生きづらさを抱えた子どもたちに家でも学校でもない第三の居場所を

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ
現在の支援総額
¥7,000/月
パトロン数
3人

現在14%/ 目標金額50,000円

このプロジェクトは、ファンクラブ方式(定額課金制)です。
選択した金額で毎月パトロンになり、毎月集まった金額がファンディングされます。

貧困、虐待、いじめ、不登校、引きこもり、障害、非行など社会にはさまざまな生きづらさを抱え、基本的な安心感を得られる居場所がなく、自己肯定感も低く、将来に対し悲観的な子どもたちがいます。私たちは、その子たちがやりたいことや夢を見つけ、そのやり抜く力・自立する力を身につけられるよう寄り添いをしています!

◆地域に埋もれた「生きづらさを抱えた子どもたち」

私たちハーフタイムは、2010年1月から主に東京都葛飾区において、生きづらさを抱えた子どもたちの寄り添い活動を行っています。

時折りマスメディアなどで、「子どもの貧困率は13.9%で、7人に1人の子どもが貧困状態」といった話や、「児童相談所への児童虐待通告件数が毎年過去最高を記録」といった話が取り上げられたりするように、現代の日本社会においては、貧困、虐待、いじめ、不登校、引きこもり、障害、非行など、さまざまな生きづらさを抱えた子どもたちがいると言われています。

しかし、こういった話になると、なかには、「自分の身近にはそういった子を見ない。本当にいるのだろうか?」と疑問に持たれる方もいらっしゃいます。

これに対し、私たちが伝えたいことは、「『たくさん』ではないが、『必ず一定数』いること。そして、そういった状況の子は深刻であればあるほど見えにくく、自力では抜けることのできない負のスパイラルに陥っている」ということです。私たちはこれまでにも、たとえば以下のような子たちと出会ってきました。


・父親のDVによって両親が離婚して母親に引き取られたものの、母親が日本語を十分に使いこなせない外国にルーツを持つ方の上、離婚を契機に体調を崩して寝たきりとなり、さらに子ども本人も学校でいじめ被害を受けて通学できなくなって昼夜逆転しながら家にひきこもってしまった子


・幼少期から児童福祉施設で育ち、退所後は母親とともに生活するものの、母親に精神的な浮き沈みもあって子どもが日々落ち着いて家で過ごすことができない上、子ども本人にも障害があって学業不振やいじめ被害を受け、学校に通えなくなっていた子


・家のなかが家具や物であふれかえっており、物一つ動かせばゴキブリが逃げ回るような家庭で育ち、親が体調を崩して昼夜逆転になったこともあって小学校低学年のころから学校へ行けなくなり、風呂も着替えも数日に一回しかせず、髪も爪も伸び放題で垢やフケが溜まっているなか、ほとんど外に出ずにひきこもり生活をしている子


上記はまさに活動を通して出会ってきた子たちです。こういった子たちは、本来落ち着ける場所であるはずの「家」にも、他の子が通っている「学校」にも居場所をなかなか見い出せずにいます。

また、地域には子どもの居場所として児童館やプレーパークなどが用意されていますが、そういった「地域に開かれ、誰でも来られる場所」には上記の子たちは行くことができずにいます。「自分をいじめてくる子がいるのではないか」、「学校に行っていないのにそういった場に行ったら誰かに何かを言われるのではないか」、「一人で行っても遊び・話し相手がいない」など、その子たちの行けない不安は多々あります。

さらに、近年は、無料学習塾といったように学習支援を行うところも増えていますが、こういった子たちは自己肯定感も低く、将来に対しても悲観的になっています。「勉強なんかわかるわけがない」、「中学を卒業したら自殺するだけだから、勉強なんかいらない」などを考えている子に、「勉強を見てあげるから勉強道具を持っておいで」と言っても繋がることはできません。そのような子たちには、こういった既存のものとは違う、「第三の居場所」が必要なのです。

※子どもにそっと寄り添い、あたたかく見守ることを表現したハーフタイムのロゴ

 

◆細い糸をゆっくり・優しく一本一本紡ぐような長期的な「寄り添い」を

私たちは、上記のような生きづらさを抱えた子どもたちに、細い糸をゆっくり・優しく一本一本紡ぐように寄り添いを行うようにしています。

なかには、抱える生きづらさが複雑に絡み合った子もおり、そういった子には長期的な寄り添いが必要となってきます。不登校の小・中学生の間はいろいろな社会体験などを一緒にしながら少しずつ家族以外の人とも安心して対話ができる関係構築に努め、中学3年生になれば受験対策として勉強をみたり高校見学に一緒に行き、そして高校進学後は中退防止支援として期末試験対策やバイトの悩みを聞いたり、さらに就職後は離職防止として職場の悩み相談に応じたりなど。

既存の特に行政による支援では、対象年齢や抱えている課題がなんであるかで担当窓口が変わったり、あるいは対象年齢外ということで支援が切られてしまうこともあります。ハーフタイムでは、おおむね20歳程度という一定の限界はあるものの、長期的な視点を持って、その子のそのときどきの抱える悩みにきめ細やかに寄り添うようにしています。

 

◆子どもへの寄り添いの主な方法

寄り添いの方法は大きく分けて3種類あります。ただし、子どもの抱えるものは千差万別のため、型を作りすぎず、一人一人のそのときどきのニーズに合わせて臨機応変に対応するようにしています。


【拠点型の居場所づくり】

生きづらさを抱えた子どもたちが、家でも学校でもない第三の居場所として立ち寄れる拠点づくりを行っています。

そこでは、子どもはいじめ被害や暴力に怯えることなく、大学生や社会人のお兄さん・お姉さん、地域のおじさん・おばさんに寄り添ってもらえる場です。安心・安全な空間にて、雑談や悩み相談をしたり、一緒にゲームや軽い運動をしたり、工作やお絵描きをしたり、ちょっとしたお出かけ・お散歩をしたり、勉強をしたり、あるいはただまったりごろごろしたり…

自分のやりたいことを一緒に誰かとやるなかで、少しずつ基本的な安心感や自己肯定感を高められるようになっています。いずれ少しずつこういった場をより多くの地域につくっていければと考えていますが、現在は以下3拠点を開設しています。

・2010年2月より開所し、JR金町駅近くで実施中の「金町拠点」

・2016年5月より開所し、京成立石駅近くで実施中の「立石拠点」

・2017年5月より開所し、京成高砂駅近くで実施中の「高砂拠点」

 

 

【さまざまな社会体験を一緒に行う生活訓練】

これまでに出会ってきた子たちを見てきて感じることは、社会体験が少ない子が多いということです。例えば、小・中学校のころに不登校になると、動物園・博物館・工場見学などの社会科見学やどこかに遠出をする機会を失います。また、そういったイベントだけでなく、日常的に身体を動かす体育の授業などもなく、また同世代の子と話をしたり遊んだり何かを一緒に取り組む機会も激減します。さらに、保護者が障害を抱えて寝たきりであったり、あるいは経済的・精神的・時間的余裕がなかったりすると、家庭でも体験できなかったりします。

そのため、ハーフタイムでは、定期的な拠点型の居場所づくりだけでなく、土日祝日などに、さまざまな社会体験をできるようなイベントを行っています。それには例えば、以下のようなものがあります。

・不登校で身体を動かす機会の少ない中学生からの相談を踏まえ、バトミントン・卓球などを行う「スポーツレク」

・料理好きな子や調理師志望の子からの相談を踏まえ、昼食やお菓子をつくる「料理教室」

・動物園・博物館に行ったことがほぼないという子からの相談を踏まえ、各種文化施設の参観

 

 

【個別の寄り添い】

上記二つは、子どもも寄り添い手も多人数で行うものですが、なかにはこういった多人数には馴染めない子もいます。そういった子に対しては、定期的に家庭を訪問したり、本人が希望する日時に公園や公民館的なところで会ったりし、まったりお話をしたり遊んだりしながら、個別の寄り添いを行うようにしています。

また、多人数の場に来ている子のなかでも、個別のニーズが生じた場合に、個別の寄り添いを行うこともあります。例えば、多人数がいる場ではなかなか相談しにくい家庭や学校の悩み相談に応じたり、あるいは不登校などで一緒に出かける友人がいないけれど高校など上級学校の学校見学に一緒に行きたいといったときなどです。


◆とあるAさんのストーリー(現在19歳)

・複雑に絡み合った生きづらさ…

ハーフタイムには、地元の関係機関の紹介により、小学校高学年ころからかかわるようになりました。当時は、体調を崩し寝たきりの保護者の下にいた上、学校の交友関係の不調もあって学校には行けず、昼夜逆転し、家族以外の人と接点を持つことに極度の不安を抱えている状況でした。

・一歩ずつ着実な一歩を

そこで、まずは家族以外の人とのコミュニケーションが取れるよう、学生会員が定期的に家庭訪問を行い、生活習慣の改善やさまざまな遊びや雑談をとおしながら少しずつ他者とのコミュニケーションの練習を行いました。

そのこともあり、中学2年時ころからはコミュニケーションが徐々に取れるようになり、拠点型の居場所にも少しずつ来訪できるようになりました。さらに、中学3年時には他団体の無料学習塾も利用して学習を重ね、無事、都立高校の進学を果たすことができました。 

・「支えられる側」から「支える側」への大きな一歩へ

高校進学後は、「不登校だった小・中学生時代を取り戻したい!」という思いの下、当会に通って日々の生活相談・学習支援を受けつつ、順調に通学もできるようになりました。そして、高校2年時には漢字検定を受けたいとの申し出もあり、当会のサポートの末、7級からスタートし、直近では準2級に合格するまでになりました。

現在は、高校での福祉体験授業やさまざまな大人との交流をとおして、介護福祉士を目指し、短期大学への進学を考えています。この子は、高校の勉強は熱心に取り組んでいることもあり、成績は指定校推薦を受けられるかもしれないほどのものとなっています。ただし、家庭が生活保護世帯な上、保護者が外国籍で日本語があまり読めない・書けないこともあり、経済面を中心に進学の準備は大変険しくなっています。けれども、思いは強く、なんとしても進学したいと望んでいるので、当会スタッフと一緒にオープンキャンパスに行ったり、各種奨学金の相談窓口に一緒に行ったりしながら、まさに二人三脚で進学準備をしているところです。

 

 

◆目標金額・内訳

<目標金額>

まずは一拠点分の運営費として50,000円/月


<内訳>

①定期的な拠点運営費:30,000円(スタッフ交通費1,500円/一回一人×5名/回×4回/月)

②個別の寄り添い:12,000円(スタッフ交通費1,500円/一回一人×2名/回×4回/月)

③活動費(活動中の飲食費・消耗品学習教材購入費など):8,000円/月

 

◆リターン

500円:活動報告メール、HT通信の配信

1,000円:活動報告メール、HT通信の配信

2,000円:活動報告メール、HT通信の配信、イベント先行招待(年1回分)

3,000円:活動報告メール、HT通信の配信、イベント先行招待(年1回分)、子どもとの創作品のプレゼント

5,000円:活動報告メール、HT通信の配信、イベント先行招待(年2回分)、子どもとの創作品のプレゼント

10,000円:活動報告メール、HT通信の配信、イベント先行招待(年4回分)、子どもとの創作品のプレゼント

※備考

・「活動報告メール、HT通信の配信」についてはご登録と同時にリターンを提供(月1~2回)

・2,000円以上のコースに付加しているリターンは半年以上のご登録を確認後、リターンを提供

 

◆ハーフタイムについて

ハーフタイムは、貧困、虐待、いじめ、不登校、引きこもり、障害、非行など、社会にはさまざまな生きづらさを抱えた子どもたちへの寄り添い活動を行っています。現在は主に東京都葛飾区を活動地域とし、2010年1月より任意団体としてスタートし、2017年4月からNPO法人として活動しています。

主な活動内容は、生きづらさを子どもたちが来訪できる居場所を定期的に開催する拠点型の生活相談・学習支援事業、個別の寄り添いのニーズが生じたときに行う個別対応型の生活相談・学習支援事業、さまざまな社会体験を行う生活訓練事業、子育てに悩みを抱えた保護者等の相談に応じる​保護者等相談事業、そして、講演会・研修会等にて社会啓発・各種情報の発信を行う情報提供事業を展開中です。

団体名 : NPO法人ハーフタイム

代表者 : 理事長 橋井啓子

所在地 : 〒125-0054 東京都葛飾区高砂7-25-19

設立 : 2017年4月(2010年1月任意団体設立)

活動内容 : 生きづらさを抱えた子どもたちへの寄り添い活動

URL : http://halftime2010.wixsite.com/halftime


◆税制優遇について

NPO法人ハーフタイムは「NPO法人」として認定されていますが、このクラウドファンディングを支援することで、支援者が税制優遇を受けることはありません。