はじめに、、、
はじめまして!iii project (トリプルアイプロジェクト)代表の大木沙織と申します。トリプルアイの3つのiには、i(飯岡に)、i(私の)、i(愛を)という意味が込められています。(飯岡とは千葉県旭市の中でも特に津波の被害が大きかった地域です)

今年で東日本大震災から10年。震災当時、私たちは中学3年生で、卒業式を間近に控え、卒業式アルバムを見ていました。私は学校の避難先から一度自宅に帰り、高台に避難をしようと玄関を開けると津波は家の前まで来ていました。『死ぬかもしれない』と初めて死を意識した時でした。幸い、津波は玄関の数センチ下で止まりました。

その後、高校を卒業し神奈川県の大学に進学しました。周りに千葉県旭市の被害を知る人は少なく、知られていないことで自分の中で塞ぎ込み、震災の体験を話す機会はありませんでした。そんなとき、東北の復興ボランティアに参加した際に、被災者の方の「本当の復興は心の復興」「忘れられることが1番辛い」と言う言葉を受け、ハッとしました。

旭市は復興に向かっている、そう思っていた矢先のことでした。千葉県旭市の地震の被害は忘れられるというよりそもそも知られていない。

生まれ育ったまちを、心を痛めている被災者を元気にしたい、そして千葉県旭市で起こったことを多くの人に知って欲しい、そんな思いで、震災から5年の2016年、20歳になった年にこの iii(トリプルアイ) projectを立ち上げました。

そして今回、旭市内の小学生に向けて、防災パンフレットを作成し、私たちの経験を語り継ぎたいと考えております。是非応援よろしくお願いいたします。


【クラウドファウンディングを行う理由について】

資金を集める方法はたくさんあります。前回のパンフレット配布は基金から助成金を受けることで実現しました。

しかし、今回クラウドファウンディングにて資金集めを行う理由は、千葉県旭市で被害があったことを多くの人に知ってもらいたいと思ったからです。3.11と聞くと、東北とリンクする人が多いと思いますが、旭市が甚大な被害を受けたことはあまり知られていません。私たちiii projectは「隠れた被災地旭市」を知ってもらいたいという気持ちから活動を始めた団体であり、この初心をクラウドファウンディングという形で体現したいと思いこのような形を取りました。


【配布の目的について】

『個々が正しい行動を起こすことでみんなの安全を守る』

東日本大震災を知らない世代に対して、地震とはどのようなものか?

また、地震に対してどのように対応すべきか?を教えてくれるハンドブックを配布することで、もしもの時に一人一人が正しく行動できるようになって欲しい。


『あの時を知ることで防災意識を高める』

地震を他人事とせずに、自分の住むこの旭市を襲った災害を知ることでもし自分が被害を受けたら?と考えるきっかけとなってほしい。


家族と防災について考えるきっかけになる』

防災教室ではなくあえて、家に持ち帰ることができるパンフレットを配布することで、

今一度家族で防災について考えるきっかけになってほしい。


【パンフレットの主な内容】

・旭市の被害状況

・インタビュー

・防災クイズ

・防災チェックリスト 等


【これまでのiii projectの活動】

2016年9月 主催イベント:震災から5年〜見つめ直そう 私たちにできること〜

2016年10月 飯岡小学校における体験談の講話

2017年4月 「じしんってなんだろう」市内小学校向け防災パンフレットの配布

2018年3月 旭市避難訓練の防災講話、飯岡小学校における防災教室、追悼式朗読

Twitter:@iioka0311

https://twitter.com/iioka0311/status/1369942267100758016?s=21

Instagram:@iiiproject_iioka

https://www.instagram.com/p/CMRehpVMYia/?igshid=1euw6s5hltu8z

Facebook:

https://www.facebook.com/1615427702112201/posts/3096804507307839/?d=n


資金の使い道

印刷代(4000部カラー・冊子形式16ページ予定)  約110,000円

手数料 約14,000円

送料 約26,000円



【リターンについて】

☆完成した防災パンフレットの配布
☆お礼のメッセージ
☆活動報告


【実施スケジュール】

2021年3月24日よりファウンディング開始

2021年5月21日にファウンディング終了

2021年9月1日(防災の日)に旭市内の小学校に一斉配布




<All-or-Nothing方式の場合>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

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