2019/04/09 15:51


イラクのクルド人自治区アルビルに到着。15年ぶりのイラクの大地。この地に来ないと自分の過去の何かが欠けている気がしていて。別に今、僕は対人恐怖症でもないし、パニック障害とかでもなんでもない。過去、様々なトラウマなどもあったし、今回行く前に少し恐怖が蘇る瞬間も飛行機の中であったりもしたんだけど、ここにこれてよかったな、と既になっている。

昨日、イラク人質事件の時に一緒に拘束されていたエイドワーカーの高遠菜穂子さんとゆっくり語った。彼女は事件から5年後、事件があったファルージャを訪れて人道支援をイラクで続けている。お互いに分野が違えど、今は菜穂子は難民や国内避難民支援をドホークという街で続けている。70万人の都市に70万人の国内避難民。ISなど紛争による影響だ。

今日は午後からドホークに行ってくる。

その前に、昨日は夕方にアルビルの街に着いたばかりだったので街の様子をみていない。なので、朝ランニングができるか確認して、走ってきた。街の様子の写真は以下。

昨日も夕食のときはこんなレストランで食べていたんだけど、かなり綺麗です。

街自体はコンクリートが剥がれていたり、舗装されていない道路もあったりなので走りづらいんだけど。

あと、意外だったのはこれ。

これ、何か違和感ないですか?


写真、バドワイザーの広告があるんじゃないですか。昨日、僕が街に入った時に驚いたんですが、イスラム圏では結構珍しくて。特にイラクとかほとんどアルコールなど見かけないだろうなと思っていたんですが、アルビルの一角にイラクでもめずらしいキリスト教の人たちが住む街があってそこではアルコールも売っている。お店にいくと、ロシアのお酒やイギリスのスコッチなどウィスキー、そしてビールは日本のやつは入っていないんだけど、アメリカや韓国のビールなど入っていた(日本、がんばれよw)。


ランニングしていると街並みがわかってくるから、何が流行っているのかとかも見えるんですよね。ちなみに日本のスタバじゃないけど、スペシャリティーコーヒーのお店などがあったりもしたから「コーヒーも楽しめるんだ!」と思って、あとで行ってみようかなと思っています。


あと、3日間ほどの滞在。いろいろと学んできます。

あと、クラウドファンディング、残り49日間で達成したいので、応援よろしくお願いします!