▼ご挨拶

日本で視覚障害者ボウリングが競技として実施されるようになって16年が経ち、

昨夏には世界ナンバー1を決定する「福岡2017 IBSA テンピンボウリング世界選手権大会」を開催するまでになりました。

しかし、視覚障害者がボウリングをする事についての社会的な認知度はまだ低く、競技人口も少ないのが現状です。

この状況を打開するために「視覚障害者ボウリングを1万人の人に見てもらう!」を目標に、「第17回全日本視覚障害者ボウリング選手権大会」のインターネットによるライブ中継を企画しました。そして、その先には惜しくも逃してしまった2020年パラリンピック正式競技という目標から続く道、「2024年パラリンピック正式競技」という壮大な夢を達成したいと考えています。

是非、この企画にご賛同いただけると、嬉しいです。

<一般社団法人全日本視覚障害者ボウリング協会 会長 青松利明(右)>

▼目の見えない人がどうやってボウリングをするのか

視覚障害者にとって、立ち位置を決定してまっすぐに助走し、投球することは困難です。

そこでアプローチ上に方向確認のための「ガイドレール」を設置します。

ガイドレールに触れた手と体の位置関係、腕の開き具合などで立ち位置を決定し、ガイドレールを手で触れながら助走をし、投球します。

ガイドレールを利用するのは、主に障害の程度の一番重い B1 クラスの選手です。

B2 クラス、B3 クラスの選手はガイドレールを使用せずに投球します。

昨年福岡で開催した世界選手権大会優勝選手のスコアは 6 ゲームの平均で、

B1 クラスでは 150、B2 クラスでは 210、B3 クラスでは 220 でした。

今大会は、全国からトップ選手が出場し、白熱した試合の展開が期待されています。

また近隣の強豪国からも選手が参加します。

 

<ガイドレールを利用するのは、主に障害の程度の一番重いB1クラスの選手です>

 

<B2クラス、B3クラスの弱視選手の多くはガイドレールを使用せずに投球します>

 

▼一般社団法人全日本視覚障害者ボウリング協会とは

一般社団法人全日本視覚障害者ボウリング協会(英語名:Blind Bowling Congress Japan(BBCJ))

当法人は、視覚障害者ボウリングの国内統括団体であり、公益財団法人日本障がい者スポーツ協会の登録団体、日本パラリンピック委員会の加盟団体です。

2001年に「視覚障害者ボウリング・コングレス・ジャパン」として活動を開始致しました。2004年1月には名称を「全日本視覚障害者ボウリング協会」とし、その後、2016年3月14日より「一般社団法人全日本視覚障害者ボウリング協会」として活動しています。主な事業内容は①大会の開催、②国際大会への選手団派遣、③強化合宿の開催、④講習会の開催、⑤調査・研究、⑥広報等です。

▼これまでの活動

2002年より視覚障害者ボウリングの全日本選手権大会を開催しています。

2018年には第17回目を迎えました。

全日本選手権大会に加え、2009年には西日本大会を開始し、そこから毎年開催しています。

2002年からは選手がより活躍できる場を増やそうと、国際大会に選手団を派遣し、これまでに数多くのメダルを獲得してきました。

2017年には福岡で日本初開催となる世界選手権大会を開催し、ボウリングを通じて世界の方々と協力し、無事運営を成功させる事が出来ました。

▼資金の使い道

あなたの温かいご支援は、

・中継機材費用

・音響費用

・撮影録画機材費用

・中継光回線工事費用

・会場費用

・リターン費用

・キャンプファイヤー手数料

のための資金として、大切に使わせていただきます。

▼リターンについて

【3,000円コース】
1)お礼メール
2)大会パンフレットの送付

【5,000円コース】
1)お礼メール
2)大会パンフレット
3)オリジナルクリアファイル

【10,000円コース】
1)お礼メール
2)大会パンフレット
3)オリジナルクリアファイル
4)オリジナルトートバッグ

【30,000円コース】
1)お礼メール
2)大会パンフレット
3)オリジナルクリアファイル
4)オリジナルトートバッグ
5)実況でのお名前(ペンネーム可)の読み上げ

【50,000円コース】
1)お礼メール
2)大会パンフレット
3)オリジナルクリアファイル
4)オリジナルトートバッグ
5)実況でのお名前(ペンネーム可)の読み上げ
6)サンクスムービー (あなたのお名前入りの特別ムービー)

 

▼大会概要

JSCスポーツ振興基金助成事業 

公益財団法人スポーツ安全協会「スポーツ普及奨励助成事業」

 

第 17 回全日本視覚障害者ボウリング選手権大会

1 主催:一般社団法人全日本視覚障害者ボウリング協会/公益財団法人全日本ボウリング協会

2 後援:公益社団法人日本ボウリング場協会/東京ボウリング場協会/筑波大学附属盲学校後援会/公益財団法人日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会/社会福祉法人日本盲人会連合スポーツ協議会

3 協力:東京ポートボウル/東京都ボウリング連盟/式会社リヴァイト

4 大会協賛:バークレイズ証券式会社/MK チャリティカップ実行委員会/式会社イースタンスポーツ/ビッグホリデー式会社/式会社ジェイ・ティー・アール/式会社つなひろワールド/大塚製薬式会社

5 協会運営協賛:バークレイズ証券式会社/MK チャリティカップ実行委員会/ビッグホリデー式会社/全国化粧品日用品卸連合会

6 日程:2018年9月29日(土)

     09:00  開会式

     09:40  個人戦予選(6ゲーム)

     13:15  個人戦準決勝(1ゲーム)

     13:45  個人戦決勝(1ゲーム)

    2018年9月30日(日) 

     09:00  ダブルス戦(6ゲーム)

     13:00  表彰式・閉会式

▼最後に

★普及への思い

ボウリングは小さな子供から高齢者、障害のある人でも誰でもが参加できるスポーツです。

レクリエーションとしても、競技としても楽しむことができます。

視覚障害者がボウリングをできるということを知らない人が多いために、競技人口はまだまだ少ないのが現状です。

近年では先天的な視覚障害者だけでなく、人生の途中で目が見えなくなる人も増えています。

しかし、視覚障害になった後、運動やレジャーへの参加の仕方が分からない人が数多くいます。

ボウリングは視覚障害者にはとても適したスポーツであり、そのことを全国の視覚障害者とその関係者に広く知っていただくことが必要だと強く感じています。

★視覚障害者ボウラーの声

「ストライクを取った時の音が壮快である」、「失明し、あきらめていたが、ガイドレールのおかげでまたボウリングができるようになった」、「目が見える家族や友人と一緒に楽しむことができる」、「自分なりの目標に向かって努力し、達成感を味わうことができる」、「大会で全国や世界の仲間と交流ができる」

このようなボウリングを多くの方に知っていただき、参加者と支援者を増やしたいと考えています。そのためには、2002年より続けてきた日本最高位の「全日本視覚障害者ボウリング選手権大会」をLIVE中継することが最も近道だと考えております。

競技場だけではなく、映像を通して日本中の多くの人々に視覚障害者ボウリングの迫力と魅力を発信したいと思います。現在、視覚障害者ボウリングはパラリンピック競技ではありませんが、この大会を成功させることで、パラリンピック正式競技採用へのステップとしたいと思います。皆様のご協力を頂けると幸いです。

  • 2018/09/16 14:35

    【ブラザー・コーン 】 小学生の頃から友達と休日には欠かせないくらいやっていたボウリング。 その後もずっと家族と旅行や仕事で地方へ行く度に必ずと言って良いほど、ボウリングが好きでここ5~6年前から色々なボウリングコンペにエントリーするようになり、今では年に2回も自分のボウリングコンペをやる...

  • 2018/09/14 00:11

    B1クラス男子の森 寛樹(かんじゅ)です。 視覚障害者ボウリングの魅力は、目に障害があっても健常者と同じようにプレーでき て、達成感を得られるところです。 9月29・30日には全日本選手権。 10月にはアジアパラ競技大会があります。 私はほぼ生まれつきの全盲ですので、投球フォームの習...

  • 2018/09/11 10:22

    今大会のパンフレットを作成しています。大会要項、ご挨拶、大会スケジュール、 開会式等の式次第、選手一覧、役員一覧、競技規則、過去の優勝者、各社の広告、メ ダルの紹介等を掲載します。お楽しみに!

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください