▼ご挨拶
初めまして!一般社団法人Earth Companyです。
私たちはアジア太平洋の並外れたポテンシャルを持つチェンジメーカーを年に1人、IMPACT HEROとして選出し、支援する活動をしています。
今までにもIMPACT HEROへの支援活動を通じて、彼らが描く東ティモールの山間部での環境学校やインドネシアバリ島で無償医療を提供するクリニックを設立支援してきました。
そして今年は、マーシャル諸島出身の気候変動活動家キャシー・ジェトニル=キジナーを選出。現在キャシー率いるNGOのコンサルティングや活動拠点設立支援を行なっています。
さらにこの度、世界が称賛するキャシーの声を「直接聞きたい」という多くのリクエストと、本人たっての希望により、気候変動で大切なふるさとを失う危機に直面している被害者の生の声を届けるため、キャシーを日本に招きます!
今世界中で引っ張りだこのキャシーが来日するのは、今回が初めて!!
人種も国境も宗教も超えて世界中の人の心を揺さぶる、キャシーの声を日本に届けるために、来日費用の一部を応援して頂けないでしょうか!
▼キャシーさんってどんな人?
キャシーは、マーシャル諸島生まれハワイ育ちの29才。
2014年、国連気候変動サミットの開会式で、544人の候補者の中から選ばれて世界の市民団体を代表してスピーチ。生後6ヶ月の娘のために気候変動から国を守り抜く決意を訴え、その思いに各国代表が涙し、世界中から称賛の声が送られました。
一躍有名人となった彼女は、今や世界を飛び回り、あらゆる国際会議やイベントで気候変動対策の緊急性を訴えています。
「気候変動という難題に立ち向かおうという人は多くいない。
しかし何もしないことの代償はあまりにも大きい」
そう考えるキャシーは、気候変動による海面上昇の被害を世界に訴えるだけでなく、マーシャル諸島での気候変動教育・調査、コミュニティベースでの課題解決など、次世代に国を継承するために「今」できること、を実行しています。
▼来日中の予定
6月10-20日の間、気候変動シンポジウムや、東大大学院生が率いる、気候変動問題に立ち向かう将来のリーダー候補たちとのワークショップ、早稲田大学で200名以上の学生を対象にした講義などに登壇します。
またすでに多くの取材依頼も入っています。
環境問題に関する政策提言や次世代の環境リーダーたち、そしてメディアを通じてより多くの日本の人たちに被害国の生の声を届ければ、少しでも未来は変わるかもしれない。キャシーも私たちもそう信じています。
さらに、キャシーが香川県のアートの島・直島で島活性化事例に触れ、広島では原爆体験者と対談するなど、キャシーにとっての学びの機会も提供します。
※来日中のイベントスケジュールはこちら!→キャシー来日公式サイトへ
▼ご支援くださったみなさんを、もれなくキャシーとの交流イベントに無償招待いたします!
キャシーや、マーシャル諸島、太平洋における気候変動の影響にご関心を抱きご支援くださった皆様には、特別にキャシーの生の声を直接聞き、会って頂ける機会をご用意します。
このイベントでは、キャシーのパワフルなスピーチ始め、日本に住むマーシャル諸島やトンガやフィジーなど太平洋諸国の人たちを招待し、カジュアルに交流することで、まずは太平洋の人たちを、そして太平洋の「今」を、知っていただきたいと思っています。
【イベント概要】
日時:6月17日(土)17:00~(16:45受付開始)
定員:定員50名
場所:「CLASKA」東京都目黒区中央町1丁目3−18(東急東横線「学芸大学」駅 東口より徒歩12分)
▼資金の使い道
キャシーさん初来日には120万円の費用がかかります。
キャシーさんのパワフルな生の声をぜひ日本のみなさまに届けたい思いで、50万円をアース・カンパニーが負担いたします。
どうか、残りの70万円をみなさまからご支援いただき、キャシー来日ツアーを、日本にとって、マーシャル諸島にとって、キャシーにとって、より実り多き機会にできるよう、ご協力ください!
【具体的な資金の使い道】
・キャシーの渡航費用
・日本滞在費用
・数々のイベント会場・ケータリング費
・その他諸経費
▼マーシャル諸島の人びとを再び襲う「ふるさと」を失う危機
太平洋のど真ん中に浮かぶ「真珠の首輪」と言われる、なんとも美しいマーシャル諸島。
(出典:Hakai Magazine)
これまでに、ドイツ、日本、アメリカの統治を受け、先進国に翻弄されつづけてきました。
特にアメリカの支配下では、ビキニ環礁などで67回もの核実験が行われ、多くの島民が放射能難民としてふるさとを追われ、60年経った今も、生まれ育った土地に帰れない状況が続いています。
(出典:ABC "The inescapable military legacy of a Pacific island paradise")
そして今、気候変動による海面上昇で、平均海抜2mの国土を高潮が頻繁に襲い、あと0.5℃、世界の平均気温が上昇したら、この国は居住不可能に。
今度は気候変動難民として、生まれた国そのものを失ってしまうかもしれません。そうなれば、マーシャル諸島の国民はアメリカの方々に散り、行く末マーシャル諸島人としての国民性、文化、言語、アイデンティティまでも、失い兼ねません。
そんな危機にあるマーシャル諸島の未来を最悪シナリオから救うため、キャシーは戦い続けています。
▼キャシーはなんと1/8日本人!?日本とマーシャルの忘れられた深い縁
多くの日本人が知らない事実ですが、実はマーシャル諸島はとても日本に縁が深い国です。
日本が第二次世界大戦で敗戦するまでの25年もの間委任統治したにも関わらず、親日で、未だに日本語を語源とする言葉が日常的に多く使われます。そしてキャシーの曽祖父も日本人。
キャシーが生まれたマジュロ環礁には日本兵の慰霊碑があり、家族をここで亡くしたご老人たちが、今も遥々日本から、慰霊のために訪問しています。
そしてアメリカの核実験では、1000隻に及ぶ日本の漁船が共に被曝しています。
▼私たちにもできることがある!
マーシャル諸島は、気候変動による海面上昇で国そのものが水没してしまうかもしれないという、より深刻な危機に直面しています。
生まれ育った土地を離れなければならない。
日本とマーシャル諸島は、世界有数の、同じ痛みを持つ国でもあります。原爆や多くの自然災害、原発事故を経て、多くが心を痛めてきた日本人だからこそ、その思いを理解し、マーシャルの人たちのためにできることがある。
困った時は、お互いさま。誰よりもそれを知っているのが日本人です。
マーシャル諸島のために何ができるか考えるためには、まずはその声に耳を傾け、知ることが大事。
私たちはそう感じ、本プロジェクトを立ち上げました。
▼最後に
Today is the first day of our future.
今日は未来の最初の日。
今日、行動することから、未来は始まります。
ぜひ、みんなで一緒に、行動を起こしませんか?
一般社団法人Earth Company一同
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