🎄はじめに ご挨拶

【クリスマスブーツ発祥の地草津市】
 琵琶湖に面する滋賀県草津市。JR草津駅西口から琵琶湖に向かって伸びるメインストリート周辺を中心とするエリアに私たち草津駅西口商店街が広がっています。私たち草津駅西口商店街は、銀行やホテルなどの法人や、様々な自営業、個人事業主などで構成しています。平素は会員相互の情報交換や研修などを行っていますが、主な活動は「商店街クリスマスブーツギャラリー」。草津駅西口商店街に加盟する近商物産では、1955年頃に子どもたちが喜ぶお菓子入りの紙製ブーツを考案し販売を開始。以来年間150万個以上を作っています。草津駅西口商店街は、商店街の活性化を図るため、クリスマスブーツキットを販売して、みなさんが思い思いのデザインに工夫を凝らした手作りのブーツを、商店街に加盟する銀行やホテル、店舗に飾り、西口商店街を楽しく歩いてもらおうというこの事業は、2012年12月から毎年開催をしています。

【東日本大震災の復興支援】
 商店街の活性化を図るとともに、前年2011年3月11日に発生した東日本大震災の復興支援の一助となるよう、その売上金で東北の子どもたちにお菓子入りのクリスマスブーツをプレゼントし、少しでも元気になってもらいたい、そう願いながらこの事業を続けてきました。おかげさまをもちまして、昨年で第11回目を開催することが出来ました。近年のコロナ禍の影響により、第9回はこれまでのギャラリーの歩みを紹介する展示イベントにとどまったり、第10回は優秀な作品を表彰するイベントが実施できなかったりしましたが、ようやくこれまでの形に復活できましたのも、事業継続に取り組む私たちを応援し、オリジナルブーツを作って参加してくださった皆様のおかげであると、大変感謝いたしているところです。


【草津まちイルミとの連携】
 さて、今回のクラウドファンディングは、毎年11月上旬に草津市中心市街地活性化協議会実施する「草津まちイルミ」に合わせ、真っ赤なクリスマスブーツの巨大オブジェをクサツエストピアホテルに設置し、クリスマスブーツ発祥の地をPRしておりますが、昨年、イメージキャラクター「キララ」と「クララ」が誕生したこと、また「草津まちイルミ」が今年2023年でちょうど10年となることから、これを取り入れたデザインを加えて、新調しようという計画が始まっており、これまで設置してきたブーツオブジェを友好交流都市の伊達市に寄贈しようとするプロジェクトです。(新調オブジェは草津市中心市街地活性化協議会へ、リニューアルオブジェは福島県伊達市へそれぞれ寄贈します)

草津駅西口のクリスマスブーツオブジェ

草津駅東口のイルミネーション

伊達市保原公園のチンチン電車イルミネーション 

私たちの呼びかけに応え、伊達市は2016年から子どもたちがオリジナルブーツを作って、市内の施設に展示する形でクリスマスブーツギャラリーを開催しています。真っ赤な巨大オブジェが伊達市の冬のイルミネーションに加わることで、ますます子どもたちの笑顔が広がっていくことを願っています。皆様、どうか趣旨をご理解いただき、ご賛同いただきますよう、よろしくお願いいたします。

 草津駅西口商店街 会長 立岡功成

🎄このプロジェクトで実現したいこと

【クリスマスブーツのオブジェを伊達市に届けたい】
 東日本大震災や福島第一原発事故、また2019(平成31年)10月の豪雨による災害など数多くの苦難とたたかいながら、たくましく暮らしている子どもたちを少しでも支えたいという気持ちから、草津駅西口商店街ではクリスマスブーツギャラリーの売上金で、お菓子入りのクリスマスブーツを300個、草津市と伊達市が友好交流都市となった2014年から、毎年伊達市の子どもたちに贈っています。また、伊達市では、草津駅西口商店街の呼びかけに応じて、2016(平成28年)から毎年クリスマスブーツギャラリーを開催されています。子どもたちは自分たちが作ったブーツを自慢しあったり、クリスマスカードにメッセージをしたためたりと、お互い励まし合う交流が続いています。
 こうした両市の友好交流をますます発展させるため、また両市の子どもたちの友情を大きく育んでいくため、クリスマスブーツを通じた交流を進めていきたいと考えています。今回、草津の冬の風物詩となっている「草津まちイルミ」で、夜のまちを陽気に彩る「クリスマスブーツオブジェ」を伊達市に寄贈することで、お互いを思いあう気持ちをより高め、絆を深めていきたいと考えています。冬のイルミネーションの光を浴びて輝く、伊達市の子どもたちの笑顔が見たい。草津市と伊達市。それぞれの心をつなぐ、ふたつの真っ赤なクリスマスブーツオブジェ。皆様のご支援、ご協力をいただき、ぜひこのプロジェクトを実現したいと考えています。

(本プロジェクトの実施および協力者として、新調ブーツの購入元である株式会社本庄に承諾いただいております)


伊達市の子どもたちの作品(上:パレオパークやながわ 下:ちびっ子広場)

🎄私たちの地域のご紹介

【滋賀県草津市】
 日本最大の湖、琵琶湖に面する草津市は、滋賀県の南東部に位置し、南北に約13.2㎞、東西に約10.9㎞というコンパクトな都市で、約49㎢に人口約13万9千人、約6万4千世帯が暮らしています。JRで京都まで20分、大阪まで50分という距離にあるため、便利で住みよいまちとして近畿圏で常に上位にランキングされています。歴史的には、東海道と中山道が分岐・合流するところに現存する最大級の本陣「草津宿本陣」があり、吉良上野介や浅野内匠頭、和宮や新選組が宿泊したという記録も残されています。現在も東海道本線(JR琵琶湖線)、新幹線、名神高速道路、国道1号など国土の主要幹線が市域を貫いています。また天井川で有名な草津川は、うるおい空間として整備されており、とくに草津駅近く新たな公園に生まれ変わった「de愛ひろば」は、市民の憩いの場として家族連れなどでにぎわっています。

【福島県伊達市】
 伊達市は福島県の中通り北部、福島盆地の中にあり、東に阿武隈山系の霊山、西に吾妻連峰の山々を仰ぐ、自然豊かな都市で、福島市の北東に隣接しています。面積は約265㎢、人口は約5万7千人、約2万3千世帯が暮らす都市で、平成18年1月に、伊達町、梁川町、保原町、霊山町、月舘町が合併して誕生しました。江戸時代から養蚕が行われてきましたが、寒暖の差が大きく「あんぽ柿」や桃の「あかつき」、りんごなどのフルーツの名産が多く、またきゅうりなどの野菜の生産も盛んです。歴史的には、南北朝時代に陸奥守に任じられた北畠顕家が霊山に城を構えたことで知られています。また、伊達氏発祥の地として有名で、観光PRアニメ「政宗ダテニクル」を制作、全国のアニメファンが聖地巡礼に訪れています。

🎄プロジェクトの背景

【復興支援から友好交流へ】
 草津駅西口商店街に加盟する草津市西大路町の近商物産。1947年創業の菓子容器製造・加工の会社で、1955年頃、クリスマスツリーの飾りとして小さな長靴を作っていた創業者が「お菓子入りのブーツなら子どもたちが喜ぶだろう」とお菓子を詰めた紙製ブーツを考案。以来年間150万個以上を作っています。
 2011年12月に子どもたちと地域のマップ作りを手掛けた、当時の商店街の役員が「地域の財産としてPRしていきたい」という思いに対し、関係団体などから多くのアイデアが寄せられ、クリスマスブーツキットを購入いただき、皆様の手作りのブーツを店頭に展示し、投票いただくという形が出来上がりました。2012年12月に第1回クリスマスブーツギャラリーを開催し、東日本大震災で被災された方々の助けになればと、クリスマスブーツキットの売上の一部を草津市社会福祉協議会の善意銀行届けました。第2回は福島県楢葉町と富岡町にある子ども園にお菓子入りのクリスマスブーツを送りました。第3回2015年以降は草津市と友好交流都市となった福島県伊達市にお菓子入りのクリスマスブーツを毎年300個送っています。

(福島県楢葉町と富岡町については本プロジェクトとは無関係です)

草津市の最優秀作品 

🎄これまでの活動

【みらいKIDSにぎわい交流事業のはじまり】
 第4回2016年には、未曾有の東日本大震災、福島第一原発の事故の影響で外で遊べない子どもたちのために大規模遊具を屋内に設置した「スマイルパークほばら」に、多くの子どもたちと保護者に来ていただいた中、直接手渡しで、お菓子入りのクリスマスブーツ300個をプレゼントしました。これがきっかけとなり、伊達市との交流が深まる中で、草津市で第5回目を迎えた2017年から、伊達市でもクリスマスブーツギャラリーを開催いただけることとなり、西口商店街のメンバーが伊達市に伺い、ブーツキットの作成教室を開催したり、草津市を代表してブーツ大使が伊達市を訪れ、伊達市の子どもたちと手作りブーツを自慢しながら、楽しく交流しました。12月には優秀な作品を作ってくれた伊達市の子どもたち5名とその保護者が草津市を訪問。伊達市長、草津市長も出席の中、合同表彰レセプションが開催されました。会場には伊達市からやってきたブーツと草津市のブーツを合わせた約600個のブーツが飾られ、その様子は圧巻でした。その合同表彰の場で、両市の子どもたちが「夏にも会いたい」と、出席していた伊達市長、草津市長にお願い。それならばということで両市が予算化。2017年の8月に夏の交流「みらいKIDSにぎわい交流事業」が実現しました。2017年は伊達市で3日、草津市で3日と1週間の交流。2018年は草津市で、2019年は伊達市で、3泊4日の相互交流として開催されました。


 「みらいKIDSにぎわい交流事業」では、伊達市特産の桃狩りや霊山登山、琵琶湖の沖島での湖魚料理体験など、様々な交流を行いながら、それぞれの地域をテーマにした持続可能な社会づくりを目指す、SDGSを学びます。その後、2020年からは、コロナ禍によって子どもたちが実際に両市を行き来する交流は中断していますが、リモートでつながりながら、交流は続いています。2023年は草津市で第12回目、伊達市で第8回目となるクリスマスブーツギャラリーが開催されます。また伊達市の子どもたちにお菓子入りのクリスマスブーツを送るのが10回目となる節目の年でもあります。

※動画作成元のくさつ未来プロジェクトより掲載許可をいただいております。

🎄資金の使い道・実施スケジュール

🎄リターンのご紹介

草津駅西口商店街イメージキャラクター「クララ」と「キララ」をデザインしたオリジナルグッズ

【3,000円】

 ・オリジナルポストカード4枚(2種類×2枚)

【5,000円】

 ・オリジナルポストカード4枚(2種類×2枚)

 ・オリジナルクリアファイル4枚(2種類×2枚)

【10,000円】

 ・オリジナルポストカード4枚(2種類×2枚)

 ・オリジナルクリアファイル4枚(2種類×2枚)

 ・オリジナルTシャツ1枚

【20,000円】

 ・オリジナルポストカード4枚(2種類×2枚)

 ・オリジナルクリアファイル4枚(2種類×2枚)

 ・オリジナルTシャツ2枚

 ・商店街クリスマスブーツギャラリーのブーツキット1セット

 また、寄付いただいた方全員に今回プロジェクトの様子と2023商店街クリスマスブーツギャラリーを収めたDVDを送ります。


🎄最後に

 草津を活気づけたい、元気なまちにしたいという草津駅西口商店街メンバー全員の思いから、東日本大震災の翌年、2012年(平成24年)から商店街クリスマスブーツギャラリーが始まりました。伊達市の子どもたちに毎年300個のお菓子入りブーツを届けることが出来ているのは、このイベントを楽しみに参加いただいている方々のおかげです。大変感謝いたしております。ありがとうございます。皆様のご協力を得て、今回のプロジェクトを成功させたいと考えていますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

草津駅西口商店街ホームページ

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください