2020/06/29 15:00

  なんとなんと、2020年という年の半分が過ぎようとしているなんて…。

 今年については、なんだか時が経ったのか経たないのかも、あまり実感がわかないとこ

ろではありますが、皆さまはいかがおすごしでしょうか。さっぽろレインボープライド副

実行委員長の満島てる子でございます。

 「自粛」という単語で溢れ帰った数か月前…。それがまるで嘘のよう!とは中々いきま

せんが、私が働いている「7丁目のパウダールーム」も、オンライン営業から(「自粛な

んてものに絶対屈服してやるもんか!」って気持ちで、なれない部分もありつつどうにか

こうにかやってました)、ようやっと通常営業に戻ることができ、皆様とお顔を合わせな

がら日々を過ごせることに、少し安堵しております。

 店舗の場所を少し変更したりだとか(今は向かいのHearty@Cafeで営業してるの)、パ

ーティションを導入したりだとか、前と完全に一緒なわけではないのだけれど、誰かと一

緒の空間で話し、笑い、時に泣いたりだとか、そういう歴史を重ねられることって本当に

貴重なものだったんだなと、気づかされるきっかけにもなったりして。いやはや、苦しい

状況を振り替えるとそこに大事な意味を見いだせたりするし、人生って不思議なものです

ね。

 これからも、腐らず焦らず、自分の持てる力はできる限り使って(HP低めなポンコツち

ゃんではあるのですが…苦笑)、みんなに楽しんでもらえる空間を提供していきたいなと

思う次第です。そのためにはどんだけでも、顔をラメまみれにしてがんばるぞーっ!女装

!女装!女装!

 さてさて、人前に出るお仕事の前は、必ず映画『プリシラ』を観ながらメイクすると決

めているワタクシですが(かま栄さんの言うとおり、とってもお洒落な映画なので、皆様

是非。詳しくはここでは話さないけれども、エアーズロックの頂上でドラァグクィーン達

の交わす会話に、「これぐらいの肝っ玉で生き抜こう」と、爆笑しながら勇気付けられた

ことを思い出します)、皆様に太陽の下で、直接お会いできる日もだんだんと近づいてきま

したね。なんとなんと、後2ヶ月でパレード開催!

 実行委員会としても、動かねばならないことがどんどん増えてきて、嗚呼こうして具体

的な動きがようやくできるようになったのよね…と、少しぐっときたりする場面もありつ

つ、現在17人で一生懸命、いろんな準備を進めております。

ただ、あまりマルチタスクをこなせるタイプじゃないわたしは、時々脳みそがフリーズ

して「はわわわわ…(逝)」となってしまっていたりもするんですけれどね。苦笑

 この活動報告をお読みの皆さんも、もしかしたらなにかイベント運営に携わっていたり

、所属している趣味関係の団体で役割を持っていたり、もちろんお仕事でも、進めなけれ

ばならないプロジェクトや日々のやるべきことを、きっと抱えていたりするんじゃないか

なあ、と勝手に思う次第なのですが、やっぱり当実行委員会もそうした事情は共通してい

て、各メンバーそれぞれに任された仕事があったり、何人かで取り組む企画の用意があっ

たりします。

 とはいえ、やっぱりそれぞれ、自分の本職(なんか違和感溢れる単語(笑)!でも、人間食

ってくためにも、何がしか働いたりしなきゃな世の中なのよねえ)との兼ね合いで、「ぎ


ゃー!今は身動きとれないのよおお!」なんて時もあるし、プライベートでも色々立て込

みすぎて、あしたのジョーのかの名シーンばりに真っ白(瀕死)になったりと、思うよう

に団体のために動けない場面もあったりするのよね…。

皆さんも、そんな経験ありませんか?。

 先ほど申し上げたように、HP少なめなわたし。結構そうなりがちなので「あーん!実行

委員のみんなごめーん!」なんて真剣にこころのなかで平謝りしてる瞬間も、実はなきに

しもあらずです。苦笑

 ですが、本当にありがたいなと思うのが、そんな時にこそ、さっぽろレインボープライ

ドのメンバーは、それぞれのかたちで手を差しのべて、助けてくれるということ。

 「これはこうやってみたら?」とアドバイスをくれたり、「例の用意しといたからチェッ

クしておいてね」と、先回りして準備を済ませておいてくれていたり。

 機動力がものすごい人、文章を作成するのがとっても得意な人、細かいところへの配慮

が行き届いている人。みんなそれぞれの力を発揮して、いつも支え指導してくれるので、

個人としてとっても救われています(詳細はなかなか、機密事項もあったりするから、細

かくは言えないんだけれどもね)。

 「こういうところに書くんじゃなくて直接言えよ!」って突っ込まれそうだけれど(笑)、

思いきって書いてしまおうかな。

実行委員のみんなへ、本当にいつもありがとう。ひとりひとりから、ここでは書ききれ

ないぐらい色んなことを教えてもらってるし、助けてもらっています。尊敬を越えて、全

員への感謝の念が絶えません。わたしもやれることはどんどんやって、一助になっていけ

ればと思っているので、これからも実行委員のひとりとして、よろしくお願いいたします

 …と、前回のかま栄さんの「他の実行委員の尊敬できる部分とか学んだこととかあれば

聞いてみたい」という質問に、とってもくさい文章になってしまいましたが、割りと日頃

から思っていることを素直に書くようなかたちでこたえてみました。

(ちなみにかま栄さん、「わたしのこと褒めてみてくれません?できれば10個ぐらい褒め

て?笑」と、YUKIちゃんの『ビスケット』の歌詞を彷彿とさせるような要求をなさってま

したけれど、お察しのとおりわたしそういうのには一切乗らないタイプなの。特にわたし

ってかま栄さんに対しては、そういう態度とりがちよね?てかきっとそれもわかっててあ

えて書いてるわよねあんた?そんな、いにしえ感溢れる「わかりにくい愛」の権化みたい

なとこ、尊敬してます!これは冗談だけれども…マジの気持ち言うと、2018年の発足時依

頼、とっても貴方の存在に助けられてますよ…いつも感謝です)

 「くっさ!ほんとくっさい文章!」って思ってる方いたら、申し訳ない。苦笑

 でも、心底感じるのですが、実行委員のメンバーたちのことしかり、パレードってわた

しひとりでは絶対に作り上げられない、奇跡みたいな場所なんですよね。

 運営のことだったり、会場の設営だったり、そういう諸々も確かにあるけれど…。

そもそもパレードという現象自体、日頃さまざまな状況に置かれた人たちが、それぞれ

のスタンスで集まってくるにも関わらず、その集まりがあってはじめて、その場にいる全

員で特定のムーブメントを実現できるという、そういう性格のものだと思うんです。


多様な思いを抱いたひとりひとりがつながって、空間と時間を共有する。

そこから各人の「プライド」が育っていく。

 ここ2年パレードでは、実行委員としても、一参加者としても、そんな場面に立ち会わ

せてもらうたびに「ああ、ここにいられてよかった。今年もこの場に来られた。」と熱い

ものを胸に感じつつ、その場にいるみんなに「来てくれてありがとう!HAPPY PRIDE!」

と伝えたい気持ちで一杯でした。

 今年2020年。

 本当に大変な年にはなってしまったのだけれども、今年のパレードでは、開催にあたり

、来てくれたひとたちに、そんな気持ちをできる限り伝えられたらなあ…なんて思ってい

ます。

 てなわけで、皆さん、さっぽろレインボープライドへの応援、どうぞよろしくお願い致

します!クラウドファンディングも、もう少しで終わり。ご支援いただければ幸いです。

 さてさて、明日はDJヒロフミ兄さんよ!

 前回同様、特に質問はせず、さらっとつなげてみようかな。

 みんな、それぞれの場所で、いつもこころにHAPPY PRIDE!

 満島てる子でした。駄文失礼♪