はじめにご挨拶

はじめましてこんにちは。

化学会社で勤めている森と申します。

化学会社に勤めているからこそよくわかるのですが、これまでの世の中の化学製品はほとんど石油から作られており、環境には良くありません。以前から、これらの化学製品を天然バイオマス系原料から作ることを考えていました。

特にこの数年は環境、エネルギー分野に特化した先端の研究開発で化学製品をたくさん作っており、今回環境に優しい製品を皆さんに提供したいと思っています。

やっとできたペットボトルならぬ100%天然生分解性樹脂ボトルですが、ボトル、食器ともに、まだ試作段階であり値段がとても高いのです。そこで今回クラウドファンディングを通して皆さんにお願いする理由は、試作から量産段階に持っていくための金型を購入したいと思っているからなのです。成形用の金型はとても高いのです。ただそれも入手できれば、今回提案させて頂く値段より、将来的にはかなり安くなるのです。ペットボトルはとても便利ですが捨てるとプラスチック汚染ごみ、場合によっては海のマイクロプラスチックゴミになってしまい環境にとても悪いです。弊社、私が長い時間をかけてやっと作ってきた、この地球に優しい100%天然生分解性樹脂ボトル、食器を世の中、世界中に広めて行きたいと思っています。国際連合の専門機関に登録されたような技術で、技術には多少自信があります。何とか大量生産できる状態に持っていき、販売価格を将来的に安価にして、世界中に広めて行きたいと思っています。


皆様、何卒宜しくお願い致します。


またさらに最近は、抗菌性、抗ウィルス性を持つような、同様の天然系生分解性樹脂材料も研究開発中です。マスク、フェイスシールドを含め、使い捨ての石油由来のプラスチックがまた増えていますが、これを生分解性樹脂(生分解性プラスチック)の使い捨て材料で置き換えることを次の段階で目指します。かつ、抗菌剤、抗ウィルス剤なども自分で研究開発するので、この複合化も進めます。

つまり、最近、驚異的な問題であるコロナウィルスの対策に少しでも役立つような製品も、次の段階で目指しています。


皆様、何卒宜しくお願い致します。


プロダクトのご紹介

全て石油系原料を一切使用していません


100%天然系材料から作った生分解性樹脂ボトルです。ペットボトルと同じ形です。フタも天然系生分解性樹脂材料であります。

100%天然系原料から作った生分解性樹脂カトラリー(スプーン、フォーク、ナイフ)です

100%天然系原料から作った生分解性樹脂カトラリー(皿、コップ)です


日本バイオプラスチック協会のグリーンプラ、バイオマスプラマーク認証取得済み



国際連合工業開発機関(UNIDO : United Nation Industrial Development Organization)に登録された技術です




成形品はNano Sakuraという名前をつけました。特に海外向けに対して、日本製というのをわかりやすくするために、サクラ という単語を入れています(登録商標済み)


製造元であるGSアライアンス株式会社(Green Science Alliance Co., Ltd.)のロゴです




こだわり・特徴

できるだけ石油系原料を使用しない化学製品を作ることがこだわりです。究極は100%天然バイオマス系材料です。今回の製品は100%天然系材料でつくることができました。セルロースナノファイバーという環境に優しい植物由来の先端素材も複合しています。弊社はこの他にも、石油系原料を使用しないコーティング剤、塗料、色材インクなども研究開発しています。ただ特に色材などは、どうしても石油系材料を一切使用しないとなると特性が顕著に悪くなったりします。その場合は現時点では石油系材料を使用します。完全100%天然系の製品は性能を維持するのに研究開発が必要で時間がかかります。ただ検討は続けます。要はできるだけ石油使用量を極力減らすということです。

 

また現在、抗菌材料、抗ウィルス材料を複合した樹脂、生分解性樹脂材料の研究開発をしています。驚異的なコロナウィルスの問題で今後も特に抗菌、抗ウィルス効果のある製品が必要とされていますが、近いうちに皆さんに石油系材料をできるだけ使わない、抗菌、抗ウィルス効果のある樹脂、生分解性樹脂製品、マスクなどの製品を届けることができたら と思っています。特にマスク(もちろん最近は繰り返し洗って使用できるマスクも出てきています)や、医療具などの使い捨てのプラスチック、などは私の天然系材料で作った生分解性樹脂をベースに作れるよう研究開発を続けます。


またもう1つの特徴として、弊社のこれらの製品は廃木材、木粉、竹、古紙、廃棄米などあらゆるバイオマス系廃棄物を原料として作っている材料、成形品もあります。限りなく環境に優しい材料で製品を作るのが目的です。


プロダクト誕生までのお話

 近年は地球環境破壊問題が深刻になってきており、驚異のウィルスであるコロナウィルスも直接の因果関係はわかりませんが、もしかしたらこれまで人間が自然のことを考えず環境破壊を続けてきたことへの警告かもしれませんん。


 そもそも19世紀から人類が発達させてきた化学産業、及び化学製品は基本石油を原料とする製品が大半です。なので、最近はプラスチックゴミ汚染問題が世界中で深刻になってきているのです。そこで、私はこれらをできるだけ石油、石油由来の原料を使わずに様々な化学製品を作ることを常に考えていました。ようやく、石油由来の材料を一切使用しない100%天然バイオマス原料から作った樹脂ができてきたので、今回この樹脂を用いた成形品を世の中に出そうと思っています。

 

 化学製品にもいろいろありますが、例えばペットボトルはそもそもポリエチレンテレフタレートという石油系原料から作られており、捨てられたり、リサイクルされなかったものは環境中でプラスチックゴミとなってしまいます。その点、今回紹介する生分解性ボトルは生分解性するので、ゴミになりにくいです。また原料も一切石油系原料を使っていない、とても環境に優しい材料です。


 ただ注意点がいくつかあります。生分解性プラスチック、生分解性樹脂と言うのは、今回私が紹介させて頂くものと、複数の他企業なども販売し始めていますが、生分解性にもいろいろグレードがあります。特に今回の製品の主な成分はポリ乳酸(PLA : polylactic acid)となっており、これはコンポスト条件(55℃以上で堆肥中)では数週間で生分解性して水と二酸化炭素となるのですが、海では簡単に生分解性するものではありません。土中では数か月から数年、海中では生分解するのに10年ほどかかると言われています。弊社の材料はセルロースナノファイバーなどの先端素材を複合化しており、生分解性が加速して、10年より短い時間で生分解することが予想されますが(実験でセルロースナノファイバー複合効果による生分解性の加速は確認済み)、それでも生分解性だからといってむやみに廃棄するのはお勧めできません。また一方で、生分解性するとは言っても、何度かは使用できると思うので、洗って使用してもらったら発明者の私としてはうれしいです。ちなみに海でも生分解するグレードの生分解性樹脂を用いてのボトル、食器、成形品を作る検討は現在行っていますが、もう少し時間がかかりそうです。


リターンのご紹介

生分解性樹脂ボトル 500 ml と 280 ml          

生分解性樹脂製カトラリー (スプーン、フォーク、ナイフ) 

生分解性樹脂小皿、大皿、コップ     

全て石油系原料を使っていません。

100%天然系材料で作られています。         



製品情報・仕様

生分解性樹脂ボトル   500 ml用   280 ml用

通常のペットボトルとだいたい同じ大きさ

          

生分解性樹脂製カトラリー (スプーン、フォーク、ナイフ)  長さ 約14cm

 

生分解性樹脂製

小皿直径(約15.5cm)

大皿(直径約22.5cm)

コップ(直径約8.5cm,  高さ9.5cm)           


ポリ乳酸を主な樹脂としたセルロースナノファイバー複合100%天然系樹脂材料を成形した製品です

全て 食品衛生法の取得済み

日本バイオプラスチック協会のグリーンプラ、バイオマスプラも取得しています

国際連合工業開発機関(UNIDO : United Nation Industrial Development Organization)登録技術 


メディア掲載

新聞

1. 世界初!セルロースナノファイバーと各種熱可塑性樹脂を複合化し、機械的強度を向上させることに産業的に成功、日経XTECH電子版、読売新聞、財経新聞電子版、化学工業日報紙面 など、2018年4月 

2. GSアライアンス、ナノセルロースと生分解性プラスチックとの複合体材料の開発を強化 プラスチックごみ、海洋マイクロプラスチック汚染問題解決を目指す、化学工業日報紙面、朝日新聞電子版、日経TECH、読売新聞電子版など、2018年9月

3. 木や植物などから作ったセルロースナノファイバーと廃プラスチックを複合化し最先端材料へ生まれ変わらせることに成功、化学工業日報紙面、日経ものづくり紙面、日経TECH、読売新聞、朝日新聞、毎日新聞電子版など、2018年12月

4. GSアライアンス株式会社が“Nano Sakura”の商品ブランド名でセルロースナノファイバー複合生分解性プラスチック材料で作ったカトラリー成形品試作開始、環境新聞、読売新聞、朝日新聞電子版、化学工業日報紙面など、2019年4月

5. GSアライアンス株式会社が竹、木、廃木材、古紙などあらゆるバイオマス系廃棄物を原料とした100%天然材料の生分解性プラスチックを開発 、毎日新聞、読売新聞、朝日新聞電子版など、2019年4月 

6. 生分解性プラスチックの食器開発、日本経済新聞紙面、 2019年6月

7. 脱プラ、中小が知恵袋 地場産業から着想も 、プラごみに挑む、日本経済新聞電子版、紙面  2019年6月

9. GSアライアンスが生分解性樹脂とセルロースナノファイバーの 複合材料(石油0、天然植物由来100%)を用いて 生分解性ボトルを試作、朝日新聞電子版、読売新聞電子版 ロイター通信電子版、2019年7月

10. GSアライアンス株式会社 生分解性材料 マスターバッチ増強、化学工業日報電子版、紙面 、2020年1月

11. STePP(サステナブル技術普及プラットフォーム)に新規登録されました(100%天然原料由来の生分解性樹脂『Nano Sakura』) 100%バイオマス生分解性樹脂技術が国連機関に登録、Yahoo Japan、環境新聞電子版など、2020年3月

他複数

 

English News

1. Market Insider : Green Science Alliance Co., Ltd. has Successfully Made Biomass Derived Nano Cellulose Composite Material with Plastic Waste, 3/December/2018

2. Bioplastic News, Green Science Alliance Makes Biodegradable Cutlery Using Plastic Waste, 15/March/2019 

3. Finanzen.Ch., Green Science Alliance Co., Ltd. Made 100 % Nature Derived Material-based Biodegradable Plastic, with Recycled Paper, Paper Waste, News Paper Scrap, 2/April/2019. 

4. Textile World, Green Science Alliance Developed 100-Percent Nature Derived Material-Based Biodegradable Plastic, With Plant Itself Such As Wood, Waste Wood or Bamboo, 8/April/2019.  

5. Yahoo, Finance, Green Science Alliance Co., Ltd. Obtained Green Pla, Biomass Pla Certificate from JBPA (Japan BioPlastic Association) with Their Nano Cellulose + PLA (Poly Lactic Acid) Biodegradable Plastic Product, and Confirmed Biodegradability Increase By Making Nano Cellulose Composite With Biodegradable Plastic, 5/June/2019.

United Nations, Department of Economic and Social Affairs Economic Analysis, Frontier Technology Quarterly: Frontier technologies for addressing plastic pollution, Nanotechnology for biodegradability, 26/September/2019.

6. Bio Based News, Green Science Alliance Co., Ltd. produces first biodegradable, biocomposite bottle,14/October/2019 

7. Green Science Alliance Co., Ltd. and Their 100% Nature Biomass Biodegradable Resin (no petroleum) and Their Molding Products "Nano Sakura", is Registered to Sustainable Technology Promotion Platform (STePP) of United Nations Industrial Development Organization (UNIDO) Investment and Technology Promotion Office, Tokyo (ITPO Tokyo), 17/March/2020

Yahoo Finance USA Article https://finance.yahoo.com/news/green-science-alliance-co-ltd-123300717.html 

Green Science Alliance Co., Ltd. and Their 100% Nature Biomass Biodegradable Resin (no petroleum) and Their Molding Products "Nano Sakura", is Registered to Sustainable Technology Promotion Platform (STePP) of United Nations Industrial Development Organization (UNIDO) Investment and Technology Promotion Office, Tokyo (ITPO Tokyo)   KAWANISHI-CITY, Japan, March 17, 2020


他複数


会社の紹介

会社、工場の写真です
工場現場の一部の写真です




Q&A

Q1. どれぐらい保存できる?

ボトルも含め、普通に保存している限り、半年以上置いていても生分解性することはありません。

ただ例えばボトルに水、お茶などを入れた時に、どれぐらいの期間問題なく使用することができるなどは確認しておりませんので、使用しないときは洗浄後、乾燥して保存することをお勧めします。


また炭酸飲料などは、ペットボトルに比べてガスバリヤ性という特性が低いので、炭酸などが抜ける可能性もあります。いずれにせよ、生分解性樹脂は元をたどれば食物や植物などを原料としているので、甘味料などを含む飲料などを入れて、長時間保管するのはお勧めできません。


Q2. ゴミとして捨てた場合、どれぐらいで生分解する??

上述しましたが、主な成分である生分解性樹脂はポリ乳酸(PLA : polylactic acid)です。PLAは生分解性樹脂ではありますが、コンポスト条件では数週間で分解して水と二酸化炭素になることがわかっていますが、土中では数か月から数年、海洋中などでは10年ぐらい分解しません。弊社ではセルロースナノファイバーを複合化させており、これにより生分解性が加速することを実験的な確かめているので、10年より早く分解するとは思いますが、いずれにせよ自然環境に捨ててすぐに生分解するものではありません。よって、普通のプラスチックゴミとして処理されることをお勧めします。また生分解するものではありますが、資源を大事にするために可能であれば何度か洗浄、乾燥して再使用してもらえると発明者としてうれしいです。


リスク&チャレンジ

■ 開発中の製品につき、一部セルロースナノファイバーなどの原材料の凝集物が樹脂中に観察されたりしますが品質には問題ありません。

■ ロットにより色、質感がことなる場合があります。申し訳ありませんが、使用感等に関する返品・返金はお受け致しかねます。

■ 製品は、製造工程の都合により出荷時期が遅れる場合があります。

■ 以下のような支援者様ご都合により商品の再配送または転送となった際は、着払いでの配送となりますので予めご了承ください。

 ・商品を受け取らなかった。

 ・住所に誤りがあった。

 ・住所変更を事前に連絡しなかった。


申し訳ないですが、上述しましたが、まだ試作品ですので価格も高めになっています。今後、成形用金型を含め、大量生産の体制が整って準備できてくれば、価格は下がります。


<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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