◆ご挨拶 

はじめまして、早稲田大学の公認団体・ロータリーの会と申します。

弊会は、新宿・高田馬場駅前ロータリー広場の散乱ゴミ問題解決を目標に、2020年1月から清掃ボランティア・協働企画・政策提言を中心として活動してきました。


設立当初は2人から始まりました。見えない道を模索しながらも、懸命に前を向き続けてきました。
他の早大サークルや地域の飲食店・企業・メディアから自治体の皆様まで、多くの方々から背中を押していただいたおかげで、会の仲間も増え、どうにか組織としても成り立つようになってきました。

まず先に、この場を借りて今日までご声援いただいた皆様にお礼申し上げます。本当にありがとうございました、これからも長く応援いただければ幸いです。ロータリーの会を初めて知ったという方々も、これからどうぞよろしくお願いします。

そして、この度ロータリーの会は今年度の締めくくりとして、高田馬場駅前ロータリーの現状や私たちの活動を同じ目線で、より多くの方々に知っていただくために、写真・缶アート・ドキュメンタリー動画等を含めた展示会を実施することにいたしました。

◆高田馬場ロータリーの現状

高田馬場は繫華街、ひいては学生街として地域の方々と支えあいながら発展してきました。

ロータリーから見た早稲田通り沿いに並ぶ商店街

約5万人在籍しているといわれる早稲田大学はもちろん、付近にはそのほかにも大学があり、専門学校数も日本一多い街です。日が沈むにつれ駅前や商店街には若者が集い、活気あふれる「学生文化」が根付いていると言われています。

しかし、光ある学生文化が生み出してきた影にある問題を、私たちは見落としてしまいがちです。
駅前広場を中心とした街の玄関では目を覆いたくなるほどの光景が、数十年前から続いてきました。


朝7:30頃のロータリー広場の惨状

広場内には喫煙所があるものの、煙草は1日に1000本近く捨てられている

◆ロータリーの会の活動

ロータリーの会はこうした現状に対して、地域の憩い・交流・集会の場所である駅前空間を従来の悪いイメージではなく、街の明るい象徴にすることを目指し、日々の清掃ボランティアのほか、各地域コミュニティと協働することを理念に掲げて活動してきました。


他の早大サークルとの協働企画

私たちが活動する前は、新宿区委託の清掃員の方が毎日朝8:30頃から清掃してくださっていました。清掃員のおじさんに、「今日からは僕らがやります」と言って朝7:30から清掃ボランティアを行うことにしました。(清掃員の方々は、ロータリー広場以外の箇所も清掃しています)
日常のなかで忘れがちな「拾う存在」を再認識していただきゴミを持って帰ってもらうこと、そして問題を問題化させるため、活動当初から日曜以外毎日行ってきました。*現在は月曜日~金曜日に変更しています。

実際に放置されることが多い夜の時間帯にも活動している。

清掃活動の際は集めたゴミを、空き缶・瓶・煙草の吸い殻・ペットボトルに分類し、手でカウントすることで、毎日のゴミの変化をデータ化しています。数値・グラフ化することで具体的なゴミの量や推移が伝わるようにしました。

2020年9月の散乱ゴミ推移。
多い日には約200個の空き缶が放置されている。

また、ロータリーの会の活動理念や問題認識を地域全体で共有するために、近隣の小学校や地域住民の町会・商店街組合の方々に取り組みを紹介し、意見交流や協働清掃活動を実施しています。地域課題に共に取り組むことを通して、地域コミュニティ間の繋がりを強化し、関係を深めることにも寄与しています。


高田馬場駅から徒歩2分に位置する戸塚第二小学校での出張授業の様子。
別日には地域住民の方も含めた清掃活動を行った。

地域住民で構成される「戸塚福祉会議」でプレゼンや意見交流を行った。

ロータリー広場の利用者は、決して学生や若者だけではありません。出勤前に立ち寄る社会人の方や、日中の時間帯に憩いを求めて一休みする方など、多様な人々が活用しています。地域社会全体で問題認識醸成を図るために、CSRを通して様々な企業に協賛・協働の呼びかけを行ってきました。弊会の理念や活動にご賛同いただき、企業にも次第に活動の輪が広がってきました。


地元・高田馬場に本社を置く大正製薬のエナジードリンクと
弊会広告シールを添付し、駅前で配布した。

JTの方々と協働して清掃活動を実施。
現在広告研究会と協力してマナー啓発広告を作成中。

また、昨年12月には新宿区長と対談し、現状の様子や弊会の活動内容を紹介させていただきました。その際、IoTゴミ箱や啓発広告物の設置、夜間LEDライト点灯などの提言を行い、早速年明けからロータリー広場にLEDライトが夜間点灯されるようになりました。迅速に対応していただき、大変ありがたく思っています。

◆活動の芯にあるもの

「なぜそこまでするのか」と言われることがあります。

もちろん個人ごとに原動力はさまざまありますが、共通していることは

「この街に関わる者―――早大生として」という使命感。これに尽きると思います。

新型コロナ感染拡大に伴う「路上飲み」が社会問題化し、ゴミ問題も含めた高田馬場駅前の様子は多数のマスコミに報道されましたが、ロータリーの問題は決して今に始まったことではありません。

問題は昔からありましたが、学生自身が積極的に解決を図ろうとしたことは多くありませんでした。

私たちは、自分たちの街の問題を「仕方ないもの」として背中を向けたくありません。見て見ぬふりもしたくありません。 自分たちの街のことは、自分たちで声を上げ、自分たちの手で解決していきます。

ロータリーの会はこれからも「学生は、社会を変えられるのか」という問いに挑戦し続けます。

◆プロジェクトを通して実現したいこと

当プロジェクトの目的は主に3つあります。

①同じ目線で問題を捉える

来場者の皆さんに、展示会を通して他者のことや街への被害を想像してほしいと思います。
例え地域内で暮らしていたとしても、実際にゴミが散乱している様子を直接見たことがないという人も少なくありません。まずは地域の問題に対して、共通の問題認識をもっていただくために展示会を実施するに至りました。

②コミュニケーションを図る

「拾う側」や「捨てる側」のような善悪の二項対立ではなく、「どうすれば解決していくだろうか」を共に考えていけたらと思います。普段あまりできない対話を通じて、次に私たちに何ができるかを熟慮していく所存です。

③ロータリーの会の活動支援

そして最後に、弊会の今後の活動運営や広報に必要となる資金もこのプロジェクトを通じて募集させていただきます。弊会はボランティア団体なので、会員から会費や入会金を頂きません。
必要となる印刷費や備品費など全ての支出を助成金や寄付金で補う方針で運営しており、この機会にぜひ皆様のお力添えをお願いしたいと存じます。
そのため、当プロジェクトの目標金額は、展示会に必要となる経費よりも高めに設定しています。
今回ご支援いただいたお金は、プロジェクト費用のほか、団体パンフレットやポスター印刷などの印刷費、清掃用具や団体ユニフォームなどの諸経費としてご利用させていただきます。

◆資金の使い道

施設利用費:約12万円(展示施設貸出)
写真印刷費:約16万円(A2大判プリント+パネル加工+フレーム)
空き缶アート作成費:約3万円
広報費:約2万円(展示会ポスター+ポストカード)
団体パンフレット印刷費:約2万円
その他雑費:約2万円
リターン品製作費+送料:約5万円
クラウドファンディング手数料:約6.5万円 (9%+税)
団体活動費:余剰金
*この度新宿区社会福祉協議会様の地域支えあい助成金の審査に通過し、経費の一部が助成されることになりました。そのため、不足分を当プロジェクトで補い、余剰金は赤字決算の状況(現在約20万円赤字)のを改善するとともに、今後の弊会の活動費に充てさせていただきます。

◆リターン品のご紹介

プロジェクトを実施するに当たって、リターン品には苦悩しましたが、高田馬場駅周辺をテーマとしたオリジナルグッズを作成しました。皆様が高田馬場をより身近な街として、思い返したり、関心を抱くきっかけになれば幸いです。*活動は応援したいが、リターン品に興味がないという方のために、無償リターンも各金額ごとに設けておりますので、そちらもご活用いただければ幸いです。

また、出張清掃活動のリターンを設けました。
制限はございますが、普段暮らしているなかで気になる場所をご指定いただければ、私たちが調査・活動に参ります。

皆様のご期待に沿えるものとは限らず恐縮ですが、ご支援のほど何卒よろしくお願いします。

◆展示会実施スケジュール

2022年 2月15日(火)~2022年2月19日(土) 
@公益財団法人早稲田奉仕園スコットホールギャラリー/*集客式展示会

2022年 3月1日(火)~2022年3月14日(月) 
@早稲田大学学生会館アトリウム

2022年 4月1日(金)~4月14日(木)
@新宿区戸塚地域センター

*早稲田大学学生会館及び戸塚地域センターは写真のみ展示。
(その他の展示物は早稲田奉仕園スコットホールギャラリーのみ、弊会も両施設には在中する予定はありません)

2022年 3月中旬以降 順次リターン発送

◆最後に ー代表挨拶ー

ここまでご拝読いただきありがとうございます。
はじめまして、幹事長の新井国憲(早稲田大学教育学部5年)と申します。
ロータリーの会立ち上げから現在に至るまで、駅前ロータリーの現場と向き合い続けてきました。

この2年間、「きれいなロータリー広場をつくる」という、新しい価値観を創造する結果だけをひたすら求めてきました。
「無法地帯」と揶揄されることもあるこの場所で長く活動していると、苦悩することも多々ありました。

社会問題に取り組んでいるのだから、そんなに甘くないのは当然です。むしろ、それくらいじゃないと面白くありません。それでも、いつも忘れてはならないと心に刻んでいるのは、僕たちロータリーの会は決して「被害者」ではないということです。

街で暮らしているときや活動しているとき、SNS等も通じてたくさんの方々に応援いただきましたが、そうして背中を押していただく度に、この声を問題解決に繋がる活動に還元しなければならないと感じます。ずっと結果が出せず、地域に関する方や支援者の皆さんに申し訳ないとも思います。

それでも間違いないのは、ロータリーで話しかけてくださったとき、飲食店で悩みを聞いていただけたとき、SNSで反応・拡散していただいたときなど、些細なコミュニケーションのおかげで、僕が逃げようとしたときも立ち上がることができたということです。
僕個人は今年度で引退しますが、これからも長くロータリーの会の挑戦と物語を暖かく応援していただければ幸いです。

そして当プロジェクトを通して、ロータリーの会の活動の輪が縦に、横にさらに広がっていけたならこれ以上嬉しいことはありません。

高田馬場と早稲田は、これからも共にあり続ける街です。誰もが快適に暮らすために、学生街の問題を学生が主体となって解決に導き、街全体が支え合う。そんな地域社会を、僕たちが築いていきます。

なんだか、きれいごとばかり言っててすみません。長くなってしまいましたが、ご支援のほど、どうかよろしくお願いします。


◇過去のメディア掲載記事

高田馬場経済新聞
駅前ロータリーを清掃する早大サークル「ロータリーの会」 「意識変えてきれいな場所に」
https://takadanobaba.keizai.biz/headline/354/

早稲田ウィークリー
きれいな高田馬場の象徴に 日夜清掃に励む「ロータリーの会」が描く未来
https://www.waseda.jp/inst/weekly/news/2020/12/08/80911/

東洋経済オンライン
コロナで閑散「高田馬場」早稲田大生たちの底力
https://toyokeizai.net/articles/-/397001

高田馬場経済新聞
高田馬場駅前ロータリー広場の照明が点灯 「ポイ捨て対策」、早大生の要望で
https://takadanobaba.keizai.biz/headline/615/

高田馬場経済新聞
早大「ロータリーの会」が広場の清掃活動再開 「共に新しい高田馬場を」
https://takadanobaba.keizai.biz/headline/795/

読売新聞
駅前広場美化 早大サークル奮闘 高田馬場 賛同広がる
https://www.yomiuri.co.jp/local/tokyo23/news/20211225-OYTNT50002/

  • 2022/01/17 18:30

    こんばんは、いつもお世話になっております。プロジェクトオーナーのロータリーの会です。展示会のポスターと、ポストカードが完成しました!!今回の展示会のテーマは、「シンボルの自戒」。地域内で分断を招くことがないように、しかしわたしたちが伝えたい想いや問題を訴えかけるにはどうすれば良いか?メンバーで...

  • 2022/01/12 15:54

    お世話になっております。プロジェクトオーナーのロータリーの会です。展示会で展示予定の展示物を、Twitterにてご紹介しています!!https://twitter.com/Rotary_waseda/status/1479829015615926274現在も展示会開催のために、ロータリーの会一...

  • 2022/01/06 12:00

    昨日より、クラウドファンディングを開始させていただきました!!開始から数時間で目標金額の約20%ほどご支援をいただき、誠にありがとうございます。クラウドファンディングは1月末日まで実施しておりますので、プロジェクト終了及び展示会開催まで何卒よろしくお願いします。なお、リターン品不要の場合は、お...

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