はじめに

みらいこども財団は貧困や児童虐待により児童養護施設で暮らす子どもたちを支援している団体です。
日本は社会課題先進国といわれています。
その中でも子供の貧困や児童虐待の問題は深刻です。
みらいこども財団は日本の将来を担う子供や若者を、その中でも貧困や児童虐待が原因で
児童養護施設で暮らしている子どもたちの支援を行っています。

解決したい社会課題

みらいこども財団は毎月児童養護施設を訪問して、子どもたちを一緒に遊んだり、一緒に学んだり
することを通じて子どもたちの心のケアを行ってきました。
しかし、コロナ禍において様々な課題が新たにあぶりだされてきました。
その中の一つが、施設を卒業した後の子どもたちの状況でした。

オンライン里親プロジェクト

児童養護施設を卒園したこどもたちのほとんどが進学したくてもできない、運よく進学できたとしても
誰も頼る人のいない子どもたちは、少しのことでつまずくと道を踏み外したままもとに戻れません。
児童養護施設から進学した子供たちの多くは卒業できないという現状があります。
私たちは、「貧困と機会差別をなくす」という理念のもと、児童養護施設を卒園し、進学する子どもたち
が卒業するまでの数年間の学費を支援しています。

主な対象者

児童養護施設様から推薦をいただき、夢をもって努力している学生さんを対象として支援しています。

現在まで支援している学生さん

静岡県の児童養護施設出身で関東の4年大学に通う2年生の涼花さん

福岡県の児童養護施設出身で九州の4年制大学に通う1年生の一樹くん

千葉県の児童養護施設出身で関東の専門学校に通う2年生の由衣さん

関西の児童養護施設出身で理学療法士を目指して4年制大学に通う七海さん

九州の児童養護施設出身で3年制の看護専門学校に通う里咲さん


児童養護施設を卒園して放射線技師を目指している裕さんの例

寺田裕(ゆたか)さん(仮名)
◇24歳男性 奈良県出身
◆奈良県内の児童養護施設で育つ
◇施設退所後、4年間金属関連の工場に勤める
◆診療放射線技師の資格を取るために4年制の専門学校に通う3年生
◇最近ハマっていること:アニメを見ること、ジムに通うこと

裕さんの生い立ち

母子家庭で妹と育つ。小学校低学年の幼い頃から、お金を握って妹を連れて地域の食堂のようなところにご飯を食べに行ったり、母親の友人のところにごはんをもらいに行くなど、兄妹でなんとか生きてきたような状況だった。そこから何度か児童相談所にお世話になることがあり、小学校4年生の時に妹と一緒に児童養護施設へ入所、高校卒業まで暮らすことになる。現在は自身も妹も自立し、家族はそれぞれ別々に生活しているが、数ヶ月に一回は3人でご飯を食べに行くなど交流をしている。

小学校~高校時代

小学校の時はやんちゃで落ち着きがなく、喧嘩や悪さをしていつも怒られていた。自分が悪さをした時に施設の職員が真剣に向き合って怒ってくれたことで、このままじゃいけないんだなと次第に落ち着くようになっていく。中学生の時には部屋の片付けに力を入れたり、学校では野球部に入部して3年生の最後にはピッチャーでエースとして頑張っていた。高校は学力の兼ね合いと卒業後の就職を見据えて工業高校に入学し、金属関連の専門的な知識を学ぶ。憧れていたサッカー部にも入部し、夏休みなども朝から晩まで練習を頑張り、3年生の時には試合に出るまでに上達した。
高校では同級生などの施設外部の人とのコミュニケーションに苦戦しつつも、電車で遠くまでお出かけに行けるというような、普通の人が普通にしていることをすることですごく世界が広がったと感じた。学校の友人とも良い関係を築く事ができ、今でも関係が続いている。

施設退所後

進学という選択肢が当時はなく、生活をしていくために就職の道に進んだ。筆記試験の結果が悪く3~4社落ちたが、最後は無事合格して金属工場に入社し、施設を出て一人暮らしを始めた。3~4年ほど経ち、ある程度生活が落ち着いてきたタイミングで自分のやりたいことを探し始める。「裕が頑張るなら先生も応援する」という出身施設の職員からの後押しも受けながら、診療放射線技師というなりたい職業を見つけて学校も探した。小学校の時にほとんど学校に行けていなかったことからずっと勉強に対して苦手意識があり、必要な教科である数学も苦手だったが、前出の職員から教えてもらって今は得意といえるほどに克服、無事に入試も通過して2019年4月より現在の専門学校に通っている。入学当初は朝6時~14時までアルバイトをして18時~22時まで授業を受けてという生活リズムを作っていくのが難しく、かなり苦戦していたが、今はその生活リズムにも慣れてしっかり両立できている。

裕さんの夢

母の病院に付き添ったときに見た診療放射線技師の人達がかっこいいなと思い、そこから色々と調べるうちに自分自身もなりたいと思うようになりました。放射線技師はレントゲンやMRIなどを撮影し、写真を見て病気を発見することが仕事です。写真を撮る人の腕によって早期発見できるかどうかが変わります。母は大腸がんだったのですが、運良く担当の方がすごく上手で早期発見できた。僕も早期発見できるようにしたいし、ちゃんと患者さんのことを思いながら、しっかりとコミュニケーションを取って撮影する、心の優しい放射線技師になりたい。加えて、患者さんのためにも自分のためにも日々努力できる人間になりたいと思っています。



応援メッセージ(施設職員様の掲載許可を頂いております)

職員Aさん

園にいている時は、夏休み終わりに宿題が出来ずに毎年泣いていた事を思い出します。そんな裕君が、退園前の作文でみんなの前で涙して感謝を述べたこと、退園して1か月後に「先生たちみんなで食べて」と言って初給料で買ったお土産を手にして遊びに来たことを今でも忘れません。感謝をしっかり言葉や行動で表すことができる力は、裕君の味方をたくさんに増やすことが出来ると思うよ。
こんな彼ですが、あんまり得意でなかった勉強も一生懸命するほどの夢を見つけたみたいです。心から応援をしてあげたい。そして多くの方に彼の味方になってもらえることを心からお願いをしたいです。よろしくお願いします。


職員Fさん

裕くんは、小学生の時はやんちゃですぐに腹を立てて怒ったり、そうかと思うと注意されるとよく泣いていた男の子でした。高校生くらいから変化があり、たくましくなりました。高校卒業後は、堅実に仕事をして安定していました。でも、そんな生活の中で裕くん自身、夢をもち目標を見つけたと聞き、とても嬉しく思いました。お金も勇気もいることですし、苦手なことから逃げず前向きに取り組む彼の姿を頼もしく、素敵に思えました。彼の夢を応援したいと思っています。

 

選考基準

↓児童養護施設の推薦:全国の児童養護施設へオンライン里親プロジェクトの推薦者を募集します。

↓オンライン里親プロジェクト説明会の開催:推薦者へのプロジェクト説明

↓支援学生からのエントリー

↓みらいこども財団による選考

   選考基準:面談(信頼性)資金計画表(計画性)成績表(学業の成績)志望理由(目標に対する熱意)など総合的に判断します。

決定

資金の使い道

皆さんから支援していただいた資金は学生さんの奨学金/支援金として対象の学生に給付いたします。

100万円のご寄付で一人の学生の約1年間の学費になります。


オンライン里親プロジェクトの想い

誰一人頼ることのできない児童養護施設を卒園した子どもたち

誰かのために何かしたいけれどもどうしたらわからない普通の人々

そんな人同士が助け合うことができる。それがオンライン里親プロジェクトです。

私たちは子どもたちに奨学金を渡して、それで終わりというつもりはありません。

毎月、スタッフが子どもたちと面談を行ってから月末に奨学金をお振込みしています。

子どもたちは言ってくれます「誰か知らない人が自分を応援してくれるというだけで、とっても嬉しいです」「生活は苦しいけれどなんとか頑張れそうな気がします」

お金だけではない、お互いの心が通じ合える。

そんな支援活動です。


裕さんの例)

裕さんは毎月10万円以上の生活費を稼ぎながら学校に通っています。
そのため、睡眠時間は毎日3時間程度となっており
このままでは学業に支障がでることが考えられます。奨学金は全額が返却義務のあるものであり
オンライン里親プロジェクトを通じて返済義務のない学費の支援を行うことで
少しでもアルバイトの時間を減らすことで、勉強に打ち込むことのできる環境を作れたらと考えています。

詳細な資金計画

実施スケジュール

皆様からの支援が集まり次第、対象の学生さんには現金として支給いたします。
みらいこども財団は毎月学生さんとオンラインで顔を見ながら生活の報告をしてもらっています。
対象の学生さんが卒業するまでしっかりと行方を見守ってまいります。
決してお金を振り込んで終わりというプロジェクトではありません。


支援対象者

みらいこども財団が対象としている学生さんに対して集まった支援金額を毎月均等にしてお渡しします。

2021年12月末から23年3月末までの期間を対象といたします。

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


「リターン」

支援をした学生さんの生活報告をお送りします。
簡単なブログのような形で、写真と日々の生活の中で感じた日記のような報告書をメールにてお送りします。裕さんの成長を感じることができます。


「リターン」
20万円以上の方は
3ヵ月に1度、オンラインのズームにて卒業までの対象の学生さんの現在の様子や他の支援者と一緒にお話をすることができます。
裕さんの日々の成長を感じることのできる貴重な機会です。

最後に

オンライン里親プロジェクトは裕さんだけでなく、全国の児童養護施設で暮らす3万人の子どもたちが
僕でも進学できるんだ!と多くの子どもたちの希望になる大切なプロジェクトだと考えています。
そして、支援していただける人にとっても、子どもたちの成長が実感できるものになって
日本の多くの人が今より優しくなれる、そんな機会を作り続けていきたいと考えています。

チーム/団体/自己紹介・活動実績など

「活動理念」

貧困と機会差別をなくす

誰もが優しくなれる機会を創造する

誰もが5%をシェアすることで世界を変える

ボランティアクルーが活動を通じて幸せな人生を送る


「主な活動」

児童養護施設の支援

東京、大阪を中心に25の児童養護施設に毎月300人以上のボランティアクルーが訪問して

1500人以上の子供達を笑顔にする活動を行っています。

2019年度活動報告

「東京・神奈川での活動スタート」

2019年度はみらいこども財団として大きく活動が広がった1年となりました。

全国からボランティアとして協力したいという人や皆様のご支援のおかげで

東京で活動をスタートすることができました。


「児童養護施設の訪問先は28施設に」

2020年現在、当初の目標を大きく超えて、支援先の児童養護施設は25施設となり、全国展開の第一歩として、東京、神奈川、京都でも活動を始める準備を行っています。


「ボランティア数は180名以上」

2021年現在でボランティアクルー数は関東、関西で180名。とても熱心な人々が子どもたちのために
活動をしています。


みらいこども財団のボランティアクルーは18歳から60歳まで、様々な経験や知識と情熱を持つ人々が自分の時間のたった5%を社会にシェアすることで、貧困や虐待をなくすことを目的にして集まった組織です。


活動実績

2020年 内閣府主催の「子供の未来応援活動」の採択団体として選ばれる。
2019年 東京にて活動を開始する。ボランティアクルー300名を超える。
2018年 大阪・兵庫・神戸の児童養護施設20施設を支援する。
2014年 一般財団法人みらいこども財団を設立。


2010年 
代表理事である谷山が経営する株式会社シセイの社会貢献活動として街の清掃をはじめる。
2011年 
株式会社シセイの利益の一部を使い児童養護施設の子どもの支援をスタートさせる。
2012年 
児童養護施設の子どもたちをUSJに招待し一緒に遊ぶイベントを初めて開催する。
2014年 
ボランティア募集を行い、3施設の児童養護施設の子どもたちをUSJに招待する。
2015年 
一般財団法人みらいこども財団を設立する。毎月1度の施設訪問活動をスタートさせる。
ボランティアクルー 162名  支援先児童養護施設 5施設
2017年 
教育支援活動をスタート 児童養護施設の子供を対象にマンツーマンで家庭教師として勉強を教える。
2018年 
就業支援活動をスタート ボランティアクルー300名が自分の仕事について子どもたちに紹介する活動。
ボランティアクルー 230名  支援先児童養護施設 17施設
2019年 
東京での活動をスタートさせる
ボランティアクルー 280名 支援先児童養護施設 20施設
内閣府・厚生労働省・文部化科学省が主催する「子どものみらい応援基金」の採択団体に選ばれる。
2020年 
児童養護施設の子どもたちをディズニーランドに招待するイベントをスタートさせる。
物資提供プロジェクトとしてファーストリテイリング様がエアリズムマスクを全国350の児童養護施設に贈るイベントに協力する。
ファーストフィットネスジャパン様の社会貢献活動に協力する。
ユニセフの「世界子供の日」世界会議に日本代表として出席しました。
2021年
支援先児童養護施設 580施設 訪問先児童養護施設 28施設 ボランティアクルー280名
コロナ緊急支援プロジェクトとして2020年・2021年(7月末まで)200名の児童養護施設及び児童養護施設の卒業生に800万円を支給(継続中)
「オンライン里親」プロジェクトとして児童養護施設から進学を希望する子どもたちの支援活動をスタートする。

メディア掲載およびセミナー講演情報
2021年  読売新聞に掲載していただきました。
     昭和学院短期大学にて講演をいたしました。
     大阪府立大学にて講演をいたしました。
     大阪市立高校にて講演をいたしました。
     味の素労働組合様にて講演をいたしました。
     フィデリティ投信様にて講演をいたしました。


<プロジェクトオーナーについて(特商法上の表記)>

■特定商取引法に関する記載
 ●販売事業者名:一般社団法人みらいこども財団

 ●代表者または通信販売に関する業務の責任者の氏名:谷山昌栄
  
 ●事業者の住所/所在地:

〒540-0026

大阪府大阪市中央区内本町2−4−16オフィスポート内本町1108号
  
 ●事業者の電話番号:Tel:050-3530-1083
  
 ●送料:送料込み
 ●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
 ●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。


本文中に使用している画像や動画はみらいこども財団が掲載権利を有しております。

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