はじめに

現在小田原市では40歳になると乳がんのクーポンが配布されるますが、そのクーポンをもってしても検診率は11パーセント程度の受診率しかありません。

乳がんは若い人ほど進行が早く、取り返しのつかないことになりやすいですが、早期発見すれば決して怖い病気ではありません。

検診に興味のない世代、もしくは子育てで検診に行く時間のない世代に、無料で乳がん検診体験会を行うことで、検診率の向上を目指していきたいと思い、今回このプロジェクトを思い立ちました。

ママにはずっとずっと元気でいてほしい!まずは自分の体としっかり向き合える時間を確保する時間を作ってあげたい!!

私たちの願いです。

そのために、横浜ですでに乳がん検診会を実施している、シュフレ協会さんと協力して、当プロジェクトを行っていきます。

解決したい社会課題

若年層は、検診を受ける機会が少ないため、検診での発見はわずか13%に過ぎません。約9割の方が自分で胸のしこりに気付いて受診され、乳癌であると診断されていますが、自分でしこりに触れられるということは病が進行し、しこりが大きくなっているということです。

症状がないうち(0期、1期)に検診で発見されることが好ましく、そのためには定期的な検診がとても重要です。しかし子育て中でなかなか検診に行けないのも同じ子育て経験者として理解できるため、託児付の乳がん検診体験会の開催実施をしたいと考えています。


国の乳がん検診推奨年齢は40歳以上の女性ですが、30代から乳がん罹患リスクは上昇傾向になります。


現在、第一子出産平均年齢は30.7歳。乳がん罹患リスク上昇時期と、子育てに忙しく自分の身体に目を向けることが難しくなる時期が重なり、病の発見が遅れがちです。

早期発見といわれるステージ0期とⅠ期で乳がんが発見される割合を見ても、35歳以上は80%なのに対し35歳未満は40%と低く、リンパ節への転移や腫瘍径が大きいなどのステージⅡ期やⅢ期で発見される割合が多くなっています。

■この取組みの目的

一番の目的は、発見が遅れることで子どもの成長を近くで見守ることができなくなってしまうママを減らすこと。また病状が悪化してしまったら、子ども自身も気軽にママに甘えられなくなてしまうかもしれません。だからこそ、未就学のママを対象に、ママ自身にがんの正しい知識と、がん検診を身近に感じてもらえるように乳がん検診体験や自宅で気軽にできる自己触診のやり方などを、子どもを遊ばせている間に体験会を実施したいと思っています。


幼児を育てている多くのママは、子育てに手いっぱいで自分のことを後回しにしてしまう傾向が高く、乳がん検診体験会参加者に実施したアンケートでも約8割のママが「乳がん検診を受けたことがない」「出産後3年以上乳がん検診を受けられていない」と回答しています。

また、横浜で実施されているママの乳がん検診体験会では、約3割の方から何かしらの初見が見つかっています!!

■託児付だから安心!保育士も在中しています。

遊び場作りを展開しながら、子育てシェアのシステムを使って、体験会中に安心してお子様の遊び場を提供いたします。

また、シェアコンシェルジュとつながれば、万が一検査となったときの預け先も確保できて安心です。

※シェアコンシェルジュは、「子育てシェア」の仕組みを使いながら、積極的にママ同士をつなぐ交流会を実施したり、また預け先がないなどの相談に積極的にのっています。

このプロジェクトで実現したいこと

それまで検診に興味なかった方、自分のことを後回しにしていたママが、少しでも自分の健康に興味を持ち、40代で自治体のクーポンを手にしたときに、きちんと検診に行く習慣作りを促進したいと考えています。

応援メッセージ

ママのための乳がん検診体験会を委託します、シュフレ協会の理事長より応援メッセージいただきました。

一般社団法人シュフレ協会理事長 武次直美さん


ママのがん検診応援プロジェクトを主催しておりますシュフレ協会のたけつぐです。

当プロジェクトはコロナ禍、感染を恐れるあまり違和感があっても病院に行かないママ(行けないママ)検診をうけないママの現状を知り、

「病の発見が遅れたことにより一緒にいられなくなってしまう親子が出てしまうかもしれない!それだけはどうにかして避けたい」という

思いから協力者を募り2021年にスタートしたプロジェクトです。

どこにそんなバイタリティーがあったの?と良く聞かれますが、私の親友は30代で幼い3人の子を残してあっという間にこの世を去ってしまいました。

こどもの傍にいられなくなってしまった彼女の悲しみ、いきなり大好きなママが家からいなくなってしまった子どもたちの姿を20年以上経った今でも鮮明に思い出せます。

そのくらいママが急に病に倒れるということはつらいことなのです。「あの時の彼女やその家族と同じ思いをする人を出したくない」それが私の原動力です。

そして、今回同じくらい熱い想いを持ち「小田原のママ達にもママのがん検診応援プロジェクトを届けたい」と言って下さった小田原子ども連合の岩瀬さんの熱意に動かされ小田原での開催を実施することと致しました。

小田原の検診受診率の現状やその後の二次検査などの受け入れ先の問題なども岩瀬さんはしっかりと調べており小田原での開催の意義は十分にあると思っています。

ぜひ小田原のママ達に正しい知識と検診を届けられるように応援いただけたら嬉しいです。もちろん私も全力で応援いたします。

一般社団法人シュフレ協会 たけつぐ




資金の使い道

ー目標金額の内訳、具体的な資金の使い道

設備費:約50万円
人件費:約20万円(託児支援者、医療者の日当含む)
広報費:約2万円
手数料:約7万円 (9%+税)

検診体験会2回分を想定

実施スケジュール

ープロジェクト自体の実施スケジュール

8月   プロジェクト打ち合わせ

11月23日 プロジェクト1回目実施

会場:川東タウンセンターマロニエを予定。

12月~1月 リターン発送

2024年7月頃 プロジェクト2回目実施



<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトを主催する団体は、【おだわら児童館連合】です。

私たちは、子育て中のお母さん、お父さんが中心で活動している7年目の市民団体です。

普段は居場所づくり、子ども食堂を開催し、その中から子育て世代のニーズを探っています。

ホームページ

代表:岩瀬祐子

中1〜年長の子どもをもつ四児の母です。

私自身四人の子どもを育てる母として、乳がん検診の大切さを身にしみて感じています。

多くのママにこの活動を知ってもらい、いつまでも元気で、

できるだけ長くこどもの成長を見守ってほしい。

そう願っています。


ー今までの活動

2016年4月 当団体設立

・公民館を開放して、居場所作りを月2〜3回程度開催

・毎月一回わいわい食堂実施

・コロナ禍よりフードパントリー開始

・キッチンカーによる青空食堂の実施

・その他学習支援や音楽会などを実施しています。

2022年1月 第15回神奈川県子ども・子育て支援草の根賞受賞

子どもを取り巻く環境がより良いものになるよう、この乳がん検診体験会を行っていきます。

温かいご支援、応援をよろしくお願いします。

  • 2023/10/22 20:36

    明日からママの乳がん検診体験会予約開始します!!予約申込みはこちらから。↓https://mama-kenshin.com/優先案内登録してもらえると、当日キャンセル枠などの情報も貰えます。参加対象の方がお知り合いにいたら、ぜひお知らせしてください。また、企業様で当日イベントを見学したいなどの...

  • 2023/07/30 22:15

    ご支援、応援の声ありがとうございます!残りついに1日となりました!お知り合いの方などにも、シェア、声がけをしていただけたら幸いです。最後まで、応援よろしくお願いします。

  • 2023/07/01 10:00

    私どものページを見ていただき、ありがとうございます!今月いっぱいできる限りのことをしていきたいなと思っています。つきましては、この「ママのための乳がん検診体験会」を主催しているシュフレ協会の武次理事長とインスタ生ライブで対談し、この企画への思いなどを聞いていきたいと思います。また、当団体の思い...

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください