質の高い幼児教育を日本へ!HighScope-Japanサポーター募集

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ
現在の支援総額
¥124,000
パトロン数
16人
募集終了まで残り
62日

現在124%/ 目標金額100,000円

このプロジェクトは、All-In方式です。
目標金額に関わらず、2018/08/23 23:59までに集まった金額がファンディングされます。

アメリカの研究では、幼児期の質の高い教育が、学業成績、その後の就職率や収入の向上、犯罪率の減少など、生涯にわたりプラスの影響を与えることが明らかとなっています。しかし、この科学的根拠に基づく優れた幼児教育は、日本ではまだ行われていません。将来の経済発展を約束する良質な幼児教育を、日本へ!

▼はじめに~私たちのこと~

【子どもの発達科学研究所とは】 HP: http://kodomolove.org/    

大阪大学、金沢大学、千葉大学、浜松医科大学、福井大学といった5大学の「子どものこころの発達研究センター」との連携のもと、科学的根拠に基づいたプログラムの普及と啓発活動を行っています。当研究所は、専門家育成やプログラムの開発、科学的に正しい知識の提供等により、すべての子どもたちが輝ける社会の構築を目指しています。

当研究所の研究員は、これまで1年に1回程度、渡米の際にHighScopeに訪問し、その最先端の幼児教育研究について情報を得ており、研究所の啓発活動や講座の内容に取り入れてきました。

▼HighScope(ハイスコープ)って?

【HighScope教育研究財団のご紹介】

HighScope Educational Research Foundation(ハイスコープ教育研究財団)は、1970年に設立された独立した非営利団体で、ミシガン州イプシランティに本部を構えています。本財団は世界中の子どもの発達とその家族の幸せのために、子どもたちの学びを支える教育者と保護者を支援しています。その使命は、教育を通して子どもたちの人生の質の向上を支えることにあります。

 ※HighScope のHPはこちら https://highscope.org/ (英語のみ)

◇HighScope教育研究財団は以下の活動を行っています。

 ・カリキュラム(指導プログラム、専門的開発プログラム、評価ツール)を開発する。

 ・教師、保護者、運営者、カリキュラムの専門家、教員養成指導者を養成する。

 ・教育に関する研究を行い、その成果を公表する。

 ・子どもに利益をもたらすプログラムや政策を公的に支持する。

 ・教育書籍、DVD、その他の教材を提供する。

 

【HighScopeカリキュラムとは】

◇子どもはみんなアクティブラーナー

HighScopeの教育アプローチでは、子どもの「active participatory learning 積極的参加型学習」を重視しています。アクティブラーニングとは、子どもが人やもの、イベント、アイデアを直接体験することを意味します。その中でも、子どもの「興味」「自分自身で行う選択」は、HighScopeプログラムの最も重要な部分です。彼らは身の回りの世界や人々との交流を通じて、自分自身の知識を築いていきます。子どもたちは、自分自身で選択を行い自分の計画と決定に従うことで、学びのプロセスの第一歩を踏み出します。

▼HighScopeカリキュラムのエビデンス~ペリー幼児教育研究とは~

【貧困などのリスクを持った子どもたちに良質な幼児教育を提供することの意味は?】

ペリー幼児教育研究とは、1960年代に米国ミシガン州で始まり、その後50年にわたり現在まで追跡調査が行われている研究です。

この研究では、デトロイト近郊の貧困地域に生まれ学業困難のリスクを持つ幼児を、プログラム実施群と非実施群に無作為に分け、プログラム実施群に対して、HighScope参加型学習アプローチに基づく高品質の就学前教育プログラムを行いました。このプログラムは「HighScopeカリキュラム」と呼ばれます。

この研究では、HighScopeカリキュラムの実施後約50年間、知能指数、学業成績、高校卒業率、就職率、逮捕率、持ち家率などを、プログラム実施群と非実施群で比較しています。その結果、HighScope就学前教育プログラムを受けた群のほうが、5歳時ではIQ、14歳時点では学校の出席と成績、19歳時点では高校の卒業率、そして、27歳と40歳時点では収入や犯罪率や持ち家率などで、優れた結果を示していることがわかりました。

また、ノーベル賞受賞者でシカゴ大学の経済学者のジェームズ・ヘックマンの費用便益分析(Cost-benefit analysis)研究によると、HighScopeカリキュラムを受けた群では、後に起こりうる社会問題(犯罪)の対応に使われる費用の減少、また成人してからの収入が増えることによる税金収入の増加などにより、プログラムの費用1ドルあたり約7ドルのリターンがあるとのことです。

*OECD(経済協力開発機構)は、 “FIVE CURRICULUM OUTLINS-Starting Strong, Curriculum and Pedagogies in Early Childhood Education and Care” (2004)において、科学的根拠のある「世界5大幼児教育カリキュラム」の一つとして、HighScopeカリキュラムを紹介しています。

HighScope公式HP内「ペリー幼児教育研究」 https://highscope.org/perrypreschoolstudy (英語のみ)

 ▼幼い子どもたちにとってのHighScopeのゴールとは?

HighScopeにおける幼児のための目標は次のとおりです。

 *人、もの、出来事、アイデアに積極的に関与することで学ぶ

 *自立し、責任を持ち、自信を持って、学校に対する準備、人生に対する準備ができる

 *自分自身の活動をたくさん計画すること、それらを実行すること、何をしたか、何を学んだかについて他の人と話すことを学ぶ

 *重要な学問や社会、身体的な領域の知識とスキルを習得する

 

▼プロジェクトを立ち上げた理由

「HighScopeカリキュラム」は、特にリスクのある子どもたちにとって、非常に効果的で重要な幼児教育カリキュラムとして、全米の公立・私立の幼稚園・保育園で行われています。また、アメリカ以外の10か国にHighScope支部が設立され、それぞれにおいて取り組みが広がっています。

このように、「HighScopeカリキュラム」は、世界中でその価値が認められ、広められているのですが、一方、日本ではまだほとんど知られていません。

この「HighScopeカリキュラム」を日本にも早く取り入れたい。私たちの社会の未来を担う日本の子どもたちに、世界レベルの質の高い幼児教育を提供できるシステムをつくりたい。

私たちが、アメリカ視察へ行き、そして帰国し、日本の教育現場を見るたびに、その思いはますます強くなりました。 

確かに日本でも、数多くの優れた幼児教育の実践が行われています。しかし、それらは、園や教師自身の方針や個人的な経験やスキルに基づくもので、全ての子どもが等しく豊かな教育を受けるためのシステムとして、確立されたものではありません。

つまり、たまたま質の良い教育を受けることができる子ども達だけが、明るい将来を約束され、そうでない子どもたちは、将来にわたってリスクを負ってしまう、ということが起こっているのです。私たち社会全体の未来を考えたとき、果たしてそれで良いでしょうか。

人生を左右する大事な「幼児期」を、子どもたちにどう過ごしてほしいですか?

質の高い幼児教育を、システムとして広く提供できるのであれば、子どもたちの学力の向上はもちろん、その後の社会全体の経済効果までを期待することができるのです。

そうであれば、私たちは今行動しないという選択肢はないのではないでしょうか。

私たちは2018年3月、HighScope教育研究財団と公式に提携することになりました。そして今、HighScope教育研究財団の日本支部「HighScope-Japan」の設立を目指しています。

 

HighScope-Japanでは、以下の活動を予定しています。

 ◇人材育成事業の実施

 ◇研修プログラムの開発・提供

 ◇HighScope本部への視察ツアーの実施

 ◇HighScope-Japan賛助会活動の実施(賛助会員への情報提供など)

 

皆様の、ご理解・ご賛同とご支援をお願いいたします。

 

▼これまでの活動~子どもの発達科学研究所とHighScope~

◇2016年11月:出会い 

HighScope教育研究財団の若林巴子先生とコンタクトを取る。

◇2017年3月:初めてのHighScope視察
10人程度のグループで訪問。時間的問題もあり、前日の実践の様子を撮影したビデオを参観。
その後、HighScope専門家の解説、質疑応答となった。

◇2017年4月19~21日:HighScope国際学会への参加
若林先生の勧めもあり、International Conference(HighScope国際学会)へ、(公社)子どもの発達科学研究所主席研究員和久田が参加。
全米・全世界から集まった1300人規模の人々とともに、最先端の質の高い幼児教育を学ぶ。

◇2017年4月25日:再訪
弘前大学の先生、一般社団法人IWA JAPANのトレーナーとともに訪問。
デモンストレーションクラスの様子を生で参観。
 
◇2017年11月2日:再々訪
HighScope-Japan設立の具体化の動きを受け、子どもの発達科学研究所関係者で再び訪問。
デモンストレーションクラスの参観のほか、公的な連携の在り方、HighScope-Japanの可能性、今後やるべきことなどを話しあった。

◇2018年3月22日:再々々訪
学校の先生たちを中心とするチームを引き連れ視察。
(公社)子どもの発達科学研究所からは、HighScope-Japanに向けての構想を提示。公的な連携をする前提について話し合い、HighScopeカリキュラムについて書かれた本の翻訳出版の流れを確認。

▼資金の使い道

 *アメリカで使用されているHighScopeカリキュラムの翻訳本を出版します。

 *日本の皆さんへ、質の高い幼児教育についての情報をお届けします。

 *本場アメリカのHighScopeカリキュラムの視察ツアーを企画運営します。

 *HighScope-Japanの活動運営資金とさせていただきます。

 

▼リターンについて

皆様からのご支援は、HighScopeカリキュラムを日本に広めるための資金として活用させていただきます。

サポーターの皆様へは、

 *出版する翻訳本の会員割引

 *HighScope現地視察ツアーの参加優先枠

 *会員限定の最新情報の提供

などの特典をご用意します。

▼最後に

私たちは、未来を生き抜く力を子供たちに提供したいと考えています。

質の高い幼児教育を日本に広めるため、「HighScope-JAPAN」を設立します。

「HighScope-JAPAN」の活動へのご支援をお願い致します。

 

(※寄付型クラウドファンディングの税制優遇について)

個人が非営利の特定の法人に対し、事業に関連する寄附をした場合には、所得税(国税)の計算において、寄附金控除(所得控除)又は税額控除のいずれかを選択して確定申告を行うことにより、所得税の控除を受けられることがあります。税制上の優遇措置がこのプロジェクトにあるかどうか、また優遇措置の試算の詳細は当団体にお問い合わせください。

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