水素エネルギー×農薬不使用!地球に優しく、美味しくて、農薬不使用アボガド栽培

持続可能で環境に優しい水素エネルギーを使った、

美味しいイタリア野菜の栽培にチャレンジします。

えぐみがなくて、美味しいと評判をいただく、農業歴40年の私が作るイタリア野菜。

なかでも、これまでは二酸化炭素排出の懸念から着手できていなかった、アボカドの栽培を始めます。

Social Good Point

・農薬不使用 ・完熟の有機たい肥 ・Co2削減 ・土地の再利用 ・地域産業

農業に従事して40年以上、

私の集大成として次世代に繋がる水素エネルギーを使った温室栽培場を作る資金を集めるため、

このプロジェクトを立ち上げました。

どうか、この果てしない夢の実現のため、お力を貸していただけないでしょうか。

はじめまして、oriental spirits Corporationの小出壽一と申します。

私は植物が大好きで、特に熱帯植物に思い入れがあります。

好きが高じて、ラオスで28年、日本で15年、農業に従事し、人生のほとんどを植物の栽培に捧げることになりました。

私が農業を始める前の話です。

別の事業を営んでいた私は、

1985年のフィラハ会議で地球温暖化問題が初めて取り上げられたことに衝撃を受け、

以降「今、木を栽培するべきだ」と何度も訴えましたが、

当時はまだ関心が低く、民間企業も政府も誰もろくに聞いてくれませんでした。

自分のわずかな力だけでは根本的な地球温暖化の解決はできない、

けれども何か今できることをしようと思い、ラオスでの農業挑戦がはじまりました。

日本からみかんなどの果樹を持ち込み、東京ドーム10個分にもなる50ヘクタールの山林を農地に変えることができました。

日本に帰国してからは、まだ栽培されている農家さんの数が少なく、

ニーズの高いズッキーニや白ナスといった、イタリア野菜を中心に千葉県で栽培をおこなっています。

私の農園の野菜は完全に農薬不使用で、肥料も有機にこだわっています。

農薬を使わないために、竹酢という昔ながらの自然な虫除け剤も使っています。

こういった栽培のこだわりからか、できた野菜はえぐみや青い匂いが出ず、

野菜嫌いの子どもがパクパク食べられるのが特徴です。


ナスのなかでも、一番やわらかい真っ白な品種。


定番になってきたイタリア野菜。


まったく青臭さ・えぐみのない驚きのきゅうり


ガツっと来るのに、翌日臭わない!

いまの野菜の栽培が軌道に乗ってきたことで、

以前より関心のあった「地球環境」と「熱帯の植物」を、

長い農業人生の集大成として立ち上げたいと考えるようになりました。

私がラオスで長年見てきた熱帯の植物と、二酸化炭素排出が問題となる温室栽培を両立できる、

水素エネルギーを使ったアボカドのハウス栽培です。

現代の農業において、トラクターやビニールハウスなど、電気・ガソリンの動力源は欠かすことができません。

特にビニールハウスで育てる温室栽培は、室内を温めるのに石油燃料を大量に使用します。

このような生産活動によって地球温暖化の原因となるCO2の排出が進んでいて、

日本全体のCO2排出量のうち、10%が農業由来と言われています。

そのため、今回のプロジェクトでは「水素エネルギー」を利用した、革新的な農薬不使用野菜の栽培地を増やします。

水素エネルギーを使った農業は、業界において画期的な取り組みとなり、

今後の地球温暖化対策としてモデルケースを作りたいと思っております。

日本においても、脱炭素社会・持続可能なエネルギーとして水素が注目されていて、

トヨタの水素エネルギー車「MIRAI」や、JR東日本の水素エネルギー新車両「HYBARI」など、

社会全体で利用が進んでいます。

2020年から、2030年までの10年間で水素エネルギーの流通量を75倍の30万トンに広げ、

2050年には温室効果ガスの排出ゼロを目指すことが、日本政府からも提言されています。

早くから温室効果ガス削減になる水素エネルギー利用には着目していましたが、

街中に浸透していないことから、資源自体を安定して確保することが困難でした。

しかし、近年は水素自動車向けのステーションや、水素ボンベの販売も進んできております。

SDGsも盛んになり、地球環境への意識が高まっている今なら、

このプロジェクトも賛同され、水素を使った農業が実現できるはず。

私の集大成となるプロジェクトがスタートしました。

本来、水素エネルギー用のボイラーを設置するためには、約4000万円が必要です。

非常にコストがかかることが、水素エネルギーが広まらない一因となっています。

私の畑でも、これまで導入を見送ってきました。

しかし、これまで地球温暖化対策に奔走してきた知見もあり、既存の水素設備を流用することで、

より安価な水素エネルギーの製造体制を作ることに成功しました。

トラクター、ビニールハウスといった農業に欠かせない設備を動かす動力を

化石燃料から水素由来のエネルギーに変えることができれば、

農業からの二酸化炭素排出がゼロになります。

もちろん、育てている農作物自体も光合成によって二酸化炭素を吸収しますので、

水素エネルギーによる農業は温暖化対策の大きな一手となり得ます。

それだけでなく、水素エネルギーは備蓄や売電が可能ですので、ビニールハウスを稼働しない夏場などは、

貯めたエネルギーを販売してコストの回収にも役立ちます。

<プロジェクト内容>

千葉県館山市の耕作放棄地を利用し、

水素エネルギー×農薬不使用で エコなイタリア野菜栽培を行います。

場所:千葉県館山市にある、耕作放棄地

設備:水素エネルギー施設、ビニールハウス

今年の栽培内容はズッキーニを2300本、とろーり旨ナスを700本がメインです。

<実施内容>

・農薬不使用で人気の高いズッキーニとナスの生産拡大をするため、

 既存の市原市と富里市にある畑の面積を広げます

・館山市に新しくアボカド栽培のビニールハウスを建設します

本プロジェクトの目玉は、美容や健康に良いと話題のアボカドを新しく栽培するため、

作付け地の確保とビニールハウスの建設です。

作付けの地は、さほど険しくない館山の山腹。山腹で育てることで、冷気が平地へと逃げやすく、

アボカドの栽培に必要な「温度」を保ちやすくなります。

ビニールハウスの動力源は、すべて水素エネルギーで賄います。

水素エネルギーを常用することで発電設備としても利用ができ、売電することも可能です。

ご支援いただきました支援金に関しましては、下記内容に使用させていただきます。

ビニールハウスの購入:500万円

梱包資材の発注と出荷形態の確立:100万円

<ズッキーニ・ナス>

2023年

7月:種まき開始

9月:最初の収穫

<アボカド>

2023年

アボカドの苗を栽培

2024年

5月:苗を植える

2027年秋頃:収穫予定

CO2排出量の10%を占める農業が水素エネルギー活用に転換していくことで、

54億トンものCO2削減が可能かもしれません。

これからも美しい地球の姿を保つには、いま私たちが立ち上がり、変わっていく必要があります。

環境負担の少ないエネルギー活用と、農薬を使わない野菜の栽培を促進し、

日本の方がもっと健康や地球環境に意識を向けていただけるきっかけになれば嬉しいです。

さきざきには、私がラオスで長年見てきた温帯性の樹木や花々も栽培し、

農園に植物園の併設を進めていきたいと考えています。

水素エネルギーを使ったビニールハウスと温室栽培を、植物園を通して知ってもらい、

たくさんの畑に水素ビニールハウスが広まるきっかけになって欲しいと思います。

人生のほとんどを地球環境と植物栽培にかけてきた、私の集大成としてのチャレンジ。

ぜひご支援のほどよろしくお願いします。

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