はじめに・ご挨拶

静岡聖光学院未来の教室プロジェクト有志一同です。

このプロジェクトで実現したいこと

通学して実際に教室にいる生徒、自宅にいる生徒もしくは海外にいる生徒ができる限り同じ条件で授業を受けられる未来の教室プロトタイプモデルを創ります。

プロジェクトをやろうと思った理由

新型コロナウイルスの影響は、本校にも大きな影響を与えており、3月からオンラインでの授業を強いられております。7月6日から原則全員登校となりましたが感染のリスクが0になったわけではありません。そのような中で登校を不安視する声もあがっており、実際に関東圏から登校している生徒や寮生の中で自宅待機を決断する生徒が少なからずおります。生徒はオンライン会議システムZoomを利用して授業に参加しておりますが、教室にいる生徒と同じように授業に参加できているわけではありません。

「自宅にいる生徒も登校した生徒もできるだけ同じ条件で授業を受けられる教室ができないか?」

という思いが沸き上がったのが始まりです。こういった悩みを抱えているのは本校だけではないはず...

「日本中の全ての生徒に平等に授業を行いたい!」という思いを持った将来の教育の担い手である若手教員が中心となりこのプロジェクトが動き出しました。現在週1・2回のペースで会議を開き、未来の教室についての話し合いが行われています。 

具体的には以下の点に注力をしたいと考えております。

①教室の生徒もオンラインの生徒の顔が見える。

②オンラインの生徒も教室のみんなの顔が見える

③お互い自由に意見を交わすことができる。

④汎用性のある教室モデルの作成(低予算・シンプルな操作性)

 具体的には、教室にはいないオンラインで受講する生徒も、教師側の板書やプレゼンテーションを様々な角度や視点で見ることが可能になり、教室全体を映し出して教室にいる生徒全員とお互いの顔を見ながらやりとりすることができるようになります。このオンラインとリアルのハイブリッド授業を実現できる教室は、何も新型コロナウイルスの影響を受けてだけのものではありません。 学校へ通うことが様々な事情で困難な場合、海外などの遠隔地で距離や時間に制約がある場合、地域や企業など直接では時間を合わせにくい場合など、“ハイブリッド授業を実現できる教室”は多くの可能性を秘めています。 私たちはそれらの可能性を実現すべく、未来の教室プロトタイプを作るというスタートラインに立ちました。そしてそれから継続的に実践と議論を重ね、より多くの学校と生徒たちに還元できるようなアップデートを重ねて進化し続ける未来の教室モデルを目指していきます。

資金の使い道

手数料・リターン費用を除き、全額未来の教室づくりに使用させていただきます。

教室費用   600万円(1教室20万円×30教室)

リターン費用 200万円

手数料    200万円

リターンについて

未来の教室設計図・授業実践報告書を送付させていただきます。また、静岡県を代表する模型メーカー・タミヤ様  老舗製茶企業佐藤園様にプロジェクトに対する理解をいただき、全面的なご協力を得ることができました。内覧会・説明を予定させていただきます。(交通費・宿泊費は自己負担でお願いします)

静岡聖光学院について

1969年創立。静岡県静岡市駿河区小鹿にあるカトリック系私立男子中学校・高等学校(中高一貫校)。「地の塩・ 世の光の担い手となる」をディプロマポリシーに掲げ、6年間の一貫した教育カリキュラムの中で、飽くなき向上心と探究 心を身につけ、強い信念と責任を持って社会に貢献できる人材を育成を目指しています。利他の精神を大切にし主体的で個性を活かす教育に取り組み、卒業生は社会の様々な分野において地の塩・世の光として活躍しています。とりわけ近年において社会や世界が大きな転換期を迎えている認識のもと、未来を担う若者の教育においても変化と挑戦が必要であ ると考え、3年前より校内Wi-Fi化とタブレット端末の全校生徒1人1台利用の方針を打ち出し、ICTも活用した新しい授業の在り方について、「学びの効率化・個別最適化」「新たなる価値創造」の両面から少しづつ模索をくりかえしていました。そのような、経緯を経て迎えた2020年2月 27日の安部首相による全国一斉臨時休校要請が出されました。生徒が自宅でオンライン授業を受ける実績は試験的運用も含め全くない状況でしたが、最低限の機材があり全教職員が「生徒の学びを止めない」との思いに突き動かされて、3月2日オンライン授業をスタートさせました。スタート当初より、今ある設備を活用する制約条件下ので試行錯誤でしたので、走りながらオンライン授業のメリット・デメリットが見えてきました。学校教育ICTを引っ張っている若手の教職員たちの間で、利点を伸ばしマイナスをカバーするアイデアについての議論が共有されはじめ、いつしかもっと良くしたい、良くするためには どうしたら良いだろうという思いが募ってきたのは自然の流れでした。

 議論を繰り返しているだけでは、何も変わらないし生まれない。日ごろから、生徒たちに対して「地の塩・世の光の担い手となる」ように働きかけている大人である教職員自身が、率先して主体的に動けば「自分が世界をより良く変える事ができる」というマインドセットを体現できると信じ、若手の教職員有志が立ち上がりました。

プロジェクトに対する想い

私たちの作った新しい教室が全国のあらたな教室のモデルになり、全国・世界で直接登校することのできない生徒たちがごく普通に授業に参加できる世の中になることを目指しています。2020年があったから教育はより進化したという誇れる年にすべくチャレンジをしております。

スケジュールについて 

9月 未来の教室プロトタイプの完成

10月 プロトタイプ教室を中心に 機器の動作確認・授業実践 

11月 運用開始


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