はじめまして!
私たちは、関西を中心に教育格差の解決を目指す活動をしている「学生団体KACs」です。
学生団体KACsは、2020年にリンクアンドモチベーション主催の「次世代リーダー育成プロジェクトCo-Lab Gears」より発足した団体です。
この度、当団体は、2022年9月より開校している学習支援教室〈ペンタスクール〉での子どもたちの学習支援・居場所づくりのプロジェクトへのご支援ご協力をおねがいしたいと思い、本クラウドファンディングを立ち上げました。
学生団体KACsのプロフィール
~学生団体KACsでは、これまでにもあらゆる「不平等」の解決に向けての活動を行ってきました~
・2020年4月
株式会社リンクアンドモチベーション主催、次世代共創リーダー育成プロジェクト「Co-Lab Gears」にて学生団体「KACs」を立ち上げ
・2021年6月
海外にルーツを持つ学生に対する支援事業〈LSS日本語支援プログラム〉の立ち上げを企画
・2022年4月
学習支援教室〈ペンタスクール〉の立ち上げを企画
・2022年9月
学習支援教室〈ペンタスクール〉初開校
🐧ビジョンとミッション🐧
私たちは、この学習支援教室〈ペンタスクール〉の活動を通して「学習したい!」の声を実現したいと考えています。こういった学習への不利な環境を持つ子どもたちは、ご家庭でもお仕事を頑張る保護者さんとのコミュニケーション量が少なかったり、見守り体制が十分に取られていないことがよくあります。このような課題を解決するために、私たち大学生で立ち上げた〈ペンタスクール〉で、子どもたちが
1.学習習慣を身に着けること
2.基礎学力を身に着けること
3.安心してコミュニケーションが取れる居場所を見つけられること
を目指して活動しています。
学習支援教室〈ペンタスクール〉は、学生団体KACsに所属する大学生により企画、運営されています。そして〈ペンタスクール〉のビジョンやミッションは、学生だけで運営するからこそ、実現可能であると考えています。
例えば、子どもたちが自分の意思で勉強に取り組むことのできる環境をつくるためには、誰でも気軽に親しむことのできるような教室づくりに徹する必要があります。このことから私たちは、学生だけで教室を運営している点が、子どもたちの「学習したい!」という声を実現するためには不可欠であると考えています。
また、学生だけで〈ペンタスクール〉を企画、運営している点には、子どもたちが望んでいる希望を最優先できたり、利害関係なく地域に頼ったり、教室として新たな挑戦に取り組みやすいという利点もあります。これらの点も、子どもたちの「学習したい!」の気持ちを実現させるために有効であると考えています。
以上のことより、学習支援を学生のみでプロジェクトとして進めることで、実現したいビジョンやミッションの達成が可能になると考えているため、私たちKACsは学習支援教室〈ペンタスクール〉の開校を企画、運営しています。
私たちは4月から学習支援教室<ペンタスクール>の企画を始め、実際にこの9月から実働を開始しました。
9月には2度開校し、子どもとの有意義な時間を過ごすことができました。10月には3度の開校を予定しています。
🐧ペンタスクールの概要🐧
場所:門真市立公民館
対象:学習に不安を抱える小中学生
(参加していただく子どもたちからは一切費用を要しません。)
指導ボランティアを行うチューターは主に大学生としています。
時間:17:00〜19:00
内容:①大学生チューターによる学習支援
②ゲームなどを用いた全体での交流による居場所支援
🐧ペンタスクール当日のタイムテーブル🐧
17:10 宿題やテキストを用いた演習
18:30 ゲームやレクリエーションの実施
19:10 解散
私たちは学習支援による教育格差の是正だけでなく、レクリエーションなどを実施し子どもたちとの交流の時間を設けることで、ペンタスクールが子どもたちの「居場所」となることも目指しています。
🐧内容🐧
①学習支援
学校の宿題や補助教材を用いて子どもたちの学習ペースを管理・苦手の克服を行います。
②居場所支援
「保護者が仕事で帰宅が遅くコミュニケーションの量が少ない」
「家庭での自主学習を十分に見てあげられない」
「不登校により同年代の子どもたちとの関わりが少なく不安を抱えている」など
学習面以外の問題へも支援を行います。
学習の間やあとにはボードゲーム・カードゲーム、
季節ごとにクリスマスや子どもの日などのイベントの開催を予定しています。
🐧活動する地域🐧
大阪府門真市
対象の子どもたちはどの地域からでも参加できます。
今後、より多くの拠点でペンタスクールを開校することを目指しています!
🐧不登校の子どもについて🐧
不登校の子どもの数は8年連続で増加しており、令和2年には小中学生合わせて19,6127人にものぼります。
出典:「令和2年度 児童生徒の問題行動・不登校生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」文部科学省
子どもの不登校のきっかけとなるのは人間関係や身体の不調など非常に多岐に渡り、そうしたさまざまな要因によって結果的に学習に困難を感じることになった子供たちのサポートをしたいという強い思いがあります。
🐧子供の教育格差について🐧
出典:「子供の貧困などの格差の実態」文部科学省
このグラフから、世帯収入が多いほど子どもの教育費(学校以外)は高くなっていることが分かります。
このように家庭の経済事情という子どもにとって変えようのない要因によって学習する機会が減ってしまっているという現状があります。私たちはそうした家庭の子どもたちの「学習したい」の声に応えたいという思いから、ペンタスクールを開校しています。
私たちKACsはSDGs達成を目指し、「Kick Against Current status –現状に抗う– 」をモットーに活動しています。
そして、本学習支援プロジェクト〈ペンタスクール〉では、一連の活動を通じて
SDGs4番「質の高い教育をみんなに」
SDGs10番「人や国の不平等をなくそう」
への貢献を目指しています。
🐧SDGs4番🐧
SDGs4番「質の高い教育をみんなに」は、すべての人が公平に質の高い教育を受けられる世の中を目指す内容で、世界中の人々が生涯学習を受けられる機会を促進させます。
本学習支援プロジェクト〈ペンタスクール〉では、不登校や家庭の経済的理由で学習への困難を感じている小中学生の「学習したい!」という声を実現させるために、学習支援を行います。この支援活動を通して、「すべての子どもたちが将来を切り開く力を身につけられる世界を実現する」という本プロジェクトのビジョンの達成と、すべての人が公平に質の高い教育が受けられる世の中を目指すSDGs4番の達成を志しています。
🐧SDGs10番🐧
SDGs10番「人や国の不平等をなくそう」は、各国国内における不平等や、国家間における不平等の是正を目指します。
本学習支援プロジェクト〈ペンタスクール〉は、教育の分野においても不平等が存在していると考えています。不登校や家庭の経済的事情によって子どもたちは、そもそも学習する機会がなかったり、学習に不安を抱えてもそれを解消する機会を得ることを困難に感じているのではないでしょうか。私たちは、このような背景から学習に困難を感じている子どもたちに対して、学習の機会を提供することを通じて、そうした子どもたちの不安を少しでも和らげ、SDGs10番に掲げられている不平等の是正にも貢献できる活動を行います。
ペンタスクールの拠点である、「大阪府門真市」の紹介をします!
門真市には、立地や自然、地域の「人」がつくる催し物など、さまざまな魅力があります!
🐧基本情報🐧
大阪府の北東部に位置し、大阪市・守口市・寝屋川市・大東市と隣接している、人口約12万人のまちです。
東西が約4.9km、面積が約12.3㎢と、市域が比較的小さく、平坦な土地であるため、高齢者や障がいのある方々にとって暮らしやすく、徒歩や自転車、公共交通機関を利用することで、車いらずで快適に暮らすことができます。
🐧立地🐧
門真市駅からは、大阪市の最も重要な地下鉄・御堂筋線が通っている淀屋橋駅まで15分で行くことができるため、梅田・難波・天王寺へのアクセスも良好です。
大阪モノレールに乗れば、万博公園・エキスポシティへも乗り換えなしで簡単に足を運ぶことができます。
都市部へすぐに出られることからアクセスが良く、住みやすいまちです!
🐧自然🐧
門真市には公園や神社も多数あり、緑が多いのも魅力のうちの1つです。大阪みどりの百選の第1位に選ばれた「薫蓋樟(くんがいしょう)」と呼ばれる大木がある三島神社や、広く日本で愛されてきたソメイヨシノが約200本も植えられている「さくら公園」など、自然豊かな環境も整っています!
🐧地域の「人」🐧
門真市では、門真市地域の「人」によるさまざまなイベントが魅力的です。「ふるさと門真まつり」や「わがまち門真市民ミュージカル」、「ラブリーフェスタ」など、地域の「人」が門真の魅力を高め、発信しています。そのため、門真市の魅力は「人」そのものでもあります!
この度みなさまからご支援いただく資金は以下の用途で使用します。
・教材や文房具などの学習支援のための備品調達
・頭脳ゲームやボードゲームなどの居場所支援のための備品調達
・体温計や消毒液など子どもたちの健康管理品
・公民館や貸会議室などの開催会場の使用料金
※また、資金はCAMPFIRE手数料にも使用されます。
支援金を有効に使い、子どもたちへよりよい学習環境・居場所を提供することに尽力いたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
本クラウドファンディングでのご支援の金額設定は、以下の4パターン設定させていただきました。
①¥1,000
②¥2,000
③¥5,000
④¥10,000
そのすべてに対するみなさまへの感謝のお気持ち(リターン)は「大学生企画スタッフがこころを込めて書いたお礼のメッセージカード」です。スタッフ全員が大学生ボランティアで構成している活動であるため、手作りで書かせていただくメッセージカードをリターンとさせていただいております。子どもたちへの支援や、私たちの活動への共感・応援のお気持ちを、①〜④のかたちでご支援していただけると幸いです。
本クラウドファンディングは、以下のようなスケジュールを予定しております。
~1月31日 : クラウドファンディング期間
2月1日~ : リターンの発送
プロジェクトの進捗やより詳細な情報は、Instagram・Twitterよりご覧ください。
学生団体KACs(@kacs_2020) • Instagram (https://www.instagram.com/kacs_2020/)
KACs (@KACs_2020) / Twitter (https://twitter.com/KACs_2020 )
🐧最後に🐧
本プロジェクトは、大阪府門真市を拠点に、子どもたちの「教育の不平等」の解決に向けて、志をもった大学生が1から作り上げたものです。実働後も、継続的に「教育の平等」を目指し活動を推進し続け、日本、そして世界から「不平等」の文字がなくなることを夢見て活動し続けます。
どうか、皆様のお力をお貸しください!
よろしくお願いいたします!
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