2020/02/04 10:57

今はエアスクリーンはないですが、今まで色々な映画の上映を行ってきました。その中でISHINOMAKI2.0のお仕事で「ISHINOMAKI金曜映画館」というものがありました。僕はその3代目の担当者だったわけですが、現在は金曜映画館は休止状態となっております。しかし、金曜映画館がきっかけでたくさんのことを学ばせていただきました。
特に、石巻では毎年恒例となっている「野外映画上映会~夜空の岡田座~」は、石ノ森萬画館もある中瀬公園で行う上映会ですが、元々は震災後、被災した建物の壁に映し出して行っていました。自分はその頃に関わってはいませんでしたが、その精神には大きく共感しました。どこでだって映画は観れるし、どこでだって素敵な劇場になり得るという事実は僕の活動の根本で支えてくれています。

また、僕の活動のテーマの一つに「個人レベルで開催する気軽かつ素敵な上映」というものがあります。映画上映に限った話ではありませんが、イベントを行うということは準備が結構大変です。その大変さをどう軽減し、継続的にかつ気軽に上映活動をするのかという所を常に考えていました。「上映可能な会場の問題」、「上映する映画の選出」、「スクリーンの有無」、「プロジェクターの有無」、「チラシやポスターの作成」、「広報」、「集客」等々。
僕は楽観的かつ思考が単純なので、エアスクリーンの存在を知ったときに

「会場は、屋内屋外問わず石巻全てを会場にしてしまえば環境で悩む必要がないじゃないか」

「スクリーンもいちいち組み立てず空気入れてすぐに作れれば楽じゃないか」

「石巻の自然の中だったらどこでも最高のロケーションじゃん!!」

「そうしたら、僕も、なんなら貸し出せば誰でも簡単に映画上映という試みを行うことができる!!!」
という全てのパズルが組みあがったわけです。
まぁ、人によっては「何甘いこと言ってんだ」と思うと思いますが、僕は自信をもって、気軽に楽しく映画上映をするために、今後も実験を重ねていきたいと思います。
(今月、中旬くらいにゲリラ的に映画上映イベントを行うかもしれません)

でも、実際エアスクリーンには映画以外の可能性も大いに秘められていると思っています。例えば、屋外でのライブビューイングだったり、屋外でのスポーツ鑑賞、イベント時に映像を写したりとか。小規模な屋外フェスとかもやれてしまうかも?

そんな「マホロバTHEATER」でございますが、ご興味がありましたら是非ご支援のほどよろしくお願いいたします。