2020/03/23 00:45

応援コメントNo.11は地元丸森町の超優良企業(株)大槻型枠 代表取締役 大槻武光さん。台風19号では大槻さんは建物などに甚大な被害を受けました。間一髪で命は助かったものの、ヘリコプターで救助されるなど、過酷な状態におかれました。そんな中でも、家族、会社や従業員を守る責任感は、まさに「男」そのものです。
頑張っている大槻さんにぜひ応援コメントをいただきたいと、大変お忙しい中無理を言ってしまいました。ご執筆をありがとうございました。前に進む力になります。大槻武光さんの様な「男」になれるよう、後を追いかけていきます。

台風19号の爪痕

2019年10月12日21時07分 豪雨の中、突然の地鳴りが響き渡った。
我が家の隣りの丸森町子安地区の一軒家を土石流が襲った音だった。
家屋一軒、4名が犠牲になり、3月21日現在まだ1名行方不明。

 2019年10月12日22時17分 (上記から1時間10分後) 2度目の地鳴り、今度は我が家が土砂崩れに襲われた。 発生源は自宅から500mも離れた山頂からだった。 当時は生後7日の孫も一緒だったが奇跡的に家族全員無事だった。 電気、水道、道路全てのライフラインが寸断され翌日、家族全員ヘリコプターで救助された。 1ヶ月間、角田市で避難生活を過ごした。 

その頃やしまやさんでは

そんな中、やしまやさんでは阿武隈川が未曾有の氾濫を起こし、嵩上げ移転したにもかかわらず床上165cmの浸水被害にみまわれ、店舗や大型冷蔵庫、商品等が水没し作業小屋やウッドデッキも流され甚大な被害を受けました。 私は自宅の土砂片付けの為、角田市の避難先から自宅に通う途中、毎日やしまやさんの被害状況、片付け作業を見て愕然とする毎日でした。 

やしまやさんは私の地元でもあり35年前、私が高校生の頃はころ柿の箱詰めや灯油配達の助手などのアルバイトもさせていただき、現在もいろいろな面で大変お世話になっております。 たまにお店に顔を出すといつもみんなニコニコ笑顔でとても温かい気持ちになります。 

今回の台風19号で被災した方々みんな頑張って復旧作業を進め、少しずつ元の生活に近づいて来ていると思いますが 今でもたくさんの人が辛い日々を送っています。 いろいろなショックな出来事があり 精神面の復旧はまたまだ時間がかかります。 

やしまやさんへの応援メッセージ

今回のやしまやさんのチャレンジは そんな心と身体を癒せるとても素晴らしい場所の提供の試みだと思います。 全天候型ウッドデッキが完成したら地元の方々はもちろん、県内外からの集いの場になり、そして癒しの場になり、地元の復興のシンボルになると思います。 そんな復興のシンボルを建設するために皆さんのご協力を心よりお願い致します。
いなか道の駅 やしまやに復興のシンボルを!

      (株)大槻型枠 代表取締役 大槻武光さん