2019/05/02 06:53

実は今回、この本を作成し、実は叶わなかったことがあります。
それは、養成講座に使用している、全資料を乗せることです。

なぜかというと、2つの理由があります。


1)仕組みに注力

一つ目は、『仕組みに注力』したからです。

住民主体の活動自体は、特段珍しいことではありません。
健康づくりや介護予防でいうと、シルバーリハビリ体操や、いきいき百歳体操が有名で、様々な地域で実践されています。

では、おたからサポーターとは何が違うのか?

これは、実施主体が「民間」であるということです。
行政と違い、広報力、信用力、マンパワーが異なります。
しかし、民間の強みを生かすことで実現可能です。

今回は、民間でも実践できる仕組みを、本にまとめました。
私たちが立ち上げる際に、民間で立ち上げられる仕組みが書かれた本が欲しかったからです。

そして、これからの超高齢社会を支えるのに、民間の力も重要です。
もちろん、民間にとっても、このような活動を行うメリットは沢山あります。
こちらに寄稿したので、興味のある方はご覧ください。

https://replus.hatenablog.jp/entry/2018/07/26/131849


2)仕組みが分かれば、試行錯誤で改善していくのみ

二つ目は、実際に使う資料は、専門家のみなさんの知識や技術であり、特別なことではないからです。
おたからサポーター養成講座では、骨や筋肉、関節の運動、簡単なストレッチと筋力トレーニング、二重課題の運動です。
これらは、実際に講座や研修などで実践している方であれば、すでに資料があると思います。
それを、PDCAを回していくことで、その地域にあったプログラムになっていくと思います。
私たちも、講座の度ごとに毎回改良してきました。


講座の内容はもちろん、講座前後の声かけ、その日の終わり方、振り返りの用紙などです。
それは、今も続いています。


りぷらすフォーラム仙台で資料を全公開

5/18のりぷらすフォーラムin仙台では、今回の本だけではなく、実際に講座で使っている、全資料を公開する予定です。

参加される方は、ぜひ皆さんの実践の参考にして下さい。
参加希望される方は、【5/18仙台での特別企画への参加コース】よりお申し込み下さい。

そして、SDGsカードゲームもお楽しみに。
お会いできることを楽しみにしています。


養成講座のテキストと目次


SDGsで考える、おたからサポーターの活動