チャンス・フォー・チルドレン(CFC)は、西日本豪雨で被災した子どもたちへの緊急支援として、被災した中学生に学習塾や習い事等で利用できる”スタディクーポン”を提供します。このため、9月30日まで緊急支援募金を行います。

水害によって、多くの家庭が経済的な被害を受けています。現在は復旧支援のフェーズですが、このままでは経済的な理由で、塾や習い事に通うことをあきらめざるを得ない子どもたちが出てきてしまいます。

これまでも当法人には、大規模な災害で被災した子どもから、「高校受験が近く、塾に行って勉強したかったけど、自宅の修繕にお金がかかり、家族に塾に行きたいとは言いだせなかった」「自宅を再建するのにお金がかかり、習い事を辞めざるを得なくなった」といった声が多く寄せられています。

CFCはこれまでの東日本大震災や熊本地震での大規模災害支援の経験を活かし、被災地域のNPO、教育事業者、自治体等と連携体制を作り、被災によって経済的な困難を抱えた中学生に対してクーポンを提供し、子どもたちが学習塾や習い事を継続できるよう支援します。

西日本豪雨災害によって、子どもたちが学ぶことをあきらめることがないよう、緊急支援募金へのご協力をよろしくお願いいたします。

CFCは、災害や家庭の事情で経済的な困難を抱える子どもたちに対して、学習塾や習い事で利用できるクーポン券を提供し、子どもたちの学びの機会を支えています。活動の原資は寄付金です。

【特長】
(1)クーポンの使途は教育に限定
災害後は生活再建にもお金がかかってしまいますが、現金給付と違い、クーポンの使途は教育活動に限定でき、子どもたちに確実に教育機会を届けることができます。

(2)子どもは行きたい塾・習い事などを選択可能
学習塾のほか、ピアノ教室やサッカー教室など、子どもは幅広い教育活動の中から自分の通いたい学習塾や習い事を選択することができます。

(3)被災した地域の教育事業者の自立を支える
被災地では、学習塾などの教育事業者の方々も被災しています。クーポンを用いると、クーポン利用先の教育事業者も収入を得ることができるため、被災した子どもたちと教育事業者の自立を同時に支えることができます。

・東日本大震災(2011年6月~現在)
2011年3月11日に発生した東日本大震災で被災した小学生~高校生、延べ2,283名にスタディクーポンの提供を行いました。

・熊本地震(2016年4月~2018年3月)
2016年4月14日以降に発生した熊本地震で被災した中学3年生と高校3年生、延べ178名にスタディクーポンの提供を行いました。

このほかに、CFC西日本(関西地域の貧困世帯の子ども支援)を含め、これまで延べ約2,600名の子どもにスタディクーポンの提供を行ってきました。

・一次目標金額:187万円(子ども30名分の支援)

・寄付金使途:90%以上を事業費(80%以上をクーポン提供額、残り10%程度をクーポン印刷費や利用者募集等の事業運営費)として使用します。10%未満を法人運営費(寄付金募集費用等)として使用します。

※被災地域が広範囲にわたるため、現地との連携体制が整った地域から支援を開始します。一部地域に限定して実施する場合もあります。
※第一次クーポン利用期間は2018年11月頃~2019年3月末までを予定しています。2019年4月以降の継続支援については、現地の状況をみて判断します。
※クーポンの有効期限時点で未使用のクーポンは、大規模災害被災地クーポン資金として指定正味財産に繰入れ、今後の大規模災害が発生した際の支援に活用させていただく場合があります。

 

(※寄付型クラウドファンディングの税制優遇について)

このプロジェクトへの寄付は寄付金控除の対象になります。「寄付金控除」「税額控除」をお受けいただくためには、確定申告の際に、公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンが発行した「領収証」の提出が必要となります。領収証は1月ごろに発行・郵送予定です。

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