新型コロナウイルスによって、NPOは大打撃を受けています。自分たちの暮らしも危うい状態にもかかわらず、社会的弱者と呼ばれる方々の居場所をつくり、いつもと変わらない日常を保とうと苦心しながらも、何とか、活動を続けているのです。

 そこで今回、その5つのNPOの紹介動画をつくって応援しようと、全国各地・海外から70名の中学生・高校生が集いました。どうしたら、そのNPOがコロナ禍でも障がい者や生活困窮の子どもたちを支える活動を続けられるのか?正直、私たちの応援は、その足しにしかならないかもしれません。それでも、1円でも多く寄付を募ることで、そのNPOが支援する方々の「置かれている状況を知っていただく機会ができる」と同時に、「必要なところに必要な支援が届く」よう、ぜひ応援していきたく、このクラウドファンディングを行うこととしました。

 暮らしの安定が、心の安定にもつながります。また、一方で、心の安定が、暮らしの安定にもつながります。ソーシャルディスタンスとは、あくまでも、人との物理的な距離を保つことを表しているだけで、「心のつながり」は、人として生きていく上では欠かせません。家族や友人以外の「誰か」がいることでの安心感。その役割を担っている、NPOの方々にご寄付での応援をよろしくお願いいたします。


◆今回、応援する5つのNPO

NPO法人アスイク(宮城県仙台市)
NPO法人移動支援Rera(宮城県石巻市)
NPO法人ポラリス(宮城県山元町)
認定NPO法人多摩草むらの会(東京都多摩市)
認定NPO法人日本クリニクラウン協会(大阪府大阪市)


◆応援先のNPOの各々の社会課題と取り組み内容、寄付金の使途


◆参加する中高生の声

 全国から参加する中高生は、NPOのウェブサイトから事前の情報を得るだけでなく、NPOの代表者から、「今、現場で何が起こっているのか?、そこではどのような取り組みを行なっているのか?、なぜそれを行なう必要があるのか?」などを尋ね、学び、さらに、「自分たちが動画を通じて伝えるべきことは何か?」をディスカッションしながら、見出していくことに、2020年8月から取り組んできました。

 その1つの形として、各NPOの紹介動画を制作し、それを見ていただき、ご寄付いただくために、SNSやウェブサイト、メディア等で周知したり、企業にプレゼンしに行くなどして現在は取り組んでいます。

そんな取り組みを行う中高生の声をぜひお聞きください。


【参加する中高生の声(一部)】

・「このコロナ禍であっても、命をつないでいくために、移動支援が欠かせないということを初めて知りました。」(中学2年生)

・「本では読み取ることが出来ない、現場の貧困状態にある方の声を聞き、非常に衝撃的でした。私の想像を超える数の子どもが、貧困などの様々な壁にぶつかっていることを知りました。その数の裏にある、一人一人の人生。私達の手で守れるものが、守りたいものがあると強く思いました。」(高校2年生)

・「病院という閉ざされた空間で生活する、家族に心配かけないように辛いや怖いといった感情を隠そうとするようです。そこでクリニクラウンはそんな子どもたちと、同じ目線に立って、その子本来の子どもらしい笑顔を引き出し、ドキドキしたりワクワクしたり様々な楽しいという感情を届け、生きる勇気を与えています。私たちは、その思いに感動しました。」(高校1年生)



 コロナ禍で奮闘する5つのNPOへの「ご寄付」をメインといたしますが、
一部、下記の費用にも活用させていただきます。
・クラウドファンディング手数料
・本プロジェクトを周知のための広報費

◆当協会へのご寄付について

 当協会への寄付金は特定公益増進法人への寄付として税法上の優遇措置が適用され、所得税(個人)、法人税(法人)の控除が受けられます。


※詳しくはこちらのサイトをご確認ください。                          https://www.philanthropy.or.jp/aboutus/donation/

<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行します。 


◆スケジュール(予定含む)

2020年8月「中高生によるチャリティームービープロジェクト」キックオフ!(中高生70名参加)
    9月 定例ミーティング実施
   10月 NPO紹介動画の制作(中高生)
   11月 動画公開
   12月 クラウドファンディングのスタート
2021年1月18日 寄付受付終了
    1月23日 寄付贈呈式・動画表彰式
        NPOが寄付活用後、使途等のご報告
   2月中旬以降  寄付者へ御礼


  「先日、新聞社から取材を受けました。参加を決めたきっかけなどを質問され、改めて今回のプロジェクトに込めている私達の思いなどを思い返すことが出来ました。このことにより、益々NPOを応援したい、という気持ちが一層高まりました。ご寄付を、宜しくお願いいたします。」(高校2年生)

中高生70名のNPOへの想いに、ぜひ応援をお願いいたします。

中高生によるチャリティームービープロジェクトについて】

 「次世代育成×コロナ禍のNPO支援」を掛けあわせた、コロナ禍で奮闘するNPOを応援するため、中学生・高校生がオンラインで寄付の意義やNPOについて学び、募金を実践するプロジェクトです。

参加した中学生・高校生は下記STEP1~3を行います。


STEP1.5つの中から選んだ1つのNPO活動をオンラインで学ぶ
STEP2. その活動の大切さを伝える動画を制作する
STEP3. 制作した動画をSNS等通じて発信・PRし、一般の人々に寄付を呼びかける

その上で、集まったお金は当協会を通じてNPOに届ける、というものです。

 2020年8月より全国各地・海外から70名の中高生が参加し、3カ月かけ、想いを込めた85秒のNPOの応援動画を制作しました。同年11月9日より寄付の呼びかけを行っております。


【これまでの取組みについて】

 2011年度より2019年度まで東日本大震災の被災地の中高生と共に、「チャリティーリレーマラソン」や「チャリティーチャレンジプログラム」を実施してきました。そこでは、東北の中高生を中心に、東京、神戸、熊本の中高生が実際に現地に行くなどして、被災地の現状と課題を共有し、自分たちで解決したい課題を選択し、募金活動やボランティア活動を通して、ともに行動しました。参加総数は、974名、のべ120校が参加し、総額1千639万483円を街頭募金等で集めました。

公益社団法人日本フィランソロピー協会について

 1963 年設立、 1991 年よりフィランソロピーの推進事業を開始。 2009 年に公益社団法人としての認定を受ける。企業の CSR社会貢献担当者を対象としたセミナ-開催や、従業員などのボランティアや寄付のコーディネート、さらに、「誕生日寄付」事業を通じて、個人の寄付文化の醸成に尽力。民間の果たす公益の主体となる企業や個人の社会参加意識を高め、 公正で活力ある心豊かな社会の実現を目指す。
※会員企業は 129 社 (2020 年10月19日現在 ) 。

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