はじめまして、ボランティア団体大和の代表秋内大典です。

早速ですが、「どうか、皆様の”想いやり”を分けてください!!」

私たちが2018年より学校建設の第一歩として教育機会を提供し続けている、
”世界最貧国“のシエラレオネ共和国でも新型コロナウイルス感染が流行しています。

いま、この国には教育機会の提供ではなく
コロナから身を守るための物資提供が必要になっています。


■新型コロナウイルスから身を守る術がないんだ

今回、コロナ緊急支援のための衛生物資を送り、感染防止のための啓発活動を行います。

今回のプロジェクトを行う地域は、私たち大和が学校建設を予定している
モレンデ(Molende)、バイマ(Baiima)、グバンディ(Gbandi)、ドド(Dodo)の4つの村です。

4つの村で行う感染予防啓発活動は次の通りです。
・ソーシャルディスタンスの取り方
・手洗い、うがいのやり方
・布マスクの作り方
・新型コロナウイルスの基礎知識
4つの村に送る衛生物資は次の通りです。
・ハンドジェル360ml×200個
・簡易手洗いタンク×200個
・液体石鹸×200個
今回の支援では現地の人たち、
・ドド村:510人
・グバンディ村:700人
・モレンデ村:900人
・バイマ村:1,650人
 合計3,760人

に対して、新型コロナウイルスから身を守るための衛生用品を送ります
しかし、これでも継続的かつ完全に、現地の人たちが新型コロナウイルスから身を守るためには圧倒的に数が足りていません
さらに、現地では毎日食べるもがなく、食糧への緊急的な必要性も出てきています。

しかし、現地での収穫時期が10月〜12月と間近に迫っているので、彼らが新型コロナウイルス感染がなく、安心して収穫作業が出来るように衛生物資と啓発活動を行います。
*目標金額よりも多く集まった余剰分は、毎日食べるものがない状況が続いているため全額食糧支援に回したいと思います。


この4つの村は、シエラレオネ国内でも4番目に感染者が多いボー県にあります。

この4つの村には、上下水道もないため毎日手を洗って,
新型コロナウイルスから身を守るなんて術はありません

さらにこの4つの村は、
都市圏からかなり離れたところにあったり、
車が通れないような森の奥深くにあったりするので政府からは関知されず、
衛生用品など物資も回ってこないため不安とストレスにさらされています。

実際に大和現地パートナーのジョン・カイネシに4つの村を調査してもらったところ、
この村々の人々から助けを求める声が多く集まっています
彼らは、政府から関知されていないために新型コロナウイルスから身をまるための衛生用品などが回ってこない事は前述した通りですが、
彼らは元々貧しいために衛生用品などを買うお金もありません
そして、新型コロナウイルス流行によるロックダウンで、経済が止まってしまったことによって、さらに困窮しています。


【ボー県新型コロナウイルス対策病院】

このように新型コロナ感染者が四番目に多く、さらに人々も身を守る術がない状況にあるのにも関わらずボー県の医療体制は、
日本のように医療設備の整った病院はなく、新型コロナ対策の医療機関は一つしかありません。
そして、そこには人工呼吸器はなく、ベッド数などの全く足りていないのが現状です。

そして、さらなる弊害として、現地では元々様々な感染症が流行っている地域なのですが、
子どもたちがそれらの感染症にかかっても、新型コロナに感染する不安と恐怖があるため、病院には行けずに重症化したり、亡くなったりする事態も発生しており、
より多くの子ども達の命も危険晒されている状況にもあります。


■各村の村長達からの助けを求める声


ドド村村長:Bockarie Sorkpoh

 「とても心が痛む。全てが困難になり、全てが悪くなっていく一方だ。新型コロナ流行以来、村の人たちはとても苦しんでいるが、誰も私たちを助けてくれる人はいない。」


グバンディ村村長:Daniel Ngombu

 「新型コロナのせいで、食べ物、学校を始めとした全ての物が困難になり、あまり気分が良くない。私たちは、本当に助けを求めている。」


バイマ村村長:Peter J Koromawa

 「どうも、こんにちは。私は、バイマ村村長のPeter J Koromawa です。新型コロナウイルスの感染が始まって以降、たくさんの人が死にましたが、私たちにはそれに対処する方法もなく、海外の人達の支援に頼らざるを得ない状況です。なぜなら、私たちの村は、政府からの援助が一つもないからです。ですから、例えどんな支援であっても、感謝。」


モレンデ村村長:Lansana Koroma

「実際に、今回の新型コロナウイルスで経済的にも、教育状況にも、そして食料をも困難に陥っている。しかし、誰も助けてくれない。政府ですら私たちの事は気にかけていない。だから、新型コロナウイルスから身を守るための手段はなく、村中の人々が緊張状態にあり、恐れている」



■僕を大歓迎し、温かくもてなしてくれた現地の人をなんとしても救いたい

“世界一寿命が短い国”
“世界最貧国の一つ”
“国民の7割の人たちが1日1.9ドル以下の生活をしている”

昨年の12月、私は団体設立以来ずっと訪れたいと切望していたシエラレオネ共和国に訪れました。

最初は、色々な人たちから「窃盗とかあるから気をつけて」と言われていたので、正直結構ビビりながら現地に訪れました。

僕が現地で見たのは、衝撃的な現地の人たちの生活、だけれども温かく、優しさと笑顔が溢れている日々でした。
実際の生活は、日本のように物に溢れている豊かさはなく、人が生活する限界のところで生きています
村のほとんどの人たちは、自分たちの食べていくギリギリの分を収穫したり、川から魚を取ってきたり、何かの拍子でいつ崩れてもおかしくないような自給自足の中で生活を送っています。


【シエラレオネ村の恒例行事:大集合】

けど、僕が訪れた時、ニコニコしながら嫌な顔一つせず、ザワザワと村中の人たちが集まってきてくれて、
自分たちの食べるものなのかな、「バナナ食べな」「ココナッツジュースも飲みな!!」と差し入れまでくれて大歓迎してくれました。

この時、僕の胸がジーンっと熱くなりました
今の日本ではあまり感じる事が少なくなった、”人の温もりや優しさ”がこの国にはドワーっと、溢れているなと感じました。

このように、彼らもギリギリの中で生活をしているのにも関わらず、
自分たちの食べ物を、全く知らない僕に差し入れてくれて温かく大歓迎してくれた現地の人たち。

そんな彼らを僕はなんとしても助けたい。 

皆様にとっては赤の他人かもしれないけれど、
僕とっては知人であり、大切な友人です。

「どうか、どうか、私に友人達を助けるための力を貸してください。」

よろしくお願いします。


■衛生物資の購入先
GLOBAL GENERAL MERCHANDISE


■実施スケジュール

・2020年9月中:資金集め

・2020年10月初旬:キャンプファイヤー社からの振り込み

・2020年10月中旬:本プロジェクト実施

・2020年11月中:リターン開始



■リターン

・シエラレオネ現地からのサンクスムービー(5,000円・10,000円・50,000円)

・大和代表の秋内大典とZoomでのお話会(10,000円・50,000円)

・大和コミュニティーのFacebookグループ参加のお誘い(50,000円)



■ボランティ団体大和とは

私たち大和は、想いやり、支え合い、助け合いの “和”を、
教育を通して世界に大きく広げる「世界に大きな和を」という理念の下、2017年に立ち上げた団体です。


●大和の目指す世界(ビジョン)

“人と人、人と自然環境が仲良く共存している社会”

2020年には、現在の世界情勢(社会問題・自然環境問題など)を考慮して、“人と人、人と自然環境が仲良く共存している社会”を目指す「世界に大きな和を」というビジョンを掲げました。

そのために、まずは社会問題を解決して人同士が仲良く共存している社会を実現する必要があると考えています。

そして、人が一丸となって向き合う事で、人と自然環境が仲良く共存している社会を目指しています。


●大和の使命・任務(ミッション)

“相互扶助精神をベースとした、多様性あふれるコミュニティーをひろげる”

社会問題、自然環境問題の根本にあるのは、人の「自分ばかり」と考える利己心にあると考え、
まずは「相手のことを想い、支え合いや助け合い」ができる利他心を持った人たちでコミュニティーを広げていき、
このコミュニティーで社会問題を解決していく活動をしています。


*本プロジェクトはAll-in方式で実施します
*また、本プロジェクトはAll-in方式で実施し、目標金額に満たない場合も計画を実行し、リターンをお届けします。



  • 2020/09/16 13:02

    こんにちは。大和代表の秋内大典です。9月15日の現地パートナーからの最新の情報ですが、シエラレオネでの学校が随時再開されるそうです。都市圏にある学校なら、コロナ予防対策をしている学校はまだあるのですが、今回のプロジェクトで支援する村々の学校には、予防策がありません。もし、このまま再開されてしま...

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