★ブルーベリーおじさんからのご挨拶

遠野ブルーベリー農園代表の、佐々木憲一と申します。

遠野の地で、仲間と、
そして昔から伝わる地元の妖怪や妖精と共に
力を出し合ってブルーベリーを育てています。

 

岩手に生まれ育った私ですが、
一度は都会の大学で学び、
会社務めを経て、
そしてふるさと岩手に戻って来ました。

 

遠野には昔から伝わる「遠野物語」があり、
亡くなった祖父母や父母から、寝物語に
妖怪や妖精が登場する物語りを聴いて育ちました。

 

妖怪や妖精の活躍する姿は.
私たち、農園で働く者にとっては心の原風景です。


そんな遠野を胸に抱いて
東京で働いていたのです。

でもある出来事が起きました・・・・


今から20数年前、私の会社で扱っていた
サプリメント(健康補助食品)は、
トマトがリコピンを含み、抗酸化力が高く、
血糖値の抑制に効果がある、といったように、
成り立ちや効能が明らかなサプリでした。


ところがいつしか、
色々な不純物も取り入れられ、
当初の理想の姿とは異なる食品に変化して行きました。

 


「本当に良いもの、
 身体に優しいものを 食べて欲しい」


そう思った仲間と私は 職場を去り、
そして故郷の遠野に農園を手に入れて、
ブルーベリー栽培をスタートさせました。

  

 

当初は荒くれて痩せた土地を耕し、
たい肥を撒き、土作りをしながら
根気強く、ブルーベリーの苗を植えました。


ようやく10年が経ち、この数年前から
何とか出荷できるブルーベリーの実が
採れるようになったのです。

 

妖精たちと会話できる須田智子と申します

東京の池袋に育ち、若いころから活動的でした。

バイクが大好きです。
子どもの頃から乗り回した自転車を卒業した私は
オートバイに夢中になり、
最初は家の近所を廻っていたのに、
直ぐ飽き足らぬようになると遠出を始めました。

南に北にとバイクを走らせました。

 

そして始めた訪れた遠野で閃いたのです。
「ここだ!ココに住もう、ココで働こう!」

そこで出会った”遠野物語”にも惹かれました。

 

”遠野物語”には妖怪や妖精たちが登場します。

河童は代表格です。
遠野という町の語源は
アイヌ語で「湖」を意味すると知りました。

だから河童たちがイッパイ棲んでいます。

河童の古里は九州の熊本にある
八代地方だという説もあるそうです。

遠野に多い「菊池さん」という苗字は
熊本の菊池地方の人たちが、遠野に移住してきたからだ
という説もあります。

そんなこと、こんなことを
遠野で知りました。

そして遠野物語を読み聞きするうちに
私は、どうやら妖精たちと
会話が出来るようになったのです。


朝起きると鳥の鳴き声がします。
多くの人に聞こえる「ホーホケキョ」という鶯の声が
「オォイ、起きろ」と聞こえることが有ります。

農園を歩き回り働いていると、
地面から、ふと声が聞こえてくることがあります。

「よう耕せよ。耕せよ」・・・
東京育ちの東京の言葉しか知らない私には
「よう耕せよ」という言葉は、
最初は怖く聞こえることもありましたが、
その内に気にならなくなりました。

それどころか私が声に応えて
「分かった分った」というと
「よーし、よーし」と返事が聞こえてきます。


一緒に働く仲間には聞こえないと言いますが、
私には地の精や風の精が語り掛けてきます。

 

ブルーベリー農園が、鹿や鳥たちの「ビュッフェレストラン」になってしまっています・・・


今回、私たちが佐々木代表と
クラウドファンドを立ち上げた理由は
山から下りて来る鹿や猪、
そして空から飛んでくる鳥たちから
精魂傾けて育てたブルーベリーの実を
守りたいと思ったからです。

農園は広大で5ヘクタールあります。
東京の後楽園にある東京ドームが4,7ヘクタールですから、
あれよりもっと大きいのです。

もちろん人の手では守り切れません。
かと言って電気柵は途方もない費用が掛かります。

農園で働く人は純粋で(自分で言うのも変ですが)
都会で働くような収入は望んでいません。

でも折角、育てた樹の実が鹿や鳥にさらわれるのは、不本意です。

丹精込めて作ったブルーベリーの実を
少しでも多くジュースにし、ジャムにして
遠野の恵みを多くの人にお届けしたい、
それが私たちの願いです。

 

鹿の糞が、農園のあちらこちらに見られます。

若い樹は鹿に芽を全部、食べられています。

 

5ヘクタールの農園の一部です。

東京ドームよりも広い・・・といえばお分かりいただけるでしょうか。

 

遠野ブルーベリー農園の果実は一際、ビッグサイズです。

 

▼鹿や鳥を避ける研究は最近、随分と進化しました。

私たちは鹿や鳥の殺傷を望みません。
遠野物語では人と動物が共生しています。
だから人を愛する妖怪が居たのです。

それを知っていた私たちの先輩たちは
妖怪も妖精たちにも愛情を持って接したに違いありません。

今回のプロジェクトでは
人と動物が同じ里山で共生できる方法を選びました。

鹿が人の住む里に下りてくる理由の一つは
餌では無く、鉄分を欲しがって下りて来る、
ということが分かりました。

 

▼資金の使い道

そこで鹿の通り道に、鉄分の塊で出来た
「ユクル」というサイコロ状の鉄のデザートを置きたいと思います。


ユクルを舐めた鹿は山に帰ってくれます。
 発売元 https://www.ns-kenzai.co.jp/rail-yukrid.html

 


そしてアメリカ発の鳥獣を遠ざける超音波発信機器です。

発売元 https://www.birdguard.com/sonic-pest-repeller/

これら2種類(ユクルと超音波発信機)の科学の力を
人と動物との共生に役立てたいと思います。

 

 

 

 

みなさまから支援していただいた金額が多ければ多いほど

設置できる数が増えます。

畑は広いので、一つでも多く設置できればと考えています。

 
▼遠野の妖精からもお願いします

遠野には5人の妖精が居ます。

光の妖精、風の妖精、水の妖精、火の妖精、地の妖精です。

いずれも人に、動物に、
植物や虫たちの生活に欠かせない妖精です。

遠野の語源が「アイヌの湖」にあるように、
遠野は今も昔も神秘の里です。

お元気だったころの水木しげるさんは
妖怪を求めて遠野を訪ねて来られました。

ひょっとするとゲゲゲの鬼太郎にも
遠野の妖怪が関わっているかもしれません。笑

森に棲む妖精は人にも動物にも
一寸の虫にも命が同じく鼓動しているのを知っています。

 

そして森の住人である動物や鳥たちと
人間界の人々とが共生するよう願っている、
それが遠野物語の底流にある思想です。

 

 

▼スペシャル・リターン!

遠野のブルーベリーは大粒で、そのままで美味しいのですが
応援してくださる皆様のために、スペシャルなジュースを作ります!

 

それは「品種別・特別天然ブルーベリージュース」です。

例えば

ブルーゴールド・・・酸味がスッキリ美味しい

ネルソン・・・・・・酸味と甘みのバランスが美味しい。

チャンドラー・・・

など、品種で飲み比べできる、スペシャル企画です。

これはどこにもありません。

ぜひ、どれが届くか、お楽しみにお待ちください。

 
また「苗木10年生」も珍しい苗木です。

遠野の妖精を感じながら、ご自宅のお庭やベランダ、窓際などで

一緒にブルーベリーを育てて参りましょう!

 
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人と山に棲む動物が仲良く暮らす
「遠野ブルーベリー共生プロジェクト」に
皆さんのご支援をお願いいたします。

 

 

 

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