2019/12/18 13:10
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Yさんは大工として60歳過ぎまで働いてこられました。しかし無理がたたって足腰が悪くなり、「きちんとした仕事ができなくて迷惑を掛けるから」と寮を出て、それから5年間路上生活でした。
去年、生活保護を受けましたが、感想は「もうあんなところ絶対行かない」。
今年の5月、「足腰が痛くて辛い。おたくのアパート世話してくれ」と頼まれて、TENOHASIの個室シェルターにご案内しました。そして先週、ご自分のアパートを契約して引っ越されました。「これでもう野宿ともおさらばだな、ハハハ」黄門様のように笑って新居へ。
写真は退去後の部屋。掃除しようと思って行ったのですが、部屋は非の打ち所がないくらいにきれいに掃除されていて、私だってここまではできない、というレベル・・・
なのに福祉事務所からは「路上生活が長かったから一人暮らしができるかどうかしばらく様子を見ます」と言われ、シェルターからアパートへの転宅許可まで6ヶ月も待たされました。人を見ず、本人のニーズも汲まない福祉って・・・と思います。