2019/12/26 17:53

 時はさかのぼり9ヶ月と25日前、私は気仙沼商工会議所青年部に所属していて、そこのお世話になったOBから東京の豪徳寺にて震災の語り部とうちのマカロンロールと酒ケーキを売りに招待されました。

  OBの方から「震災を体験した人じゃないとわからない部分がある、語り部と花子の商品売りに来ないか?」と、私は「行きます、マカロンロールと酒ケーキは先にイベント場所に宅配でもよろしいでしょうか?」と応え、OBの方は「OK!、商品はうちで管理しとくよ。」私は3月11日夜行バスで向かい、その夜に豪徳寺にて「思い思い3.11チャリティーイベント」に参加しました。OBによる美味しい手料理とチャリティーコンサートの人達の気仙沼を思う歌の数々にそして募金は気仙沼商工会議所に寄付と「本当にありがたい…」と心から頭を下げました。後半、私の番になり自分の震災の体験を語りました、「横揺れの激しい地震、倒れてくるどら焼きが入った箱、体験してわかった津波が来る20~30分までの行動と選択、余震の数々、復興してる最中の気仙沼の人口減少と商売人の課題」いうだけ言いました。

 真剣に聴いてくれた姿勢のせいか私の語り部効果もあったせいかマカロンロールと酒ケーキは跳ぶように後半売れましてめでたく完売し、OBから「今日はよく来てくれた、ありがとな!」と互いに握手して「また来ます」と私はその場を後にした。

 商売人としてこのイベントを感じたことはお菓子にしろなんにしろ知ってもらうことに販路を開拓しないといけない……気仙沼の土産菓子   

            つづく

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