こんにちは!学生団体Infinite Connectionです。私たちは9年間に渡ってラオスの子どもたちのために活動してきました。
そして、ラオスの子どもたちのために新たな学校建設を目指してクラウドファンディングに挑戦します!
1. はじめに
学生団体Infinite Connection (インコネ)は、2012年6月に関西の大学生が集まり発足しました。
という理念を掲げ、ラオスに学校建設をはじめとした教育支援活動を行なっています。
を目指し、現在は主にオンラインで活動を行なっています。
ラオスのパクトイ村の小学校は、雨季になると洪水で校舎が浸水してしまい通うことができません。
そのため、1年中通える学校を高台に建設すること私たちの目標です。
学校建設するには280万円必要です!そのためのファーストゴールとして今回のクラウドファンディングでは150万円という目標額を置いています。
※少しでも280万円に近づきたいため、今回はAll-in 方式を取っています。
※プロジェクトで頂いた支援金のほとんどは建設費に使わせて頂きます。経費削減のため広告には費用ゼロの団体SNSや団体HPを使用していますが、全力応援を除いたリターンに使われる諸経費は、皆様からいただいた支援金の中から使わせていただく予定ですのでご了承ください。
「コロナで日本が大変な時に他の国に支援をするの??」
「またまた海外ボランティアとか言って、実は就活のためでしょ」
という周りの意見もあります。 しかし、私たちは。
「早く子どもたちに安心して学校に通ってもらいたい!」
「ラオスの子どもたちの笑顔がみたいからやっているんです!」
私たちが「今」クラウドファンディングをすることには意味があります。
資金を集めて学校建設に成功すれば、パクトイ村の子どもたちが学べる時間が増え、彼らの将来の可能性が広がります。
パクトイ村の子どもたちの未来は私たちのクラウドファンディングにかかっているのです!
日本で住んでいると「勉強したいのにできる場所がない。」という状況はありえません。
なぜなら日本は世界的に見ても非常に教育環境に恵まれているからです。
今まで学校で毎日当たり前のように学ぶことができたのは本当にありがたいことでした。その当たり前に、私たちはラオスに行って気づくことができました。
次にラオスへ行った時、私たちが作った学校の校舎で笑顔の子どもたちに会うために、インコネは挑戦します!
2.インコネについて
団体名であるInfinite Connectionには
「人から人へ繋がっていく、その繋がりの可能性は無限大。」
という意味があります。
私たちは現地の人々が抱える課題に関わる以上、本当にその村のためになる支援を行う必要があると考えています。
本当にその村のためになる支援のために、村の人とその村の未来を共に創ること、そして私たちの活動が支援先の人の人生を大きく変えてしまうことに責任と自覚を持ち、関わる人の問題に全力で取り組むということを大切にしています。
(「共に創ること」をテーマとしたヒアリング調査)
ヒアリング調査では、私たちは村の人に全力で向き合います。2019年の夏にラオスを訪問した際には、約1時間半に渡って現地の人と話し合いを行いました。その中で、私たちは一方的に「助けるよ!」と言うのではなく、現地の人とともに課題を見つけ、解決策を考えました。そこから生まれたアイデアが今回の小学校の新校舎建設プロジェクトでした。
(子どもとの遊びも全力で取り組む!)
また大人だけでなく、私たちは現地の学校に通う子どもたちとも積極的にコミュニケーションをとりました。校舎が老朽化していて、雨季になると学校に通えなくなるんだと話していた子どもたちの悲しそうな表情は忘れることができません。彼らにとって学校が大切な居場所になっていることを実感した瞬間でした。
現在支援している3村
私たちはスタディーツアーと称し、年に2回、ラオスの3つの支援先を訪問しています。
ラオスの子どもたちと深く触れ合い、ラオスの問題について本気で一緒に考えています。
支援先の小学校のなかには水道やトイレすら整備されていないところも多くありました。そこで私たちがそういった状況の改善を行うとともに、衛生環境の向上のため手洗いや歯磨きの指導を行ってきました。
(ノンテノイ村での手洗いプロジェクト)
活動実績
今まで、私たちインコネは9年間の歴史の中で数々の資金調達に成功して学校建設を行ってきました。
今回も必ず、子どもたちのために学校を建設することを約束します。
3.ラオスに教育支援を行う理由
私たちがラオスを支援先として選んだのは、大きく分けて2つの理由があります。
この二つの要因が国家が教育に予算をかけられないという現状と密接な関係があります。 ラオスが自国の様々な問題の解決を行うためには、子どもたちの学ぶ環境を整え、“教育の充実”から”国の充実”へ繋げることが必要であると、私たちは考えます。
ラオスの教育の現状
ラオスの教育制度は5・4・3・4制度で、義務教育は9年間です。
外務省のデータによると、「小学校への進学率は98.5%」
しかし、小学第一学年の退学率は8.5%、留年率は13.5%と高い数字になっています。
「遠隔地を中心に公立小学校の教室のうち27.8%が複式学級」
私たちが訪問した、パクトイ村小学校も複式学級で、2教室しかなく、1年生から3年生と4、5年生が同じ教室で授業を受けています。
「中学校への進学率は78.1%、高校への進学率は45.8%」
とあるようにラオス の教育水準は日本に比べると低く、多くの課題を抱えています。それに付随して、進学率が低いのが現状です。
(出典:外務省 諸外国・地域の学校情報)
4.パクトイ村の現状
今回のプロジェクトを実施する小学校は、ラオス南部チャンパサック県パトゥムポーン郡パクトイ村にあります。
(パクトイ村の小学校の窓から見た校舎)
パクトイ村は川の近くにあり、雨季になると校舎が浸水してしまいます。そのため1年のうちしばらくの間学校を休校せざるを得ない状況があります。
(2019年夏のスタディーツアーにて撮影)
校舎が木造のため、雨による劣化が著しいのが現状です。また校舎内には雨のせいで教材が傷んでしまうのを避けるために、上記の画像のように吊るしているところもあります。
(2019年夏のスタディーツアーにて撮影)
現在は1.2.3年生と4.5年生の2教室のみで、教室も薄い壁で仕切られているだけです。各教室は一つしかない黒板を分けあって使っているような状況のため、クラウドファンディングで資金を集めてより教室数の多い学校を建設する予定です。
2019年夏、スタディーツアー。
雨の被害の現状を、身をもって実感しました。ラオス南部の被害は例年以上で、パクトイ村の小学校に向かう道のりは、大人の私たちにとっても過酷なものでした。
大雨の中でもヒアリング調査に快く協力してくれる先生たちの姿を見て、彼らの学校に対する想いを感じました。
初めてパクトイ村を訪れた日、女の子に将来の夢を聞くと
「看護師になって、たくさんの人を助けたい。」と笑顔で答えてくれました。
そんな子供たちの笑顔を絶やさないように、私たちは必ず活動資金を集めて学校を建設します。
最終目標としている280万円を達成した場合のパクトイ村の学校建設スケジュールは以下のようになっています!
7〜8月 教育局相談
9月 契約締結+頭金50%(140万円)支払い、工事着手
1〜2月 残額50%(140万円)支払い
4〜5月 工事完了
クラウドファンディングで建設費用達成した際にはラオスに支援をしている「NGOクワトロ」と連携して学校完成に向けて動き出します!上記のスケジュールをNGOクワトロ、ラオス政府の教育局と共に着実に進めていきます。
以下のウェブサイトからNGOクワトロについてのご詳細をご覧いただけます。
5.プロジェクトにかける私たちの想い
もし私たちがこの活動を続けなければ、これまで築いてきた村の人々との関係は断たれ、子どもたちの将来は閉ざされてしまいます。コロナ禍だからという理由でも、私たちは止まることはできません。私たちの目的は学校を建てて、「子供たちの将来を広げる」ことです。そのためなら初の試みであっても絶対に成功させる必要があります。そして、成功のためには皆さんの熱いご支援が必要です。どうかよろしくお願いします!!
~代表、名村穣司の想い~
「私はラオスに12年間住んでいました。ラオスは私にとって故郷です。日本で一番ラオスに熱い若者だと勝手に思っています(笑)。
そして今回、雨季でも通える学校を故郷に作りたいと思い、このプロジェクトに挑戦しました。プロジェクトが達成できたら、私はまずラオスの子供たちに会いたいです!そして、ラオスの子供たちが勉強を頑張れば夢を実現できるような仕組みを作っていきたいと思っています。私たちは全力なので、皆様のご支援を心からお待ちしております!」
きっとみなさんも学校でたくさんのことを学び、友人と過ごすなど周りの人と関わった時間で今の自分があるのではないかと思います。
特にコロナ禍で人との関わり方が大きく変わった今、改めて当たり前のように生活できていること、学校に通えること、仕事ができることの有り難みを強く実感しました。
パクトイ村の小学校は雨季の洪水の被害により休校せざるを得ないのが現状です。コロナウイルスがなかったとしても、当たり前に勉強ができる場所とは言えません。
1日でも早く高台に小学校を建設し、
そんな明るい未来を、皆さんと共に創っていきたいです。
必ず、この想いをカタチにします。
皆様からの温かいご支援をよろしくお願いします。
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