2021/06/09 12:12

特定非営利活動法人里地里山問題研究所(さともん)
代表理事の鈴木克哉です。

この度は、さともんのクラウドファンディング「20歳以下人口ゼロの集落をみんなのふるさとに~ホタルと癒しを子どもたちへ~」をご支援していただき、本当にありがとうございました。

先日、6月6日、念願のトラクターが川阪集落に納車されましたので、ご報告とともに、改めて皆さまに感謝申し上げます。

私たちにとって、初めてのクラウドファンディング。

ご支援いただいたにもかかわらず、すぐにお礼のご連絡をできなかったり

リターンや活動についてのご報告が遅くなってしまったり、準備が至らずご迷惑をおかけした方もいらっしゃるかもしれません。その場合は深くお詫びいたします。

大いに反省をしながらも、今回のクラファンは、私たちが目指す集落に対する今後の支援について、以下の点で、とても大きなお力を頂きました。


◆1つは、私たち活動の意味や価値、目指したい未来が明確になりました!

今回のプロジェクトは、さともんのスタッフだけでなく、川阪オープンフィールド(OPF)に参加している地域の方、都市から駆けつけてくださる方、みんなでオンライン会議も使いながら、時間をかけて話し合って、創りあげてきたものです。

なぜ、川阪に通うのか。どこが魅力なのか。ここに来て何を感じて、どのようにしていきたいのか・・・。それをどのように表現すれば、この活動を知らない人にも伝えることができるのか・・・。

応援メッセージで頂いたお言葉も含めて、川阪OPFがみんなにとってどういう存在なのか、言葉としてはっきりと伝えていただき、とてもうれしく思いましたし、これからどんな価値や可能性を秘めているのか、

クラファンサイトを通じて、みんなの想いを明文化することで、はっきりと全体で共有されたように感じています。

これは、今後の私たちの活動の「柱」であり、「財産」となるものです。


◆2つめは、地域内外に対して大きく発信できました!

クラファンにチャレンジして、まず地元の新聞記事にも取り上げていただいたことで、川阪集落はじめ地域の皆さまにも周知され、地元からクラファンに対する支援をいただいたり、川阪OPFに対する協力や関心の意を示してくださったことは、とても大きな喜びでした。

また、Campfireで初めて川阪OPFの活動を知って、今回クラファンを支援してくださったり、川阪OPFに参加してくださった方も多く、地域内外に大きく私たちの想いや活動を発信できました。

近頃は、Campfireのサイトで取り組みに関心を持っていただいたNHKの方が、川阪OPFに繰り返し参加し、予備取材をしてくださっています。今後番組として取り上げていただく機会があるかもしれません。

このような動きもクラウドファンディングに挑戦し、集落や参加するみんなの想いをカタチにした結果に他なりません。


◆最後に、何よりも念願のトラクターを手に入れられたこと!

写真は納車時にみんなで記念撮影したものです。

この後、試運転として、圃場をトラクターで耕運しましたが、改めてそのパワーと作業効率の良さを目の当たりにし、今後の活躍を想像して、胸が躍る思いをいたしました。

一方で、トラクターによる重大な事故も発生しております。耕運機や草刈機も同様です。

多くのこどもたちが参加してくれる川阪OPFですので、取り扱いについては安全面にも十分に配慮してルールづくりをした上で、耕作放棄地の有効活用に活躍させていきたいと思います。

川阪集落は20歳以下ゼロでも、地域外から通ってくださって「関係人口」となるみんながトラクターや耕運機や草刈機を操りながら、地域の課題を解決し、川阪集落を未来へ継承するために活動する。

そんな活動に参加することで、都会で得られない体験をし、大切なものをみんなで共有し、それぞれの生活や人生が豊かになっていく。

今回のプロジェクト名のとおり、川阪集落が本当に「みんなのふるさと」になる。

そんな手ごたえを強く感じさせていただいた、クラウドファンディングとなりました。

皆さまに本当に感謝いたします。


川阪ではちょうど今、蛍が乱舞しています。

写真は準備と技術が追いつかずイマイチですが・・・肉眼ではすごかったです!

昨夜、現地に行ってきましたが、儚い光を放ちながら無数の蛍が飛び交っていました。これまで何度も見に行ってますが、今までで最高の光景でした。

こんな美しい光景を未来のこどもたちにも見せてあげたいですね。

さともんはじめてのクラウドファンディング
「20歳以下人口ゼロの集落をみんなのふるさとに~ホタルと癒しを子どもたちへ~」

皆さまから頂いたご支援のお気持ちを大切に、今後もより一層活動を推進していたいと思います。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!

リターンについては、今後も順次ご案内いたします。

お近くの方はぜひ川阪オープンフィールドの活動を覗きにきてくださいね!
https://peraichi.com/landing_pages/view/kawasakaopf


2021年6月9日 
特定非営利活動法人里地里山問題研究所(さともん)
代表理事 鈴木克哉
https://satomon.jp/
https://www.facebook.com/npo.satomon

P.S. さともんは「獣がい対策で農村の未来を創る」を理念に、農村と都市をGift-Giftでつなく様々な活動や企画をしています。

■さともんの活動に関心を持ってくださった方は・・・ぜひ、↓さともんメルマガにぜひご登録ください!
https://satomon.jp/mailmag/

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