▼はじめにご挨拶

当プロジェクトに興味をもってくださりありがとうございます。難病や障害があるために、恋愛や結婚に積極的になれない方が気軽に参加できるパーティーを作りたいと思い、今回初めて応募させていただきました。

まだプロジェクトは企画段階で、パーティーの名称や各種情報もこれから作っていく予定のプロジェクトではありますが、少しでも興味を持ってくださった方は以下の説明文をお読みください。

▼障害や病気があっても気兼ねなく参加できる場を作りたい

最近はバリアフリー化が進み、進学や就職によって社会参画している障害者が増えてきました。難病の方も医療・介護福祉の技術が進んだこともあり、難病でない方と同じ生活をされている方が増えてきました。

しかしながら、いざ恋愛や結婚となるとまだまだハードルが高い現実があります。それには、単に福祉への無理解やバリアフリーの不足にとどまらない、複数の要因があります。

▼出会いの場にバリアがある(プロジェクトをはじめるきっかけ)

出会いの場として連想されるのは「合コン」ですが、これには案外多くのバリアが潜んでいます。食事制限が必要な病気だと気兼ねなく食事を楽しめませんし、聴覚言語の障害から会話に参加しにくかったり、視覚障害や車イス利用によって移動やトイレに困ったりと様々です。

お見合いや友人知人の紹介に頼るという方法はどうでしょう。これらの場合、一対一で合うので障害や病気で困りそうな状況を避けやすくなりますが、出会ったことがない者同士である分、病気や障害をもっているという情報が相手に思わぬプレッシャーを与えてしまい、なかなか進展しないというケースが多いのです。

また、自分の身体や病気に複雑な思いを抱いている方にとっては、障害や病気のない人と同じ場で集まったり、食事をしたり、恋愛や結婚を意識したりするということに抵抗を感じてしまうこともあります。

逆に病気や障害がある人同士で集まれると、自分だけじゃないと孤独感を解消できたり、積極的にパーティーに参加している方から刺激をもらえたりと、メリットが大きいのです。

▼婚活だけじゃない、パーティーの意義

プロジェクトの第一目標は、参加者の婚活・恋活を応援することなのですが、それを達成する方法としてパーティーを開催するのには、婚活・恋活以外の意義もあると考えています。
それは障害者や難病患者が一堂に会すことで、互いに情報交換したり、自分以外にもこんな人がいるのかと刺激し合ったりするという、これまで患者会がもっていた意義です。

生き方や趣味が多様化する現代社会では、同じ境遇であるから人が集まるのではなく、同じ目的をもつことから集まることの方が多くなっています。単に同じ病気だからという枠組みではなく、恋愛や結婚を意識するもの同士集まり、その中で有意義な交流を深めるという枠組みを作りたいのです。
一般の婚活パーティーでも、「異性とは知り合えなかったが隣に座った同性の友達ができた」といった声を耳にします。

▼こんなパーティーにしたい

婚活・恋活パーティーでは、難病患者・障害者が気軽に参加できるパーティーを目指したいと思います。

そのためには、
☆電車・バスで行き帰りしやすく、バリアフリーな会場を用意する。
☆短い時間で自己紹介カードを記入しないといけない、何回も席を移動しないといけないといった不便さをなるべく少なくする司会進行をする。
☆それと同時に、なるべく参加者が皆楽しめるような司会進行をする。
☆様々な病気や障害がある方が参加することを周知する。
といった取り組みが必要だと考えており、準備していきます。

※詳しい企画内容などは、随時活動報告などでお知らせしていく予定です。 

▼資金の使い道

みなさまからご支援いただいた資金は、以下の目的に利用させていただく予定です。

●婚活・恋活パーティー開催の運転資金
(会場を借りる費用、当日の軽食・ドリンク代、イベントで必要な備品の準備費用)
●当日、会を進行するスタッフの人件費
(私自身もスタッフ業務をする予定ですが、自分自身にも障害があるため一人ではカバーしきれません。)
●宣伝広告費・参加者募集に関する費用

※当プロジェクトのパーティーは参加費をいただいて開催する予定です。
支援金を元に参加費を無料にして開催すると、継続的に開催するめどが立たなくなるためです。予めご了承ください。

▼主催者について

プロフィール欄にも書かせていただきましたが、このプロジェクトを立ち上げた私自身が、両手と両目に生まれつきの形成不全(奇形症)による障害があります。
(両上肢の機能障害で身障者手帳等級1種2級、視覚障害でも1種2級)

私自身もコンパで困ったことはありますし、なかなか一般の婚活パーティーに参加できずにいることから、難病患者・障害者が参加しやすい場はないものかと思ったのが、このプロジェクトを始めたきっかけでした。

▼最後に

ここまでお読みいただきまして誠にありがとうございます。
当プロジェクトはまだ動き出したばかりですが、皆様のご支援によって継続開催が可能となりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください