2020/02/07 18:10

こんにちは!

ご覧いただきありがとうございます!

今日もとっても寒いですね〜…

そんな寒気到来の前日に、撮影に行ってまいりました!

暖かく屋外でも撮影できました〜!


お会いしたのは今月1歳になるダウン症の男の子とそのお母さま。

「1歳になる記念の撮影も一緒にして欲しい」とご要望いただき、

お母さまがご準備してくださった

お誕生日アイテムを使用した写真も撮って来ました(^^)


お母さまには、

お子さまへの声かけや

写真に写るようにシャボン玉を吹いてもらったりと、

沢山ご協力頂いてしまって、「ご迷惑じゃなかったかな?!」と

不安になってしまいましたが(^^;)、

撮影後、お母さまから、思わぬ言葉をいただきました。


「1年前、子供を産んだ時、

障害があることがショックで、

写真を撮りたいとも思えなかった。

だから、

記念に写真とか、

そのためにシャボン玉吹いたりとか、

一見当たり前のようで、

私には当たり前じゃないから、

とても楽しかったんです。

ありがとうございました。」


この言葉を頂いて、

ただ可愛くて写真を撮りたいと活動を始めた私は、

「写真を撮りたいとも思えなかった」というところから、

「1歳の記念に写真を撮って欲しい」と言ってくださる今日まで、

どれだけの苦悩や葛藤があったのだろうと、

はっとさせられる思いでした。


やはり、親御さんになる多くの方は、

今まで障害を持つ人に関わったことがない方ですよね。

それが、待望のお子さんを授かって、

お子さんが障害や病気を持っているとわかったら、

そりゃあ、簡単には理解できない、

大きな悲しみ、絶望や、苦しみを、抱きますよね。


私はまだ妊娠出産の経験がありません。

それでもきっと、自分が障害を持つ子が産んだら、将来を案ずると思います。

ただ、障害を持つ人に全く関わったことがない人に比べたら、

受けるショックの重さは違うものではないかと思うのです。


それは私が、障害を持つ人にも、

性格があり、

成長があり、

尊厳があり、

支えてくれる人がいる、

ということを、

障害を持つ兄を通して知っているからだと思うのです。


もっともっと、障害と健常を隔てる壁が低くなり、

より多くの人に普通に受け入れられて、普通に協力されて、

障害者の家族の負担や苦しみが軽減されるといいなと、

より一層思ったのでした。


撮影ご協力ありがとうございました!


2020.02.07 yuki