My Project

Why.何となんとなく日々を過ごす高校生に、ポジティブ心理学を通して日々を前向きに過ごしてもらいたい。

Step1.ポジティブ心理学の創始者マーティンセリグマン博士のワークショップに参加する(参加費15万円)

Step2.関わる高校生への普段の指導に活かす& 関わる高校生向けのワークショップを開催(高校と交渉中)

支援のメリット15万円のポジティブ心理学のワークショプの内容を3000円から得ることができる。

▼はじめに自己紹介

東京学芸大学教育学部4年次休学中の山内皓貴と申します。

私の志は、好きや楽しいなどのポジティブな心理状態で働く人を大量発生させることです。

出身は愛媛県で、中学校3年生までプロサッカー選手を目指していました。練習量は多かったですが楽しく練習をするに打ち込むことで海外のプロチームのコーチに「君ならプロになれる」といわれるほど上手になりました。

大学3年生時には、インターン先の仕事や大学の勉強で全力で取り組んでいました。しかし、自分ができない事ばかりに目を向けすぎて、心を病みカウンセリングに通う時期もありました。

サッカーを楽しみながら上手になった経験や、ネガティブな感情に包まれて何もできなかった大学3年生の時の経験から、何よりも”楽しい・好き・できる"などのプラスの感情が人の成長にとって重要である事を実感しました。そしてそう言った心の動きを学ぶことができる心理学に興味を持ちました。

 

現在は東京学芸大学教育学部を休学中し、様々な教育現場で経験を積んでいます。

具体的には、N高等学校の通学コースのティーチングアシスタント 、AIG高校生外交官プログラムのカウンセラー、都立高校のティーチングアシスタントなどでの勤務を通して高校生約200人と関わっています。

目標を持ち毎日エネルギッシュに活動している高校生がいる一方で、日常に満足することや夢中になることもなく、何となく過ごしている高校生が少なくありません。

そういった高校生たちが、どうやって日々に満足をした状態になれるのか、

どうすれば夢中になって物事に取り組むことができるのか、頭を悩ませていました。

その時に出会ったのがポジティブ心理学でした。

偶然、TED Talkでポジティブ心理学の創始者マーティンセリグマン博士の動画を見て、人の心理のポジティブな側面に注目することで、より人の才能を発揮させるポジティブ心理学と出会いました。「まさに高校生に必要な学問はこれだ!」と衝撃を受けたのを覚えています。

参考:TEDTalkマーティン・セリグマンのポジティブ心理学

現在、マーティンセリグマン博士の論文を読んだり、同じくポジティブ心理学の教授でもある慶應大学の前野教授の文献を読んだりして、学びや教育の現場で何とか活かせないかと考えています。マーティンセリグマン博士のいる、ペンシルバニア大学の大学院に進学することも検討中です。

しかし、マーティンセリグマン博士の手法は主に海外で研究が行われています。この手法は日本の高校生に適応できるのか、論文や文献を読むだけで高校生に向けて実践できるほど習得できているのかなど、個人でポジティブ心理学を学習することに限界を感じていました。

▼やりたいこと
そんなある日、Facebookの広告で、7月27(金),28(土)「ペンシルバニア大学博士マーティンセリグマン来日!ポジティブ心理学ワークショップ開催!」という文字を目にしました

マーティン・セリグマン直伝ポジティブ心理学プラクティショナー認定ワークショップ

これは私が上記に記したポジティブ心理学に関する疑問を解消することなど、学びを深める機会であると思い、参加登録をしました。

しかし、その値段はなんと150000円(消費税込みで162000円)でした。

 

休学中で現場での勤務が多いため、一時的には払えました。しかし、交通費、生活費、個人の研究の教材費を考えると、厳しい出費です。そして、今後もこのような学びの機会を掴み、持続的に学びたいときに学びたい場所にいたい。

高校生に対してもN高校での箕輪厚介さんの授業の影響等もあり、”クラウドファンディング等で志あればお金はどうにかなる時代になった。”ということをよく話しております。ただ、やったことも無いのに偉そうに指導することだけはしたくありません。なのでまずはロールモデルとして、経験を伝えるためにお金を集めてみたい。

このような理由が積もり、クラウドファンディングを使うことに決めました。

クラウドファンディングを通して、ワークショプに参加する費用を集めると共に、支援頂いた方にポジティブ心理学を広める機会としたいと思います。

ワークショップに参加後には、学んだことを活かし、日々の高校生とのコミュニケーションに活かしたいと考えております。

また、交渉中ではありますが、勤務先の高校等でポジティブ心理学のワークショップを開催したいと思います。ワークショップの開催は放課後教室等の活用でかなり実現性の高いものであると考えております。

私にとっては新しい挑戦です。この機会を活かし、高校生を少しでもポジティブな状態で高校生活を送ってもらえるようにしたいと思います。

この挑戦を支援してくださる方にとっても喜んでもらえる機会にもしたいと思っております。正しく、役に立つ知識をえられるように学んで参りますので、ご協力をよろしくお願いいたします。

写真:a.schoolのインタビューa.school【Mentorsインタビュー】子どもたちが主体的にワクワクを追求できる場を作りたい。より

これより下は、私がこのプロジェクトを行いたいと思った理由やポジティブ心理学に期待を持った理由を詳しく記入しておりますので、よろしければお読みください。

 

▼ワークショップにどうしても参加したい理由

1.ポジティブ心理学の学びを深める関係を作りたいから。

説明:ペンシルバニア大学大学院進学を考えているので、マーティンセリグマンと博士と繋がりたいです。また、ポジティブ心理学を学び、社会で生かそうとする参加者と繋がることでポジティブ心理学を学び深目たいです。

2.創始者マーティンセリグマン博士のポジティブワークショップを直接受ける機会であるから。

説明:ポジティブ心理学に関するワークショップの雰囲気作りの仕方やファシリテーションの工夫など、文献ではわからない点を経験することで実感したいです。

3.ポジティブ心理学の創始者マーティンセリグマン博士から最新の話が聴けるのは、直近ではこのイベントだけだから。

説明:心理学の日本語版の文献が出るのは数年後であることが多いです。このイベントに参加することで、ポジティブ心理学に関する最新の情報を得たいです。

 

ポジティブ心理学って何?

ポジティブ心理学(Positive Psychology)は、今回の講師であるペンシルバニア大学のマーティンセリグマン博士が創設した新しい心理学です。今まで心理学は、鬱病やストレスなどネガティブな心の状態を治す学問として発達してきました。ポジティブ心理学は、従来の心理学とは違って、心の状態が普通の人をより幸せな状態にする学問です。一時的な快楽ではなく、人生を通した持続的な幸福や意味、夢中の追求などを深く洞察し、そのような状態を生み出す手法が研究されています。

なんでポジティブ心理学

わたしがポジティブ心理学を学びたいと思ったら理由は、教育現場で活かせると思ったからです。私は普段、通信制高校の通学コース・探求塾・日米の高校生向けの国際交流プログラム等の現場で働いており、200人以上の高校生と関わっています。そこでは、夢を見つけ、目を輝かせている生徒もいる一方で、目標も持たず、楽しみも感じずに何となく過ごしている生徒も少なくはありません。

そんな生徒たちに対して、”強み”や”目標”、”行動の意味”などのポジティブな心理的側面に注目したアプローチできる人になりたいです。そうすることで“ワクワクすることや好きなことに夢中になる人を大量発生させたいです。

科学的証拠

ポジティブ心理学が教育に良い影響を与えていることを研究結果もあります。セリグマンの研究室のメンバーは、ブータンでポジティブ心理学を利用した教育プロジェクトを行いました。

そこでは、「自己の気づき(セルフ・アウェアネス):自分自身の強み、才能、限界、ゴールの理解」「コミュニケーション:他者に対して積極的で建設的になること 」「意思決定:可能なオプションから最善の信念や行動計画を選択すること」「対人関係:友人や家族との健全で愛情あるやり取り 」など、ポジティブな側面に注目した10のアプローチをとり、15ヶ月間に渡って中学生と高校生に向けて実証実験を行いました。

研究チームは、15か月間のコースの終わりとその12か月後に生徒のウェルビーイングと全国統一試験の得点を計測しました。そして、研究の対象者はこのプログラムを受けていない生徒たちに比べて、ポジティブ心理学のプロジェクトを体験した生徒たちはウェルビーイングと全国統一試験のスコアが大幅に高かったという結果を出しています。

他にも、慶應大学の前野教授は「幸せを感じている社員は生産性が1.3 倍・創造性が3倍になる」というポジティブ心理学の研究結果を出しています。

参考:幸せな社員は創造性3倍、労働生産性1.3倍 働き方改革における幸福度の重要性を説く - ログミー

参考:「The Hope Circuit」Martin Seligmanより

拙い文章ながら、ここまで読んでくださってありがとうございました。届けてくださったご支援、お気持ちは必ず、応援して下さったみなさまは勿論、高校に届けたいと思っておりますので今後ともよろしくお願いいたいします。

 

 

所属先、AIG高校生外交官プログラムのスタッフとの写真。こんな笑顔で働ける場所を世の中にたくさん作りたい。

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