高知県8施設の障害のある方々が作ったカレンダーを買ってほしい!
● 高知県内の障がい者支援施設8施設・団体の利用者さんたちが作ったカレンダー。
● 寄付ではなく、お仕事の対価になります。ご購入いただくことで障がい者支援施設の収入になります。
● 高知の野に咲く花や植物をたくさん使用し、自由に数字や文字を作りました。
● カラフルでハッピーなカレンダーを買ってください!
現在制作中の2024カレンダーは、高知の野に咲く花や植物を使用してカラフルな仕上がりになっています。
はじめに
写真 / Evan Aroko
こんにちは! 私たちは高知県土佐町を拠点に事業をする合同会社 風の石川拓也と鳥山百合子です。
合同会社 風は、高知県や土佐町の環境だからこそできるものづくりや制作・出版などを行う会社です。
また私たちは土佐町の暮らしや環境の美しさを伝えるためのメディア「とさちょうものがたり」を7年間運営しています。
画像をクリックするとWebサイトとさちょうものがたりへとびます
雑誌「とさちょうものがたりZINE」は年2号の発行
障がい者支援 x ものづくり
合同会社 風の主な事業の一つとして、「障がい者支援 x ものづくり」があります。
高知県という環境ならではのものづくりを、近隣の障がいのある方々のお仕事にしていく。お客様に喜んでいただけるものづくりを行い、販売をすることで障がいのある方々・支援施設の作業代を生み出す。そうして作ったモノをたくさんの方々が使っていただけることで、社会や人との繋がりを生み出す。そこにお金と人間関係の良い循環を作り出す。そういったことが目的の取り組みです。
具体的な取り組みは例えば‥
● シルクスクリーン事業 (シルクスクリーンという印刷技術を使って近隣の方々が着るTシャツなどを制作販売)
● 鹿の角ガチャ (鹿の角を加工し、「鹿の角御守り」としてガチャで販売)
● みんなのカレンダー (障がいのある方々が描いた数字や絵でカレンダーを制作販売)
などがあります。
「みんなのカレンダー」は高知県内8施設・団体の障がいのある方々が参加し、各々が自由に描いた数字や文字などを使って一冊のカレンダーを作って販売するという取り組みで、今回で4年目になります。*参加施設が増える可能性があります。
当プロジェクトは、この「みんなのカレンダー」を広く周知したい・広くご購入をお願いしたいという目的で行われています。
4年目のカレンダー制作
このカレンダーを作り始めたのはコロナ禍の最中であった2020年。
初年度は、高知県嶺北地方の障がい者支援施設3施設との制作でした。
コロナ禍で様々な事業・商売が苦境に喘ぐ中、「障がい者支援施設の事業も例外ではなく、仕事が減っていて困っている」という声を聞いたのがきっかけでした。
施設の方々の仕事を増やすためにも何かできないだろうか? そう考えて始まったのがこのカレンダー製作の取り組みです。
みんなで作り、みんなで売る
障がいのある方々とみんなで作り、みんなで売る。
まったくの手探りで始めたこの取り組みは、地元の方々の応援もいただき、1年目の2020年はなんとか採算の取れる結果で完了しました。
1年目(2020年)
高知新聞2020年11月5日
施設の方々から『「自由に何かを作る」という仕事が、支援施設ではとても珍しいのですごく楽しんで仕事ができた』といった感想を複数いただき、とても嬉しく感じたのでした。
高知新聞2021年12月1日
2年目
2年目の2021年も同様に嶺北地方の3施設と制作。しかし販売は苦戦、前年2020年よりも売り上げは下がってしまいました。
高知新聞2022年11月23日
3年目
3年目の2022年(昨年)は、参加施設を7施設に拡充。高知県の他の市町村の施設にも声をかけ、香美市や高知市の施設も参加していただくこととなりました。各施設や地元の方々のご協力もいただき、3年目の販売は過去最高のものとなりました。
4年目
そして4年目の今回。
現時点での参加施設は8施設。以下に記載している高知県内の施設です。
今回は4年目で初のCF挑戦です。
このプロジェクトの目的は、
①販売冊数の増加‥このCFで販売することで、実売数を伸ばしたい。
②周知・宣伝効果‥このカレンダーの取り組みを、高知や四国に限らずたくさんの方々にも知ってほしい。
③協賛の募集‥今回からの新しい試み。10部以上ご購入いただいた企業様や商店様(個人も可)のロゴをカレンダーに掲載します。50部以上ご購入いただけるとページトップの一番目立つ位置に大きくロゴを掲載させていただきます。
広告宣伝・イメージ戦略の一環としてご理解いただけたらぜひご協力をお願いします!
参加予定施設
● 就労継続支援B型事業所 りんどう 本山町
● 就労継続支援B型ワークセンター ファースト 大豊町
● やまびこ倶楽部 土佐町
● 障害者支援施設 白ゆり 香美市
● 社会福祉法人 土佐あけぼの会 サポートぴあ 高知市
● 高知県立山田特別支援学校 香美市
● NPO 法人 梼原竹ぼうきの会 梼原町
● 社会福祉法人一条協会 四万十工房・ごり工房 四万十市
以下の画像は昨年2022年のカレンダー製作の模様です。
高知県立山田特別支援学校
白ゆり(香美市)
白ゆり(香美市)
白ゆり(香美市)
サポートぴあ(高知市)
高知県立山田特別支援学校
ファースト (大豊町)
お金の流れ
大事なお金の流れの説明です。
「みんなのカレンダー2024」は、一部あたり定価1,760円(税込)。
①このうち一部あたり200円を各施設に均等に分配。例えば100部販売した場合、100部x200円➗7施設=2,857円が各施設へ。*参加が8施設なのに例が7施設なのは、公立校である山田特別支援学校が金銭の授受が難しいためです。
②販売部数x160円が各施設へ。施設を通して販売した部数につく印税のような仕組みの分配です。例えばある施設が100部販売した場合、100部x160円=16,000円がその施設に分配されます。
③諸経費 印刷費など経費・来年の製作費・人件費など。「みんなのカレンダー」は多くの書店や店舗・ネットショップなどでも販売していただいていますが、その際の販売手数料もここに含まれます。
*上記の分配とは別に、参加いただいた施設に原稿料として¥10,000-がお支払いされます。
今回のカレンダーでの変更点
前回までの3回は、2色印刷・A3の大きさでひと月毎に破って使う作りでした。今回からの変更点は、
❶ A4で上下に開く形になります。
*過ぎた月のページを破り捨てることなく、一冊のカレンダーとして使っていただくための変更。
❷ 2色印刷→フルカラーになります。
*製作した方々の色鮮やかな原稿をそのまま生かしたい!との思いからの変更です。
実施スケジュール
2023年8月~9月 各施設での制作開始
2023年10月~ デザイン作業
2023年11月初旬~中旬 印刷
2023年12月初旬- リターン発送
リターン
このプロジェクトのリターンは全て「みんなのカレンダー2024」です。(タイトルは仮です)
ご購入いただける部数で異なるリターンを用意いたしました。以下の画像は、現在制作進行中のものをチラ見せ!
●リターン① カレンダー1部購入 ¥1,760
高知県の障がい者支援施設8施設・団体の方々が制作したカレンダーを1部購入。カレンダーのページ内にお名前を掲載させていただきます。
お届けは2023年12月初旬を予定しています。
●リターン② カレンダー10部以上をご購入 企業協賛ーロゴ掲載 ¥17,600(10部)
10部以上をご購入いただいた企業様や商店様にはカレンダー内のページにて御社のロゴを掲載させていただきます。個人名も可です。お届けは2023年12月初旬を予定しています。
*jpgなどロゴ画像データを、メールにて2023年10月15日までにご提供ください。
●リターン③ カレンダー50部以上をご購入 企業協賛ーロゴ掲載 ¥88,000(50部)
50部以上のご購入で、一番目立つトップ位置に御社のロゴを掲載します。個人名も可です。お届けは2023年12月初旬を予定しています。
*jpgなどロゴ画像データを、メールにて2023年10月15日までにご提供ください。
現在進行中の制作現場から
2024年のカレンダーの制作は現在絶賛進行中です。
今年の制作は、高知の野で咲く花や植物を多用し、自由にのびのびと好きな数字を作っています。
カラフルでハッピーなカレンダーになること間違いなし!です。

応援メッセージ
● 高知県・香美市社会福祉協議会 徳弘博国 (社会福祉士)
「このカレンダーは、いろんな意味でめちゃめちゃ素敵です。純粋な作品としておしゃれでカッコいいのでお勧めであるうえに、高知県内の様々な障害のある方々との共同作業で楽しみながら作成している。そんな「幸せ×幸せ」なカレンダーを多くの方に手に取ってもらいたい。このCFの挑戦を心から応援します。」
● 日本パクチー狂会 会長 佐谷恭
『とさちょうものがたり』のファンです。土佐町ならではの才能・個性が、美しいビジュアルときれいな文章で表現されています。障害者との協働の話も聞いていましたが、「自由に何かをつくる」という「支援施設ではとても珍しい」ことを実現できていると聞いて、ますます興味を持ちました。CFを通じて、より多くの人たちに伝わるように願っています。
● 高知県・高知新聞社 森本敦士(報道部記者)
障害者の皆さんの楽しい表現活動がお金を生み、やりがいになり、社会とつながっていく。このカレンダーづくりは、「とさちょうものがたり」が続けている素敵なものづくりの仕組みです。高知新聞も意義を感じ、これまで何度も取材して紹介してきました。CFを通じて、より多くの方に触れてほしいと思います。
● 地域福祉コーディネーター 田岡香織
コロナ禍で始まったカレンダー作りも今回で4回目。何かと行動規制が多い施設や、障害者団体相手に一つの作品を作り上げるのもご苦労があったと思われます。
コロナ体制も幾分緩和し今回からは思いっきり動けますね。皆の持っている力、魅力を存分に引き出し面白い作品に仕上げてください(^^)/ 楽しみにしています。
最後に
最後まで読んでいただき誠にありがとうございました!
最後になりますが、私たちが行っている障がい者支援の取り組みは、寄付をお願いするものではありません。
お客様が喜んでくれたり必要とされたりするお仕事を、障がいのある方々がその手で行うことで、「対価」としてお金をいただくというごく当たり前の仕組みを作ろうという試みです。
もしこの根幹の考え方にご共感いただけましたら大変嬉しいことと思います。その共感とともにご支援いただければ尚のこと嬉しく思います。よろしくお願いいたします!
合同会社 風 (ごうどうがいしゃ かぜ)
住所:〒781-3401 高知県土佐郡土佐町土居177 電話:0887-72-9260
合同会社 風は、”地域とともに 地域を耕す” を合言葉に、地域に根ざした活動を通じて制作・出版・Webサイト運営・物販・障がい者支援事業などを行う会社です。高知県土佐町のメディア「とさちょうものがたり」を運営しています。
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