2019/06/13 16:07

おひさまの村は、運営を安定的に継続するために
今回のプロジェクトに先立ち、収益部門として合同会社を立ち上げました。。。

 ラン・フィルママンFBページ↓
https://www.facebook.com/la.firmament/

 この合同会社は、
社会的課題を解決するための様々なサービスを提供する、
ソーシャルエンタープライズ(社会的企業)です。

 いやややや、だからそのソーシャルエンタープライズ(社会的企業)って
なんなのよ。。。そうですよね(;^_^A
まだまだ社会的企業についてご存じない方がたくさんいらっしゃるんですよね。

 ソーシャルエンタープライズ(社会的企業)とは・・・
https://www.kaonavi.jp/dictionary/social-enterprise/

 営利の追求だけではなく社会的な問題解決を目指す企業のことです。具体例としては、
地方の活性化や地産地消を目指す農場経営、児童養護施設の退所者への就職支援を
行う企業、障害者を積極的に雇用して社会貢献に役立たせる企業などが挙げられます。

社会問題の解決に重点を置いてはいますが、事業として成り立つような運営を行うため、
利益を度外視するようなことはありません。収益確保と社会的問題の解決を両立させ、
社会をより良くしながら、経済的にも豊かにすることを目指しています。

もっとシンプルなお話しをすると、おひさまの村の活動は、法律、行政、セーフティネットの
隙間を埋めるような事業なため(特に巣立ち支援やアフターケア事業について)継続的に
不安定な助成金や関係者の方がプロボノとして協力して下さったり、本業の合間にお手伝い
してくださったり、理解ある会員の皆様の会費や寄付、講座や学習会のわずかな収益や時には
自分たちの持ち出しで、まさにボランティアで活動をしてきました。

しかしながら、人件費、家賃はもちろんの事、運営維持していくには限界の状態でした。
・・・かといって、これまで関わってきた若者たちに「もう資金がないから支援できません。」
というわけにももちろんいかないし・・・。

そこで、これまでの居間、居場所事業をカフェにしたり、組織としての自力をつけて、展開して
いこう!という運びになり、収益事業部門をソーシャルエンタープライズとして合同会社設立と
なりました。(#^.^#)

ソーシャルエンタープライズである「ラン・フィルママン」は児童養護施設退所者のことだけ
ではなく、様々な社会的問題解決に取り組んでいます。

 例えば、青森地場産の野菜を使ったスィーツをソーシャルマーケットという方式で販売して、
おひさまの村だけでなく、全国各地で子ども若者の支援をしている団体さんへ、収益の一部が
還元されるような仕組みをつくっています。

 また、取り扱いをしている商品によっては、その収益が若手ねぶた師さんの育成につながる
ような商品もあります。

 おひさまの村の契約アーティスト(障害のある方もない方も・・・)のデザインを使用した
商品の販売や、マネジメント、著作管理をしてその方たちに還元できるような仕組みを
管理しています。

さらにさらに、内職作業の取りまとめや障害者就労支援事業所へのお仕事の委託なども
行っています。(現在契約事業所 7か所)

 自分たちだけでなく、お互いに思いやりながら・・・
お互いを思いやりながら・・・
みんなで笑顔になりたいなぁ~って思って様々な取り組みをしています。

みんなでちょっとずつ、みんながちょっとずつ、思いやりの輪が広がったら素敵だなぁ~って
スタッフ一同願っています。

 他事業については下記

・ソーシャルマーケティング(企業様とのマッチングによる収益寄付型商品の販売)

・ヒューマンサービス (一般クライアントのカウンセリング・メンタルケア)

・インクルーシブコミュニティ (更生・共生事業企画、カフェの運営)

・福祉事業コンサル (内職等の仲介・取りまとめ、事業提案等)

・イベント企画 (講演、研修、セミナー、ワークショップ等・・・)

 ・・・というわけで、色々コマコマとコツコツとやっていますが、
今回、ひとつ主軸となるものとして、インクルーシブコミュニティカフェを
OPENすることなり、今回のプロジェクトとなりました。

Social Enterprise 合同会社ラン・フィルママン
おひさまの村
引き続き、応援、よろしくお願いいたします。