2022年6月中旬以降、パキスタン各地で例年を超える大雨が続いたことにより、大規模な洪水が発生しています。国土の1/3にあたる地域が冠水の被害を受けていると報告されており、パキスタンの面積が日本の約2倍であることを踏まえても、その被害の大きさはが懸念されます。

国土の3分の1が水没する被害を受けているパキスタン被災地の様子(日本赤十字社提供)

パキスタン政府によると、被害は死者1,033人、避難者49万8,442人、被災者総数577万3,063人に上っており(2022年8月29日 外務省発表より)、被害額は300億円以上と推計されています。

GoodMorningおよびCAMPFIREは、パキスタンの被災地を支援するために緊急災害支援金を募集することを決定しました。集まったご支援は、日本赤十字社を通してパキスタンの救援・復旧活動等に使われます。

今回の洪水被害でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆さまにお悔やみを申し上げます。また、すべての被災された皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。

ご支援、よろしくお願いいたします。

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■支援先について

日本赤十字社を通して国際赤十字・赤新月社連盟とパキスタン赤新月社等が実施する洪水災害の救援・復興活動及びパキスタン・イスラム共和国での赤十字の人道支援に使われます。募集期間終了翌々月1日までに活動報告で振り込みについてご報告いたします。

2022年パキスタン洪水救援金
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/2022pakistan/

被災した子どもを救助するスタッフ(日本赤十字社提供)

※被害状況や活動状況に応じて支援先が追加される場合がございます。
その場合は活動報告にて、速やかにお知らせいたします。

■手数料について

・決済にかかる手数料(5%)以外、GoodMorningおよびCAMPFIREは一切の手数料をいただきません。

・支援者が支援金を支払う際にはシステム利用料が発生します。詳細はこちらをご確認ください。

■支援方法

1,000円よりご支援いただけます。

■リターンについて

GoodMorningより、お礼のメッセージと振り込みのご報告を兼ねた活動報告をお送りいたします。

■実施方式

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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GoodMorning担当者より

今年の夏、東京を始め日本各地で歴代最多の猛暑日を記録し、また8月は全国的に大雨による被害が発生しました。ヨーロッパでは猛暑が続き山火事が多発。アフリカ東部、ソマリアなどでは干ばつが深刻化し、食糧不足が懸念されています。

私たちの「あたりまえの生活」が、少しずつ、でも確実に変化しているのを感じています。

今回のパキスタンでの洪水の要因のひとつとして、地球温暖化に伴う気候変動があると考えられています。国連事務総長グテーレス氏がパキスタンの洪水を受け、「気候危機は未来のことではなく、いま、まさに身の回りで起きていることである」と述べている通り、もう先送りできる問題ではありません。

まずは、気候変動に対して脆弱で被害を受けている人々に手を差し伸べ、遠い国の話としてではなく、「私たちが暮らしていく地球の話」として受け止め、いち早いアクションにつなげていかなくてはならないと考えています。


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