4月25日（日）新玉旅館に行ってきました。

ご報告が遅くなり大変申し訳ありません。

トップ画像はジジ君と頭ごっちんしている女将さんです(´▽｀*)

現在は「にゃんこタイム」を復活させています。

感染対策とアレルギー猫のため、また猫の爪対策としても厚手のＴシャツとスウェットのような服を別にご持参下さい、とのことです。まず着替えてから触れ合いタイムを満喫してくださいませ。

そうそう靴下も必須です。

手洗いの徹底と外からの服を着替えていただくことで予防対策をされています。
旅館にいらっしゃる方は、お手数ですが、ご協力をお願いいたします。
また新玉にゃんこ達と触れ合うことができますよー!

今回は旅館の玄関を入ってすぐ右手の部屋、外からは窓越しにモノトーンの猫まみれが垣間見られる「ハチワレ猫ちゃん」部屋にやっとたどりつきました。現在は19匹いるそうです。

女将さんと一緒に旅館を運営されている弟さんから写真を撮った順に名前を教えてもらいメモし、写真を見ながら復習しましたので、ご紹介していきますね。

頭数が多いため、2回位に分けてご紹介しようと思います。

女将さんの面白エピソードもお伺いしたので、あとからお伝えしたいと思います。

また今回はボランティアで新玉旅館の紹介映像を制作してくださるという方がいらして、旅館やにゃんこ達の様子を撮影していかれました。

オールマイティに活用できるよう1分以内で旅館を紹介する印象的な映像を作成してくださいました。今度、またどのように活用するか話し合ってこちらでご紹介することがあるかも知れません。

ファーファーちゃんについて

ファーファーちゃんのおでこが腫れ上がってしまい、何度も膿を取っていたそうです。
あまりにひどくなったため、CT撮影したら鼻の骨が溶けて変形していたそうです。
腫瘍が大きくなり右目を圧迫しています。

恐らく骨肉腫ではないかと思われます。目が見えなくなる前に腫瘍を取る手術をした方がいいようです。ＣＴ他検査だけで5万円くらいかかったそうです。

元気だった頃のファーファーちゃん。一枚目の写真ではわかりにくいですが、横から見るとかなり盛り上がっていまっています。チャオ君みたいな状況らしく心配です。

難しく高額な手術になるようですが、とにかくファーファーちゃんが苦しくないようにしてあげたいそうです。

ハチワレ部屋の猫ちゃん達のご紹介

新玉旅館の猫写真集「おもてなしにゃんこ」を改めて見てみたら、説明も詳細で他の猫と一緒の場面や何ポーズか掲載されていて参考になりました。

が、黒猫ちゃんは何回か接して性格がわからないと判別するのは難しいと感じます(^^;)

写真集と照らし合わせながら実際接すると名前も覚えられ尚一層、親近感と愛情が湧くのではないかなーと思いました。写真集には載っていない新人猫ちゃんや既に亡くなった猫ちゃんもいますけれど。

それでは、ハチワレ部屋の猫ちゃん達を紹介していきますね。

この部屋には、お父さん猫のハチ君と2匹のお母さん猫（ハナちゃん、モミジちゃん）とその子ども達、外猫だったミーナちゃんとその子ども達、あとから来た元外猫のドメニコ君とチニ君の計19匹が暮らしています。

ミーナちゃんは既に亡くなっています。

生前のミーナちゃん他計16匹の子達は新玉旅館の写真集に掲載されています。

お父さん猫のハチ君とモミジちゃんとの子カリン君、血の繋がりのないドメニコ君とチニ君は写真集に掲載されていないそうです。

今回はミーナちゃんの子達と血の繋がりのない兄弟2匹をメインにご紹介いたします。

ミーナちゃんは外猫で赤ちゃんがいたことがわかった時に「子ども達連れておいで」と言ったら、現在は旅館入ってすぐ左手のガラス張り部屋が以前中庭だった時、そこに6匹の子達を連れてきたそうです。

その6匹を病院に連れていったら、目が悪い子が多く先生から命自体を諦めるように言われたのですが、女将さんが「いや、私が目薬を差して何とか命を守ります」とお世話をし、6匹共この部屋で今も元気に暮らしています。

ニコル君は食べ物のアレルギーにより全身の毛がかなり抜けてしまい、やっと体質にも口にもあった食べ物がわかったものの、よほど調子が悪いらしく自らケージの中に入ってじっとしているそうです。少しずつ毛が生えてきました。

肉類が全て合わなかったため、魚オンリーの缶詰とカリカリをあげているそうです。
海外製で缶詰は1缶約300円、カリカリが5,000円位のものと違うメーカーで量が多く15,000円位するものがあるそうです。

計算すると1食700円位×2～3回/日で単価が高くて驚きます。

この日も女将さんの従兄の方の奥様が猫のお世話のお手伝いにいらしていました。
人に慣れるように子ねこ達と遊んだりトイレや食事等色々とお世話をされています。

この棚には病気の子達用のウェットフードが入っています。

ニコル君だけでは寂しいし不安だろうとケージに姉妹のルナちゃんも一緒に入ってもらっていました。

ルナちゃんは胸に白い点があります。
ルナはラテン語で月、ギリシャ神話では月の女神です。女神様のような美人猫ちゃんです。ケージを開けて近づくと逃げてしまいましたが遠巻きに写真が撮れました。

片目が見えなくなったミル君。見えるようにとの願いを込めてミル君と名付けたそうです。

マカ君。
モミジちゃんの子のフィガロ君に顔が似ており、モミジちゃんの子ども達とも仲がいいそうです。フィガロ君と違うのは毛足が短いところです。

次回又ご紹介しますがモミジちゃんの子、フィガロ君。

左　鼻の向かって右側に黒点があるのがユズ君　
真中　面倒見が良いお母さん猫モミジちゃん
右　モミジちゃんにそっくりなチョビひげモモちゃん

特徴をとらえるとじわじわとわかってきて、わかった自分にニヤリとしてしまいます。

ハナちゃんは育児放棄で産みっぱなしのお母さんf^_^;
モミジちゃんは我が子以外にもおっぱいをあげてきた面倒見のいいお母さんだそうです。

人間大好き!猫が嫌いな（まさか我が子さえ?(^^;)）茶キジのハナちゃん。洋猫入ってますね。

ついでにご紹介。ハナちゃんとモミジちゃんの旦那様、人間大好き!甘えん坊のハチ君です。

弱視のココちゃん。あなたのおうちはココよ!という意味で名付けたそうです。
人が苦手らしく中々懐かないため、懐いてくれたらあなたはラッキーなお方です、とのこと。

ソルちゃんは遊ぶのが大好き!でも気分屋さんとのこと。まさに猫ですね(´▽｀*)

ミーナちゃんの子ども達はかなり美猫さんです。黒猫ちゃん達は特に漆黒のつやつやした毛と黄色いまん丸な目が本当に美しいです。

お次はこの中では血のつながりのないドメニコ君とチニ君です。
なじむまでは時間がかかったそうですが、今ではモミジちゃん始め皆が認めてくれるようになり、少し距離はあるもののけんかせずに仲良く過ごしているようです。

ドラキュラみたいな牙が隠せないドメニコ君

(*´∀｀*)ポーカーフェイスが可愛いですね。

ドメニコ君と兄弟のチニ君。可愛いお手々です♡

嬉しいと興奮して思わず噛みついてしまいます。
女将さんの弟さんがその時には叱らずに好き好きチューしていさめているそうです。

チニ君は以前は外猫で旅館の玄関でお客様をお出迎えしてくれる、お出迎え猫ちゃんでした。
ある日、近所の自動販売機にジュースを買いに来た男性から顔を蹴られて顎の骨が折れてしまいました。

旅館に知らせてくれた方がいらして、慌てて駆けつけ病院に連れて行ったそうです。
2週間入院し、しばらくは固いものが食べられなかったそうです。

けれどそれでもいまだ人間が大好きなチニ君。

人間が一番残酷ですね。動物はただ一生懸命に生きて命をまっとうしているだけです。
旅館の女将さん達はご縁があったその小さな命を守ってきました。
いつもお話を伺っては頭が下がるばかりです。

左　ココちゃん　　右　ハナちゃん

マッサージしているところを激写。私もして欲しい(^^;)

左　マリーちゃん？ソルちゃん？　

真ん中　アンズ君？違ったカリン君

右　ハチ君

恐らくカリン君。モフモフに顔をうずめたい衝動にかられます。

うめちゃんの現在

みんな大好き、うめちゃん。あまり調子は良くないそうです。毛並みがぱさぱさしていました。
普段はあまり食べないそうですが、人が来たからか頑張って食べようとしてくれました。

普通の健康な猫ならば大丈夫なちょっとしたことでも、猫エイズのため深刻な状況になってしまうようです。

余談です

健康部屋のボス、ジジ君と女将さん。
女将さんでさえジジ君が怖いそうです。触られるのが好きでないらしく、いつ豹変するかわからないとのこと。

帰りに女将さんと映像クリエイターの方と少しお話しして帰りました。

屋根修理をしてくださる大工さんが他の現場で屋根から落ちて旅館の屋根工事が中断していることを伺いました。大工さんは骨折されて大変だったそうです。

その話の流れから～実は女将さんも旅館の二階の窓を拭いている時に隣を流れる朝見川に落ちたことがあるそうです。

増水していたため足がつかない状況です(^◇^;)

普通ならパニックになってしまうと思うのですが、女将さんは若い頃水泳の選手で、服を着たまま水に落ちた時の訓練もされていたため、水中で冷静に上着とズボンを脱ぎ、上がれる場所のある川岸まで泳いで難を逃れたそうです。

むしろ川に落ちたからこそ怪我をせずに済み良かったのかも知れません。

また更には以前、別府湾に落ちた事もあり、同じように海中で冷静に上着とズボンを脱いで大分市の高崎山・うみたまごのある田の浦という所から旅館のある浜脇まで泳いで帰ってきたそうです。

かなりの距離があるので道路を歩くより泳いだ方が良かったと(^^;)

歩いて約1時間。

今でこそ10号線は道路が拡張され人口海浜も作られてはいますが、別府湾は沿岸も深さがあり埋め立ても難しいと言われていました。

「テトラポットにぶつからなくて良かったわ。鮫が怖かったけどね」

と何事もなかったかのように淡々と話す様子にびっくりするやらおかしいやらで失礼ながらお話を伺いながら笑ってしまいました。

実際もし自分が、とリアルに想像したら怖くて身震いしましたが。

以上、余談でした。

実際に旅館に泊まりにいらして経験豊富でワイルドな女将さんから色々とお話しを聞いてくださいね。

それではまたご報告いたします。

伝えたい事が多過ぎて、いつも長くなり申し訳ありません。

現在は世間一般的にはGWですね。

感染対策をして外出、コロナが不安で引きこもり、通常通りお仕事、等々の事情＝地域や状況により違うと思いますが、全ての方が平穏無事に過ごされますように。

皆様の健康とご多幸を心から祈っています。コロナが早く収束しますように。

改めまして、もしご支援いただけるなら旅館に直接お振込み、又はご送付をお願いいたします。

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