ウクライナの子ども達は90%以上がオンラインで授業をうけています
今、ウクライナの子どもたちに教育支援を

ICAジャパン(ICA文化事業協会)は、ICAインターナショナル (世界35ヶ国)のメンバーで、 国際経済社会理事会(ECOSOC)の 協議資格を有する国際NGOです。 

2022年の2月にロシアによるウクライナへの侵攻が始まり、1年6カ月が経ちます。私たちの平和への思いは届かず、紛争は長引いています。そして、ウクライナの学校、教育機関が2000校以上が被害を受けて、330校の学校が完全に破壊されました

ウクライナの子どもたちの戦争の被害として公になっているのは、死亡者440人、負傷者852人、行方不明者330人です。おそらくそれ以上に、被害は拡大しています。

330校の学校が破壊され、2000校以上が損壊しています


オンライン授業に必要なタブレット端末を届けたい

ウクライナの子どもたちが最も必要としているのは衣食住であり、次に必要なのが教育です。今、子どもたちの大半はオンラインで授業を受けています。

ICAウクライナの副代表であるスヴィトラーナ女史が立ち上げた、国連ウクライナ女性独立団では、ウクライナからルーマニアに避難している子どもたちのための教育プロジェクトを起ち上げ、教育施設と共に子どもたちの心のケアを含めて支援活動をしています。

ICAジャパンは彼女たちと共に、避難しているウクライナの子どもたちの教育を支援するため、学校を運営するのに必要な蓄電機購入の資金を調達しましたが、まだまだ微力です。

数百万人のウクライナ人が住む場所と経済的収入を失っており、多くの人は緊急の避難や転居にあたり、PCやタブレットなどのガジェットを家に置いてきてしまったため、オンラインで仕事や勉強をするためのガジェットがありません。

 そこでこの度、学校を失い、故郷も離れ、厳しい環境に置かれた子どもたちが、少しでも安心と希望をもってどこからでも教育が受けられるように、現地の団体と連携し、オンライン授業で必要なタブレットを1人でも多くの子どもたちに届けるプロジェクトを実施します。

 クラウドファンディングを通して、多くの方に私たちの支援活動とその目的を知っていただきたいと願っています。ウクライナにいる300人の子どもたちにタブレットを届け、質の高いオンライン学習へのアクセスを保証する活動へのご支援をよろしくお願いいたします。


■資金の使い道

・目標金額:300万円
・寄付金の使途
皆さまからのご寄付は、ICAインターナショナル及びICAウクライナと連携し、ウクライナ平和地域の国際NGO“Geopolitical Alliance of Women”に届け、300台のタブレット端末の購入と配送費用に充てさせていただきます。

・キャンプファイヤー利用手数料(9%)
・ウクライナのタブレットを届ける為の運営資金

※本プロジェクトは期日までに集まった支援総額に応じて、提供台数を調整する場合がございます。内容については確定次第、新着情報でお知らせいたします。
※寄付先の団体より、寄付についての同意と本ページへの記載について承諾を得ています。


【プロジェクトの全体像】

子どもたちにはオンライン授業で友人や先生とつながることで、少しでも安心できる場として心の支えにしてほしいです。厳しい状況にありますが、学びの機会があれば、子どもたちの未来への希望のピースにきっとつながります。皆さまからのご寄付は、300台のタブレット端末を提供するために大切に使わせていただき、今回の支援プロジェクト全体では、ソフト面のサポートも行っていきます。

■ソフト面のサポート

子どもたちにとって重要なのは、ウクライナのカリキュラムに沿った優れた教材で学習や活動ができ、将来に希望を持てるようにすることです。
タブレットの提供後は、避難している子どもたちがより充実した教育を受けられるように、ICAジャパンは、日本Moodle協会と協力して、オープンソースの教材とイントラネットサーバーを遠隔地の学校に提供することも計画しています。
※Moodleとは:オープンソースの学習支援システムであり、2002年からMoodle Pty Ltdの統括のもと開発が進められています。世界中の多くの学校や企業で利用されており、100万人を超えるユーザが存在しています。

【支援内容】
・30人の生徒がいる教室に1台、MoodleBox教育用サーバーを用意し、太陽光発電による充電を行う。
・授業用教材を無償で提供する。(ウクライナ人、MoodleNetによる寄付)
・教員研修を無償で提供する。(Moodle Associationのボランティアによる提供)


【できること】
・MoodleNetウクライナサーバーを通じて、無料のオープンデジタル教育リソースと公共の教科書を収集。
・必要に応じて、教材をウクライナ語に翻訳する。
・教師への操作トレーニング、および教師間の成功事例の共有の促進。

 

■実施スケジュール

8月上旬 HP開設
11月下旬 ウクライナ送金
12月下旬  プロジェクト完了
2024年1月 リターン発送

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


■ICAジャパンについて

ICAジャパンは、1980年より、途上国を中心に貧困消滅、自然環境保護、女性と子どものエンパワメントなどの事業を実施している非営利団体です。
こたえは人々の中にあるという理念から、そこに住む人々が主役となって、活力となる経済、生きがいのある生活、平和な地域を目指して、住民と共に40年間で32ヶ国で200以上のプロジェクトを行ってきました。

 

ICAジャパン(ICA文化事業協会)
http://www.icajapan.org/


<連携団体について>
ウクライナ平和地域の国際NGO“Geopolitical Alliance of Women”
ウクライナから避難し、ルーマニアに一時的に滞在している子どもたちが、不慣れな環境に適応し、ルーマニアの教育・文化空間に溶け込めるよう、教育空間を提供する支援を行っています
ルーマニアの教育環境がある程度整ってきたため、今回のプロジェクトでは、ウクライナ国内でオンライン授業を受けられずにいる子どもたちへの支援を進めることにしました。

 

使命は、ウクライナの子どもたちとその母親を幸せにすることです。

学校に来られることが嬉しいと、熱心に勉強するウクライナの子どもたち。


<ウクライナからのメッセージ>








地政学女性同盟会長
スヴィトラーナ・サラマトワ
ウクライナの女性の使命は、国家を担う次の世代をつなぐ子どもたちを守ることです。 ウクライナの子どもたちが、決して、大人から憎しみを学ぶことがないように、幸せに過ごせるよう、私たちはできることをすべて行っています。 現代の教育は、平和な未来への扉を開く魔法の鍵なのです。 タブレット端末のような最新のガジェット(機器)は、先が見えない矛盾に満ちたグローバルな世界で次世代の未来を自由にするものです。 ウクライナの子どもたちにとって、希望と未来ある教育の機会が皆様のご支援で可能になることに感謝いたします。  

The main task of Ukrainian women today is to preserve our children, who are the gene pool of the nation.  We do everything possible and impossible so that Ukrainian children are happy and do not learn hatred from adults.  Modern education is a magic key that opens the door to a peaceful future.  Modern gadgets, such as a tablet, make the future of the next generation free in a global world of contradictions President of Geopolitical Alliance of Women, Svitlana Salamatova

 

       ウクライナの子どもたちと先生からのビデオメッセージ

<紛争は大人の都合…子どもたちに未来を>

私たちは、ウクライナの子どもたちに、幸せな未来への自信を持ってほしいと願っています。

今回のプロジェクトを通じて、ウクライナの子どもたちに教育支援を届けることができるだけでなく、オンラインコミュニケーションによるさまざまな機会を提供できます。それらは、子どもたちが世界は自分たちの手の中にあり、自分たちはその不可欠な一部であると理解するのに役立つことでしょう。
大人たちの都合で起こっている、悲しい紛争。その経験をしないといけない子どもたちがいる現実を、世界中の大人たちは理解しなければなりません。
戦争によって発展が生まれることはなく、被害を受けるのは弱い子どもたちです。
そしてその子どもたちが、地球の持続可能な社会をつくり担う宝であると考えるならば、戦争がいかに愚かなことであるかを、世界中の大人が本気で理解する社会になってほしいです。持続可能な社会をつくるために、皆さまのお力添えをよろしくお願いいたします。


<応援メッセージ>











ICA 平和PRアンバサダー / 女優
西尾 舞生
マルタでウクライナの代表スヴィトラーナさんにお会いして、ウクライナの子どもたちのレポートで生の現場の声や状況を聞き、本当に私たちが行動することの必要性とウクライナの現地で何が起こっているのか… 見てみないフリはできないと思います。ウクライナの子どもたちが戦禍のなかでも楽しく学ぶ気持ちと、憎しみの気持ちが生まれることなく幸せに過ごせるよう、周りの大人たちが本当にできることを全て行う必要があると心から感じています。私たち、日本から出来ることは微力かもしれませんが、何もしなければ何も変わりません。
今回の支援を通して、1人でも多くのウクライナの子どもたちが日本との交流を通しながら楽しく学べる機会をつくれるよう、私も応援しています!
皆さんのあたたかいご支援を心よりお待ちしております。一緒に出来ることを行動していきましょう!!



|プロジェクトに関する留意事項

●ご寄付確定後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。 

●寄付完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

 ●銀行振込にてご支援いただく際、返金先口座情報をお伺いいたしますが、All-inのため原則返金はいたしません。ただし万が一ページで約束していたプロジェクトを実施できなかった場合や、振込金額が予約金額より超過している、もしくは不足しており追加で振込まれない場合に返金先口座を利用いたします。お手数ですがご入力をお願いいたします。

●NPO ICA文化事業協会は非営利法人ですが、このクラウドファンディングを支援することで、支援者が税制優遇を受けることはありません。

 

プロジェクト実行責任者:鈴木澄子 NPO ICA文化事業協会

プロジェクト実施完了日:2024年1月

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