2017/05/26 21:33

こんばんは。
アース・カンパニーの小松です。

平均海抜が2mのマーシャル諸島では、満月の度に頻繁に高潮が起きています。

現地では「キングタイド」と呼ばれる高潮は、かつては人の一生のうち、数度あるかないか、の頻度でしたが、今では年に何度も発生するようになってしまいました。

その度に、通学や通院、買い物など日常生活で使う道路が海面上昇で頻繁に水浸しになって不通になってしまいます。

 

 「この数年ぐらい、高潮で道が通れず、潮が引くまで学校にいけないことがよくある」

 
とマーシャル諸島・ウォジャ島の小学生は言います。
 

こうした海面上昇は、先進国が排出する温室効果ガスによる気候変動が原因とされています。

 

マーシャル諸島は温室効果ガスをほとんど排出していません。

しかし、マーシャル諸島の子ども達は、それを原因とする海面上昇で学校に行けないという事態が発生している。。。

 

温室効果ガスの排出量世界5位の日本に住む私たちは、遠い海の向こうにそんな子ども達がいることをちゃんと知っておかなければならないのかもしれません。