2020/07/03 23:55

いつもご支援、シェアのご協力ありがとうございます。
7月に入り、梅雨も本格化…九州地方の雨の具合も心配しております…みなさん、どうかご無事で。

こちらもあいにくの天気が多い中、梅雨の晴れ間に(どうやらスタッフに晴れ女がいる模様…ありがたし)リターン品の提供にご協力をいただいている、三重県伊賀市になる「きらめき工房」さんを訪問しました。

担当の奥島さんに施設案内や陶芸作品にまつわる、いろいろなお話を伺うことができました。
「きらめき工房」さんは、就労支援施設だけでなく、生活介護など様々な利用形態がある、多機能型支援施設です。
今回、リターン品としては「コーヒカップ」を提供していただいていますが、軽作業やさおり織などもされています。さおり織も糸掛けから利用者さんがされていました笑顔が素敵な利用者さん(掲載の許可はいただいています)
陶芸は鈴木さんと高島さんのお二人が中心に作られています。
元々は作業としてではなく、レクリエーションの一つとして、陶芸を取り入れたのが始まり。
授産施設として開所した時から、陶芸室があったそうです。
創作活動に陶芸を取り入れるあたりが、伊賀らしいな…と感じました。

そんな中で、メキメキと頭角を現し、陶芸の才能を開花させたのが鈴木克彦さん。
現在はメインの作家さんとして活躍されています。
毎年県で開催されている、障害者芸術文化祭で何度も受賞しているという腕前の持ち主。
視察時も、商品だけでなく文化祭用として作成中の作品もありました。
ひとつひとつ、丁寧な作業で作られていて、完成作品のクオリティがとても高いです。

鈴木さんの傍らで、独創的なモチーフを制作しているのが、高島ようさん。
独特の感性で、鈴木さんとはまた違った雰囲気の作品が生み出されています。
ようさんの作品は、その作風に魅了されるファンの方がいるそうなのですが、とても納得です。
制作中の鈴木さん(左)と高島さん(右)鈴木さんの作品。一回目の焼きが終わった後、とのこと。高島さんの作品。乾燥中の七福神たち。(個人的にめちゃ好みです…)

制作のお部屋にも窯のある陶芸室にも、制作中の作品がたくさん。
普段、完成品はイベント出店などで並ぶそうですが、今年はコロナの影響で福祉系の行事も軒並み中止…なかなか出る場がないそうです。
こんな素敵な作品たちが世に出ないなんて、もったいない…
このプロジェクトがご縁となり、kinariがつなぎ役となって、一人でも多くの人の手に渡ると良いなあと思うのでした。
室内には販売用の作品もたくさん並んでいました。

陶芸室にて。焼き待ちの作品たち

リターン品となる予定のカップ&ソーサーの製作依頼もお願いしてきました。
既に焼きあがっているものありましたが、本当に素敵。しかもこのカップ、デサインや色合いが素敵なだけでなく、重厚感がありながらとても軽いのです。
みんな違ってみんないい同じ釉薬を使っても、色合いが微妙に異なるので、どんな作品ができるのかは「窯を開けるまで分からない」とのこと。同じ雰囲気でありながら全て違う、正真聡明の一点物。
カップ付きのプランをご支援いただいた皆様、どんな作品が届くかは当日までのお楽しみ。
首を長~くしてお待ちくださいませ。
数量限定ですので、ご支援ご検討中の方はぜひ、お早めに~(とさりげなくPR…)
「きらめき工房」奥島さん(左)
お忙しい中、ご案内いただきありがとうございました!