や進学にもつながっていけるような場を目指していきたいと考えています。


PIECESクリエイティブガレージ活動概要
開催日 :毎月第2、4土曜日13時〜18時(※変動あり)
場  所:NPO法人PIECESオフィス(文京区小石川2-5-7佐佐木ビルB棟4階ハーフハーフ)
対  象:小中高生(未経験者大歓迎)
内   容:通常の活動時間では、ゲーム制作、映像制作、デザイン制作などの自分のつくりたい作品を自由につくります。大人も中高生も一緒につくっていきます。不定期で会社や個人のメンターによるワークショップを実施します。

PIECESクリエイティブガレージ発「ゲーム制作」プロジェクト
PIECESクリエイティブガレージの初期メンバーに「僕は将来プログラマーになりたい」と言った高校生の男の子がいます。彼はパソコンもなく、教えてくれる人もいない状況でした。彼に学んでもらえる機会を作ろうと、PIECESとゲームクリエイターを中心に構成される株式会社SKYS(本拠地:東京都千代田区、代表:佐藤裕美)とコラボが決まりました。2016年10月から、小中高生10名程とプロとが一緒になってUnityによるゲーム制作とリリースを目指すワークショップを開始しています。 

◆目標金額と内訳

目標金額  :107,000/月
設備投資1:450,000円(PC3台購入費)→12ヶ月でローン払いで37,500円/月
設備投資2:42,000円(ペンタブレット1台購入費)→12ヶ月でローン払いで3,500円/月
交通費     :60,000円/月(往復1500円×(10人(CYW)+10人(子ども))×月2回)
飲食費     :6,000円/月(3000円×月2回)※今後、食事提供の機能も付けたいと考えています。 

◆リターン

500円   :活動報告メール
1,000円  :活動報告メール、イベント報告のフォトデータ
3,000円  :活動報告メール、イベント報告のフォトデータ、ムービー
5,000円  :活動報告メール、イベント報告のフォトデータ、ムービー、お披露目パーティーの報告
10,000円:活動報告メール、イベント報告のフォトデータ、ムービー、お披露目パーティご招待

◆PIECESについて

PIECESは、貧困や虐待などの課題を抱える子どもや家庭の支援を行う。医療・福祉などの専門知と実践知を蓄積し、行政や企業向けのコンサルティング・研修等も行う。子ども支援と研修などの人づくりから、多様な子どもたちを包摂していく社会づくりを目的に活動を行っている。主な事業の一つとして、貧困や虐待といった背景を抱える子ども達の日常に寄り添うコミュニティユースワーカーを育成、運営している。コミュニティユースワーカーは、様々な研修や教育プログラムを受け、本プロジェクト以外にも子ども達のニーズや興味関心に合わせて、一人一人に合った支援を作っている。

団体名  : NPO法人 PIECES
代表者  : 代表理事 小澤いぶき
所在地  : 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-3-18 ビラ・モデルナA203
設立   : 2016年6月22日
活動内容 : 課題を抱える子ども・ご家庭への包摂的支援活動
URL   : http://www.pieces.tokyo

◆税制優遇について

NPO法人PIECESは「NPO法人」として認定されていますが、このクラウドファンディングを支援することで、支援者が税制優遇を受けることはありません。

※1 コミュニティユースワーカーとは
コミュニティユースワーカーは、虐待をうけていたり、障害があったり、貧困などの様々な事情を抱える家族に育ったり、不登校などの児童・生徒や、若年妊娠・高校中退などの生活の危機にある若者を継続的に支援する人を指します。NPO法人PIECESが独自で名付けた支援者の名前です。コミュニティユースワーカーは、勉強を教えること、ご飯を一緒に食べることだけでなく、ただ一緒に居ることや、様々な支援機関や市民と連携し、その子に必要なものを見極め、地域で必要な支援をかたち作っていきます。